2012年10月8日

マンガ家、田中ユタカ先生と藤田和日郎先生の対話

Hマンガ界においてあまりにも独自にして特異なスタンスを持つ作家田中ユタカ先生と、少年マンガ界で有数の熱いマンガを描く作家藤田和日郎先生の「創作の方法論」を巡る真摯なやり取り。始まりは西尾維新先生の特異な創作論から、お互いの作劇方法の一致点と相違点を巡るスリリングなやり取りへ。お二人の対談本というのも是非見てみたいような気がします。
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藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

だいぶ前に珍しい方と対談したんだよって書いたんですが、そのお方は、西尾維新さんでしたー。 西尾維新さんの「偽物語 コンプリートガイドブック」のための対談でした。 いや、もう呼ばれたのが意外でね。 西尾さんはおれの描く漫画なんてキライかと思っていましたですよ。(笑)

2012-09-29 19:10:25
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

だって、そうでっしゃろ?(笑) あちらさんはトンガった新感覚で読者を新しい世界に連れてゆく最先端の作家。 こっちは、保守的な古来からの物語作りを旨とする少年まんが家。 自分の漫画にまといつく、ガーンとやっちゃえばいいんだよ感が西尾さんにとって納得のゆくものではナイと思ってたモノ

2012-09-29 19:17:34
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

でも、対談は、不思議がるおれを西尾さんが笑顔で受け入れてくれつつ終始穏やかに進みましたね。 訊きたいコトも尋ねて、しゃべるコトも喋って、面白うございましたよ。 いつも失敗するのはおればっか喋っちゃうコト。 こればっかりは避けねばなんない。(笑) 今読み返すと……ダイジョーブだ

2012-09-29 19:23:31
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

対談のメインはおれと西尾さんの作劇の違い、について。 西尾さんの小説でおれがビックリし続けていたストーリーは、西尾さんが重要視しているのが、「意外性」だと言うコトを聞いてなるほどと腑に落ちました。 こっちは読者の方の「期待」の応えるためのストーリー作りだから、そりゃ違うわねえ。

2012-09-29 19:28:59
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

刺激は、いたるトコロにありますな。 その中でも、作家さんとの会話で、新しい世界が見えたり、自分が浮き彫りになったりするのは、物凄い刺激です。 ああ。こういうやり方をやっている方もいるのだな、はおれの脳髄を揺らしてくれました。 ありがとう。西尾維新さん。\(^o^)/

2012-09-29 19:32:48
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

ただし、FAXでお礼を書いた時のカシャカシャ描いたイラストを使ってもらってるのはありがたいですが、恥ずかしい……。 もう、決定しているキャラクターをおれの絵柄で描くなんて、 もはやニセモノガタリ……。(>_<)

2012-09-29 19:37:29
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

@Ufujitakazuhiro 「偽物語 コンプリートガイドブック」、たった今amazonから届きました(^▽^)/

2012-09-29 19:26:21
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

“キャラクターを解体していくのが私の方法”「偽物語アニメコンプリートガイドブック」http://t.co/g8eZ2ndf の西尾維新先生のインタビューが非常に興味深く刺激的です。「物語の書き方」、創作への姿勢。#化物語 #偽物語

2012-10-02 07:23:08
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

@tanakayutak ううわ。田中先生。範囲が広いですねえ! お手柔らかに読んでいただきたく存じます……(笑)

2012-09-30 11:40:43
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

@Ufujitakazuhiro 藤田先生と西尾維新先生の組み合わせが新鮮でした。作家同士の誠実な対談に大いに刺激をいただきました。そして藤田先生の忍野メメがイイ感じです(^^) 

2012-10-01 07:46:31
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

@tanakayutak ありがとうございます!ううわ、田中先生に褒められた!嬉しいなあ。 いえね。今回の対談は、誠実も誠実。なにせ訊きたいコトだらけで臨みましたもの。(笑) 理由は田中さんが仰られるよう、西尾先生との方法論の違いです。その違和感、その新鮮さを知りたかったのです。

2012-10-01 12:08:21
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

@Ufujitakazuhiro 『化物語』、大好きです!アニメのディスクも揃えて持っています。初めてこの作品に接した時はビックリしました。ほとんどムダな会話じゃないか!自分の知るマンガの構成術なら間違いなくNGです。なのにこんなに魅力的で面白いなんて、鮮やかな驚きでした。

2012-10-01 07:48:05
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

@tanakayutak その通りです。きっと田中さんと自分の構成術は恐れながら近いものがあると思います。ですが、西尾先生のそれは全く異質に感じられるのですよね。そこをお訊きしたかったのです。 会話でわかったコトは、なるほどーでしたよ。(*^_^*)

2012-10-01 12:16:19
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

@tanakayutak 西尾先生はけっして自分達と違う人類ではありません。おれの漫画を読んで感じてくれる感性もお持ちです。 ですが、運動神経というか、体感的に、今の読者が欲しいバーベキューで言えばお肉の部分を知っていらっしゃるのですね。 我々が構成でお肉を串の奥の方に刺すとした

2012-10-01 12:22:21
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

@tanakayutak ら、西尾先生はその刺し方を、その大切な「意外性」という指針に沿って、読者の待っている順に刺し変えるコトができるのです。 ごめんなさい。 わかりにくい説明ですね。 でも、ものすごい刺激でしたよ。 きっと田中先生とおしゃべりする時もそうでしょうね。

2012-10-01 12:26:41
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

@Ufujitakazuhiro バーベキューの例えお見事です(^^)すごくよくわかります!

2012-10-02 06:33:59
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

@tanakayutak わかっていただけると、すっごい嬉しいですよ!

2012-10-02 14:00:40
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

@Ufujitakazuhiro 読み手の期待感との対話が、とても活き活きと瑞々しいと感じます。外側のストーリーよりも、読者の密やかな感情からの期待感と囁き合うような。そして、不意打ちのように現れる真っ直ぐで真っ当なものに、胸を突かれます。少年少女のための物語だと感動します。

2012-10-02 06:48:07
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

@tanakayutak 美しい言葉で表現されますねえ。 そう言うものをまた田中さんの漫画から感じるのですよ。

2012-10-02 14:02:52
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

@Ufujitakazuhiro 「『マッチ売りの少女』への怒りがなくなっちゃった」とのお話にハッとなりました。自分の中にある「どうしても書き換えられなくてはならない物語」が、人が物を書くモチベーションになります。それが尽きる処まで描かかれたのだということに心を打たれました。

2012-10-02 07:07:40
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

@tanakayutak お恥ずかしい。 人間性、原初的実体験、共に乏しい故、それにすがってしまう不明。 もっともっと、自分の中に何かしっかりしたどっしりしたモノを取り込まねばと思っているのですが……。(笑) 田中さんにはおありですか? ……………あるでしょうねえ。(^。^)

2012-10-02 14:08:52
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

@Ufujitakazuhiro 難しい問いです…/(^_^;)「自分の根本は…」なんてきっと見当違いのうぬぼれ鏡の自画像になってしまいそうです。人に想像力の行使を迫るような体験は、自分でもそう容易くアクセス出来ない姿をしてるんじゃないかという感じがします。

2012-10-02 16:51:05
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

@Ufujitakazuhiro 他人に読んでもらうための出来る作品を描くのに必要なのは、特殊な体験や思想や感性よりも、むしろ真っ当すぎるくらい真っ当な道徳観や正義感だと思うのです。子どものころの正義をしっかりと持っておけば、それで十分なのだと思います。

2012-10-02 16:53:15
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

@tanakayutak 好きな作家さんの、その得体の知れぬ根源に触れるのは、きっとゆっくりと慌てない穏やかな会話しかないのだろうと思いますよ。(笑) いつかお話できる時のためにとっておきましょうね。 (*^_^*)

2012-10-03 14:06:18
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

@tanakayutak 田中さんの作品に強烈に漂う、性や血の匂いに対立する凛々しさの正体に、その言葉でほんの少し触れたような気がします。 興味深い漫画家さんですねえ。田中先生は。(^◇^)

2012-10-03 14:10:48
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