ギャラリー16でのリレートーク3日目「京都の現代美術80年代」まとめ

■京都初の現代美術ギャラリー(戦後美術、という言い方がある意味では正しい)であるギャラリー16が開廊50年を迎えるにあたって開催されているリレートーク3日のまとめです。 ※4日目90年代まとめはこちら http://togetter.com/li/381296 続きを読む
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あたしか @wakarige075

→ちなみにその転換点としてパネリスト陣があげていたのは、85年に開催された石原友明、木村浩、森村泰昌各氏の三人展「ラディカルな意志のスマイル」展(16)だったことは、ここで特筆しておく必要があるでしょう(森村氏の名画なりきりシリーズ(?)の嚆矢となる展覧会です) #50_16

2012-09-28 01:33:12
あたしか @wakarige075

ともあれ、かかる転換によって、新たな才能が出てくる一方で、80年代前半の熱狂(それは70年代からの継続でもある)が言語化されないまま現代美術界隈に沈殿していき、しまいには〈悪い場所〉呼ばわりされるようになった――という山部氏の指摘は、非常に重要である #50_16

2012-09-28 01:40:42
あたしか @wakarige075

――トークショーの内容についての超乱暴な紹介は以上ですが、今回のリレートーク全体の内容についてはモデレータの坂上女史が詳細にまとめた上で、来年あたりに出版するとのことです #50_16

2012-09-28 01:43:57
あたしか @wakarige075

――あと、今回のトークショーは、あくまで「galerie 16」についてのものですので、80年代後半以降京都においてもオルタナティヴスペースが叢生し、そこからギャラリーを通さない形で新たなムーヴメントが生まれていったことは、同時に指摘されるべきでしょう #50_16

2012-09-28 01:47:18
あたしか @wakarige075

――そう言えば以前VOICE GALLERYで、後のダムタイプであるな面々のオルタナティヴスペースな活動についての資料がざっと展示されてました #50_16

2012-09-28 01:48:44
Alata Hasegawa @rob_art

@wamulamo 中原浩大さんが、昨日のトークで「毎月のようにインスタレーションを行って、同じ要素やパーツを含みながら、実験を重ねていった」との趣旨の話をされましたよ。中原80年第初期作品が時代の空気を代弁してるといった言説への警戒からくる発言ではありますが。

2012-09-28 17:26:06
Alata Hasegawa @rob_art

@wamulamo 本人は89年のユーロパリア以前と以後で自分の中で転換があると話しておられましたが、89年以前の作品は特に、簡単に見れる資料が少ないですね。

2012-09-28 18:21:08