たたら製鉄と環境破壊

たたら製鉄と環境破壊についての興味深いツイートをまとめました。
環境
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橋本麻里 @hashimoto_tokyo
【たたら製鉄】たたらシンポジウム2012:11月10日に東京国立博物館・平成館で講演を、11日に東京藝術大学グラウンドでたたら操業体験を行う http://t.co/0p3a7gCj (たたら操業体験はもう満員だが、たたら踏み体験はできる模様。操業の様子だけでも見に行こうかな。)
Oguchi T/小口 高 @ogugeo
@hashimoto_tokyo このシンポジウムの副題「”たたら製鉄”にみる人と自然との共生」には違和感があります。たたら製鉄は,それなりに大規模な人工地形改変と森林伐採をともなっていて,環境破壊であったという評価もあります。当日,副題の説明があるのかもしれませんが。
橋本麻里 @hashimoto_tokyo
はい。いわゆる八岐大蛇神話は川の上流で砂鉄を掘り、製鉄を行った結果、川が荒れ、水は赤く濁り、洪水によって下流の農民に被害をもたらした歴史を表現しているのではとも言われます。「人と自然との共生」という使い古された副題は間に合わせにつけたのでは、という気がしますが…。@ogugeo
橋本麻里 @hashimoto_tokyo
(斐伊川=八岐大蛇ですね。)
快適な生活 @Kaiteki
数百年前の奥出雲でのたたら製鉄を環境破壊とかいうの凄いね,律令制度時代の日本に官僚が東大法学部を出ていないとか批判するようなものじゃないの
このツイートは権利者によって削除されています。
Oguchi T/小口 高 @ogugeo
@hashimoto_tokyo そうですね,「過ぎてしまえば,みな美しい」的な発想が感じられ,ちょっとぞっとしました。伝統文化であったことは当然評価するとともに,負の側面も隠さずに,ちゃんと伝えていくことが,過去から学べる教材としての「たたら製鉄」の価値を高めるように思います。
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet
江戸期の砂鉄採取技法ですと、鉄穴流し(かんなながし)というものがあります。風化岩石に含まれる砂鉄(1%内外しかない)を採集するための方法ですが、大幅な採掘作業を伴い、しばしば災害を引き起こしました。
橋本麻里 @hashimoto_tokyo
そして10月10日からは東京国立博物館で「大出雲展」が始まります。http://t.co/yeeYzxBs 2012年は『古事記』編纂1300年、2013年には60年ぶりの出雲大社大遷宮ってことで。
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet
これについては、貞方昇著「中国地方における鉄穴流しによる地形環境変貌」という資料があります。詳しいですが部数が少なく、そして高価です。

コメント

マルンボーリ @tandaji 2012年10月7日
江戸時代日本の各地で過剰伐採による土砂崩れや森林荒廃が問題になり、事を憂いだ幕府が森林管理者を配置して山林の保護・育成に乗り出した話を思い出した。
saebou @Cristoforou 2012年10月7日
『もののけ姫』はたたら製鉄が環境破壊というか環境に手を入れていかないと生きていけない人間の業みたいなものの象徴でしたよね。
Oguchi T/小口 高 @ogugeo 2012年10月8日
たたら製鉄に環境破壊の側面がなかったと主張される方は「濁水紛争」をご存じないようです。検索すればいろいろ出てきます。近世日本で最大の公害問題と位置づけた学者もいます。ある意味で足尾鉱毒事件と似た構図です。
Ryo H @rin_chicchi 2012年10月8日
たたら製鉄による膨大な河川への土砂供給は,山陰地方の砂浜にも影響を与えている.現在の山陰地方の海岸侵食には,たたら製鉄が行われなくなり,土砂供給量の減少したことが少なからず影響している.たたら製鉄による影響・環境破壊(たたら製鉄が行われていなければ形成されていない砂浜だが…)は現在も続いている.
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