ポーター教授に見る、日本の強みと弱み

ハーバード・ケネディスクールでは、何をどう教えているか ow.ly/eQQU0より執筆者の森明彦氏の「小泉首相にアドバイするとしたら、どんなことを言いますか?」との問いへのロジャー・ポーター教授の回答 "ポーター教授に見る、日本の強みと弱みp.226-227"を抜粋。
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shinya @shinya_t4

1)ハーバード・ケネディスクールでは、何をどう教えているか http://t.co/P9CjjkVjより「小泉首相にアドバイするとしたら、どんなことを言いますか?」との問いへのロジャー・ポーター教授の回答"ポーター教授に見る、日本の強みと弱みp.226-227"を抜粋

2012-10-30 01:01:56
shinya @shinya_t4

2) 日本の強みは、人的資源と教育、特に初等・中等教育である。これは日本の競争力のポテンシャルを高めている。もう一つのポテンシャルは、高い貯蓄率である。これを競争力の高い分野に投資することが重要。

2012-10-30 01:03:10
shinya @shinya_t4

3) 逆に大きな弱点は、いくつかのセクターで非効率あるいは競争力の弱いところを温存していることである。これは現在の社会の仕組みとも関連するかもしれないが、大胆に変革することが求められる。変革へのステップとして、まず。透明性のあるプロセスが重要である。

2012-10-30 01:03:27
shinya @shinya_t4

4) 続き) 徹底した議論と意思決定、それを実現する行動力とリーダーシップが欠けている。(米国のいくつかの事例でも見てきたが)人々は、当初はいろいろ反対や摩擦があっても変革の必要性を認識し、きちんとした議論を経れば、徐々に変わっていくものである。

2012-10-30 01:03:37
shinya @shinya_t4

5)ただし、その場合、失敗・脱落しても再度チャレンジできるシステム・枠組みが必要だ。日本にはそうしたrevitalizationの枠組みが不足している。 - 途中、文の区切りが不自然かもしれませんが、正しく正論。本書の中でも執筆者である森明彦氏が同様の感想を述べています。(了)

2012-10-30 01:03:50