10月24日(水) C.P.E.バッハ《ヴュルテンベルク・ソナタ集》onクラヴィコード

2012年10月24日(水)20時開演  カフェ・モンタージュ [京都市中京区夷川通柳馬場北東角] ●C.P.E.バッハ(1714-1788):ヴュルテンベルク・ソナタ集 Die Württembergische Sonaten Wq.49 (1742/44、全6曲)[クラヴィコード独奏]  第1ソナタ イ短調 (Berlin, 1742) Moderato - Andante - Allegro assai 続きを読む
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高田伸也 / shinya takada @pankomedia

「同じチェンバロをだれがひこうと音が変わるはずが無いと考えている人には...優れたクラヴィコード奏者と、チェンバロばかりひいているふたりに、同じ曲をチェンバロでつぎつぎにひかせて、そのふたりが同じ効果を生んだかどうかを判断してみるが良い。」

2012-10-23 21:10:33
高田伸也 / shinya takada @pankomedia

「パッセージの演奏はどんなにむずかしくても、よく練習さえすればどうにかなるが、それよりずっとやっかいなのは単純な音符をうまくひくことである。」

2012-10-23 21:10:36
高田伸也 / shinya takada @pankomedia

「これまでごく少数の人々にしかみられなかった真に良きものが、広く世にひろまってほしいものである。」

2012-10-23 21:10:41
高田伸也 / shinya takada @pankomedia

.... と、こういった高い調子で18世紀に書かれた名文。そのエマニュエル・バッハの世界とは。曲を知っている、という人さえ少ない中で、それらを生のクラヴィコードの演奏で聴いたことのある人が日本に何人いるか。明日は、そんな音楽世界に浸る、この世で一番静かなコンサートです。

2012-10-23 21:10:47
高田伸也 / shinya takada @pankomedia

と、長々と書く横で、大井浩明さんのクラヴィコードのリハーサルが続いていますが、時々全く聴いたことの無いような輝きを放つパッセージが耳に突き刺さってハッとさせられる。音の小さいのには十分も経たないうちに慣れて、なるほど全ての音楽表現がこのミクロの世界に詰まっていると納得させられる。

2012-10-23 21:22:24
CAFE MONTAGE - カフェ・モンタージュ @CafeMontage

10/24 カフェ・モンタージュ、本日は「クラヴィ・コード」(演奏:大井浩明)のため、カフェはおやすみです。開場は19時半、20時開演。お席まだございますので、予約なしの飛び入りも大歓迎です。 http://t.co/StX9tRie

2012-10-24 14:31:24
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ken hongou @kenhongou

本日〜京都:エマヌエル・バッハ「ヴュルテンベルク・ソナタ集」大井浩明さん全曲演奏 http://t.co/C0OJYCbm

2012-10-24 01:08:27
川崎弘二 Kōji Kawasaki @koji_ks

大井浩明クラヴィコードコンサート@モンタージュ、アンコール2曲目はケージのプリペアドピアノでした http://t.co/h6OX38Uv

2012-10-25 00:05:45
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初霜亜晩 @kazuwe_eclipse

あ…ありのままおこったことを話すぜ。クラヴィコードの演奏を聞いていたと思ったらいつのまにかプリペアドピアノになっていた……どうしてこうなった/(^O^)\げろげろ

2012-10-25 00:59:36
初霜亜晩 @kazuwe_eclipse

調律とかもあったけど最長記録(21時50分終了)でした。ジョンケージをこえるとは思ってなかったよげろげろどうしてこうなった/(^O^)\げろげろ

2012-10-25 01:01:42
初霜亜晩 @kazuwe_eclipse

みやもとは大井さんに手を振ってもらったので大満足でした(笑)あしたいちげんやしねます…いちげんさんおことわりしたい…

2012-10-25 01:03:09
XupoakuOu @XupoakuOu

本日のC.P.E.バッハ《ヴュルテンベルク・ソナタ集》(1742/44)全6曲によるクラヴィコード公演、アンコールはC.P.E.バッハ《我がジルバーマン・クラヴィアへの別れ》(1781)+J.ケージ《孤島の娘たち》(1945)でした。やっぱりクラヴィコード向きだと思ったな。

2012-10-24 23:38:20
XupoakuOu @XupoakuOu

C.P.E.バッハが《ヴュルテンベルク・ソナタ集》を献呈したヴュルテンベルク公カール・オイゲンが、当時まだ16歳のガキだったことも驚きだけど、父の財務顧問の死体を掘り起こして絞首台に晒したとか、自由主義者を投獄したとか、シラーの庇護者だったとか、庶子が認知11人・非認知77人とか

2012-10-23 00:54:55
XupoakuOu @XupoakuOu

ヴュルテンベルク・ソナタ(1742)第2番Adagioは変ニ長調(フラット五つ)、第5番Adagioは変ホ短調(フラット六つ)。こんなもん、16歳のカール・オイゲン王子が譜読み出来たわけが無い。そもそも、その調性をクラヴィコードで弾くのは至難。《平均律》で育てられた自負か。

2012-10-25 08:01:17
XupoakuOu @XupoakuOu

1742年にベルリンで書かれた《ヴュルテンベルク・ソナタ》では、かなり前衛的な書法とはいえ、ライプツィヒに帰れば父バッハが生きていた頃の産物。一方、1781年にハンブルクで書かれた《別れ》では、ボンでベートーヴェン少年がクラヴィコードで《選帝侯ソナタ》に取り組む新時代の息吹が。

2012-10-25 08:20:28
XupoakuOu @XupoakuOu

「沈黙」と自由に行き来をしたい、と思ったら、絶対音量が小さいクラヴィコードが圧倒的に有利。リュートしかり。静かな語り掛けと沈思黙考の往来は、ヨーロッパ音楽文化の基盤に存在した。

2012-10-25 08:11:02
横山博 @hiroshi_clavier

「間」とか言う先生は少ないですね。RT @xupoakuou: 「沈黙」と自由に行き来をしたい、と思ったら、絶対音量が小さいクラヴィコードが圧倒的に有利。リュートしかり。静かな語り掛けと沈思黙考の往来は、ヨーロッパ音楽文化の基盤に存在した。

2012-10-25 10:41:57
XupoakuOu @XupoakuOu

クセナキスの「間」とシュトックハウゼンの「間」とケージの「間」は全て種類が違うけれど、ベートーヴェンの「間」とエマヌエル・バッハの「間」は同じ可能性がある。洗い直しだな。 RT @clavism: 「間」とか言う先生は少ないですね。RT 「沈黙」と自由に行き来をしたい、と思っ

2012-10-26 00:58:07
XupoakuOu @XupoakuOu

エマヌエル・バッハ《別れ》では、ベーブングと称される、クラヴィコード独特のヴィブラートが楽譜随所に指定してある。これは、音程を確保したあとに、僅かに色合いとして付け加えられるだけのもので、のべつまくなしに指先をグイグイ鍵盤へ押し込んで悦に入る事では無い。

2012-10-25 08:29:12
XupoakuOu @XupoakuOu

「鍵盤楽器でヴィブラートをかけられるのはクラヴィコードの一大特長です」と仰るミクローシュ・シュパーニ氏に、「オンド・マルトノでも出来ますよヽ(*´∀`*)ノ 」と申し上げたところ、思いっきり怪訝な顔をされた。どうやら初めてその単語をお聞き及びの御様子だった。

2012-10-25 08:29:34
XupoakuOu @XupoakuOu

プリパレーションの指標で「基音が聴こえるべき」、という発想は、もしや、「プリパレーション無しの楽器」でそのまま音符を練習したため、それが耳に残っているだけでは無いのか? 言うまでもなく、プリパレーション無しの鍵盤練習には一切意味が無い。

2012-10-25 08:32:00
XupoakuOu @XupoakuOu

何遍も書くけど、世のプリペアド・ピアノ演奏の99%は、ピアノをブッ叩き過ぎ。ボルトやネジで弦をミュートしているのだから、フォルテピアノ並みの扱いが必要。《34分...》みたいに、プリペアされた音とされてない音がランダムに混ぜられているならまだしも。

2012-10-25 08:35:42
小川 倫生 @ogawamichio

1949年前後のある時期、ジョンケージのピアノ曲がとてつもなくリリカルになってるのが凄く気になっています。彼はこの頃、どうも恋をしてたんじゃないか?という予感がします。

2012-10-23 17:15:24
north pole または 典 @smnp168

もう木曜日…。昨日はカフェ・モンタージュでC.P.E.バッハ演奏会でした。楽しかった〜。クラヴィコードでヴュルテンベルク・ソナタを全曲。予想より複雑な曲集で、今まで漠然と持っていたC.P.E.バッハ=耽美・華やかの印象を覆されました。作曲家がとても身近に感じられるように。

2012-10-25 13:06:07