- ttt_cellule
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日本人が「生活保護受給者にタダ飯を食わせるな!」みたいな感じになってしまうのは、日本人に「まっとうに働いている者だけが共同体メンバ」という意識があるから。共同体メンバでなければ切り捨ててもOK。この「まっとうに働く」の定義は微妙で、派遣社員もアウトと考える日本人は多い
2011-11-23 13:37:08自己啓発セミナーの背景知は辿ろうと思えば辿れるんだろうな。自我心理学がどの点で流入したのか、さらなる短絡はどこで生じたのか、なぜ・いつから・この業界で運用されているのか……。
2012-10-10 14:44:06メソッドのつねだが、メソッドを使う、叩き込まれる、指導する側であっても、メソッドの歴史的形成過程には鈍感だったりするので、伝達されないものだ
2012-10-10 14:47:23@ttt_cellule いやぁ、リアルにそういう感じで… もう、話題としては過去ですが、自己啓発の背景知については、思うところがあって、また考えを煮詰めたときに---そんな時は多分来ませんが---また。。。
2012-10-14 14:08:00@u_u_t_t アメリカにおける背景知は古くは19cのスマイルズの本やアメリカの宗教と社会の関係に根があるでしょうし、さらにはプラグマティズムの水脈とも交差するだろうし…、とめちゃ深刻なテーマになると思う
2012-10-14 16:39:26@ttt_cellule もう底なしにずさんな分類法ですけれど、ロマン主義的なものへの憧憬と、啓蒙主義と、その辺りの啀み合いにまで、自己啓発への寄りすがりの起源は遡れてしまうのかなと、と…もしかすると、ヨーロッパでは、オカルト的なものが自己啓発の役割を果たしていたのでは?など…
2012-10-15 10:58:55@u_u_t_t 本当に底なしになりますよ! 自己開発のメソッドと捉えるか、思弁的体系があるとみなすか、職業モチベの箴言的知の集成とするか、と分岐が山ほどあるんでw
2012-10-15 11:00:36@u_u_t_t ある時点で啓蒙主義が入ってるだろうけど、それは内容面か伝達経路面なのかと考えだすとよくわからなくなってくる。オカルト的なものというけど、アメリカでは地方ほど宗教とこれらメソッドの繋がりが深くなるはず…。/日本においては大正以降まとまってくるんだと漠然と思ってる
2012-10-15 11:03:59@u_u_t_t 書籍単位やコーチングの場面で見てしまうと、「著者」「(特殊)思想」「伝達・教授の非対称性」「ハマる人/ハマるのを冷笑する人」に目が奪われるけど、実際のところ、思い思いに職業現場で用いられる運用知の類だと思うんですよ<箴言知
2012-10-15 11:07:27@ttt_cellule ところで、蛇足を挟んどきますが、アメリカのニューエイジ思想は都会やリベラルな大学生の間でも(だからこそ)生き延びてます。。。オウムみたいな事件がなかった所為かもしれませんが、ニューエイジは未だにニューです、こちらでは。
2012-10-15 11:08:31@u_u_t_t スガの反原発本でも少し出てくるんだけど、疎外の克服のために精神労働/肉体労働の止揚、ホロン、全体性の回復、などがかつて出現したんだから(誤解のもとでの文革称揚もこの線で繰り広げられた)、思想史上にそれなりに根を張ってて手強いよ。
2012-10-15 11:17:14@u_u_t_t 日本で大正時代というと、都市化、都市労働者の出現、大卒層増加(60年代ほどじゃないけど)、共産主義運動とその農村部展開(挫折込み)、新興宗教出現、などあるわけで、宗教との関係も当然あるんだろうと思う
2012-10-15 11:09:34@ttt_cellule なにしろ、幸福の科学やオウム、江原的スピリチュアリズムも、なんと言うか、「偏差値思考」じゃないですか。修行して、霊的ステージを上げて、霊的バージョンアップをはかりましょう。そのために、こういう修行、お布施、が必要です云々。自己啓発的…
2012-10-15 11:13:44@u_u_t_t ああ、developmentには「ステージ昇降」があるとw でもそれって偏差値的な延長性の希求であると同時に立身出世のイメージの代替物でもあるし…
2012-10-15 11:15:08@ttt_cellule 教団内の立身出世ととらえると、因数が複雑すぎますが、基本的に霊的ステージに関しては純粋なものですし、教祖は絶対だから、そう考えると若干、労働の自己啓発と、人生一般における、みたいなそれとは別になるのかもしれません。生活と労働はかなり未分化にも思えますが。
2012-10-15 11:21:24@u_u_t_t 日本だとたぶん「宗教」という呼び名、レッテルが高齢者以外には罵倒として機能するぐらいだから、集団形成、組織においては「勤勉・勤労モラルの共有によって共同体の成員と認める」といった手続きが前面に来ると思う
2012-10-15 11:24:44@u_u_t_t 何かいい研究は無いものかと探していたところ、牧野智和『自己啓発の時代 「自己」の文化社会学的探究』(勁草書房、2012.3)というのが見つかったんだけど http://t.co/4CSBOSss 、「書籍の変化」で切ってるのが、締めやすいところで締めたな…と。
2012-10-15 11:13:32@u_u_t_t 「書籍の思想系譜面とツール面」「運用されている現場」「集団形成およびリアルにコミュニティ形成の有無」 このへんの局面をうまく分けて行くとすっきりしそう
2012-10-15 11:27:50