ようめ用語・悉若無哲学用語のいろいろ解説
- L_O_Nihilum
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柵定されることでそれは「1作品」となる。で、これがなんていうんだろ…一定の範疇でさらに大きく枠づけされ、周囲に扱うことが可能になっているもの。これがパッケージ、かなと。ようめさんは時にこのパッケージすら内部外部つけたり、フレーミングパッケージと云ったりするのでそこが課題ですが…
2012-10-11 00:19:16「トリアージ」は分割救急の意が原義です。こちらは、なんというか「管理」とか[支配]、「取扱い」の意味で彼は遣ってると僕は推測しています。
2012-10-11 00:20:08つまり例えば、なりきりとかで、「なりきりのこのキャラになりきる」…つまり「なりきってこのキャラを扱い、その彼の行動の何らかをコントロールする」。これが、トリアージ。
2012-10-11 00:20:51トリアージには基本的に2種類あって、僕がヴェチェールを呼ぶ時使うのが「統治的トリアージ」つまり、彼の意思全体を統治的に扱う(逆に、彼にすべて自分の意識を統治してもらう)。
2012-10-11 00:21:55一方で、「空竜」氏が言っていたなりきりのやり方、をようめさんは「経済的トリアージ」と呼ぶ。つまり、キャラの誰か、をそこに描こうとして、自分じゃないものとして分離しようとせず、自分の中での(分身との?)対話と言う意味でトリアージすること。これは経済的トリアージと呼んでましたっけ。
2012-10-11 00:22:58また、そこから、人付き合いや自己管理などの意味でも「トリアージ」を応用できると思います。
2012-10-11 00:23:22自己を完全に自分の意識でコントロールしようとすることが「統治的トリアージ」。その意識を他人にも貸したり、いろいろなマルチタスクにこの意識を分散させぶつけ合わせることが「経済的トリアージ」。
2012-10-11 00:24:09@kinginkeika それなら安心です。というか、僕が用語集みたいなのつくればいい話でしてね…w まあ、ある程度の言葉は扱えるくらいになってるので(まさにトリアージw)、トリアージ出来てる限りの言葉は僕もようめさんから貰って使ってます。
2012-10-11 00:25:21あと、他にも他人との付き合いで。例えばけよりなを思い浮かべてほしいんですが、達哉と麻衣が酔いつぶれて帰ってくるさやかさんを介抱します。これもトリアージ。行動が不能になってるさやかさんを総合的に面倒みるので、さやかさんの統治的トリアージになるのかな。
2012-10-11 00:26:38あとフィーナルートなんかは経済的トリアージを課題とする話が出て来てますね。カレンの言葉です。「もし達哉が国王になったとして、停戦会議のころに家族が病気になったとしたらどうするか」。行動、管理考動。すなわちトリアージの経済的応用の問いという事が出来る。
2012-10-11 00:27:58どうにせよトリアージは「管理」「管轄」「状況処理」の意味合いで使っているのだと思います。
2012-10-11 00:29:04@L_O_Nihilum ちょっと気になるのが、ユーティリティの意味に、公益という意味も含まれているのかなぁとは思いました。
2012-10-11 00:30:19あと僕がよくよく「消費-享受」の二項対立を脱構築したものとして扱いますが、彼のなかではこの二つもさらに複雑に重層化してると考えられます
2012-10-11 00:30:26@kinginkeika おそらくようめさんの中ではあると思います。多分僕のユーティリティという語で説明するなら、彼の場合、「多くの人の集まり(=クラスタ)」を一つのユーティリティ機能としてとらえた時、その空間内の共有、つまりユーティリティ共有空間が出来る、ともしてるかなと。
2012-10-11 00:32:21どういう重層化かというと、「消費(=貨幣的生産/貨幣的消費)-享受(非貨幣的生産/非貨幣的消費)」という重層化。つまり、貨幣を経由するかどうかで二項対立を立て、そのそれぞれの二項対立の内部にも二項対立を形成しているのです。
2012-10-11 00:33:45この場合、貨幣的生産・消費は常識的・現在の思想的な意味での「消費」の範疇での、需要/供給的経済を前提とした生産・消費の事でしょう。
2012-10-11 00:34:46恐らく、”経済的な需要・供給に関わらず自由な創作や享受、お金を払う範囲を超えたところでの諸活動の生成・消費”の事だと思います。つまり、要するに創作・享受の二項対立です。
2012-10-11 00:36:19ミクロにもマクロにも脱構築的です。なんにせよ非貨幣的な、公益的生産・消費、Vollantaryな消費・生産でもお金は発生するので、そこに経済的要素が絡みます。また、経済的な連続生成、大量生産のなかでも創意工夫をすることは可能です。
2012-10-11 00:37:30またミクロな脱構築としては、需要・供給自体、供給することを需要するし、需要が生まれること自体を供給している、というサイクルが即ち経済です。そして、非貨幣のほうでの創作・享受の脱構築は私がいつもしている通り。作ること自体が楽しみでもあり、楽しむことから創作が生まれる。
2012-10-11 00:38:47