新食品表示法(仮称)に関する消費者団体とのワークショップ
西澤 説明されてことと、皆様の意見で漏れていたこと。 輸出用と国内物で表示事項が異なる。輸出用では全部書いてある。しかし、国内物は書いていない(添加物の一括名など)。それらの統一についてはどうなる?
2012-10-24 11:37:55事務局 表示制度については各国が定める。我々が定めるのは国内のルール。外国で売るものは各国に併せて。各国でルールも異なるし、使用できる添加物も異なる。各国のルールに従った表示や製品設計になる。
2012-10-24 11:39:10事務局 おっしゃることはわかるが、海外輸出は少ないかもしれないし、パッケージが同じように見えても中身が異なることがあるかもしれない。たまたまそういう状況になったものだけ輸出した人は国内へも義務をかけてやりなさいと言うことは難しいのではないか。
2012-10-24 11:42:41関澤 今の意見に関連して2点 表示についてのワークショップだが、情報提供は表示に限られない。情報提供のあり方はどうあるべきかのなかから表示も位置づけが必要。表示で全てで情報提供ができるとは思えない。
2012-10-24 11:44:04関澤 知る権利と選択する権利には同感。しかし、合理的に選択となると添加物の使用内容が合理的な判断につながるかも注意が必要。例えば、添加物の数が少ないと言うことが合理的な判断につながるのか?
2012-10-24 11:45:13神山 消費者庁のHPに子どものお酒の誤飲事故への注意がある。食品衛生法の食品の定義では酒類も含まれる。新法でお酒の表示も取り込むべき。缶にフルーツの絵を描く描くなど誤飲を招く表示に規制を設けるべき。
2012-10-24 11:46:48飛田? 子どもには食べさせないほうが良いもの。例えば、お酒やカフェインなど。青少年への配慮があまりされてなかったので検討を。アメリカではカフェイン入り飲料の事故やカラメル色素に有害物質を含んだものがあるという議論が起こっている。
2012-10-24 11:48:51天笠 わかりやすい表示について、簡略化して良い表示もあると想う。カロリーオフとカロリーゼロの違いやアイスクリームやアイスミルク、ラクトアイスの違い、豆乳と調整豆乳の違いなど、こういうものは簡略化しても良いのではないか。
2012-10-24 11:51:23河村 今日のワークショップだが、不思議に思う。消費者のためなのに、消費者はどうあるべきかという評論家のような人がいる。情報が欲しくないと言う消費者は考えられない。事業者には負担があるのではないか、というのは審議会の場では必要だろう。
2012-10-24 11:53:44事務局 本日のワークショップは、法律事項で考えていること、下位法令で考えていることをご説明することがあった。法律事項に関することについては聞きっぱなしと言うわけでもないので、簡単に。
2012-10-24 11:57:23事務局 消費者基本法の基本理念を実現することは進めて行く。消費者の権利については事業者に義務を課す一方、消費者の権利義務には変化がない、意見としてはあることは踏まえる。
2012-10-24 11:58:36事務局 景表法 表示だけでなく、取引条件のものもある。また、食品とそれ以外の物について共通で定める必要があるものがある。新法で、食品を景表法から除外となると整合性の問題も生じる。
2012-10-24 12:00:00事務局 特別法が一般法の関係で空白を生じないように注意を払う必要がある。また、新法だけですべてをカバーする必要はない。今までは表示と言う同一事項について2重に規制がかかっていることが問題だった。
2012-10-24 12:01:18事務局 お酒については、地方機関を持っていない消費者庁に移管すると、地方組織を持つ国税庁より監視体制が弱体化する恐れもある。また、一部のものだけ別法律で規制することがないわけではない。
2012-10-24 12:02:21