ヨウカイスレイヤー第二半話「オウガ・ザ・ミッシング・パワー」#1　+α

YOUKAISLAYER @YKSLYR

コウリンと呼ばれた彼は、ネオゲンソウキョウの片隅で古物屋コウリンドーを営む男、モリチカ・リンノスケだ。もっぱら本名では呼ばれず、店の名前であるコウリンと呼ばれる。マリサとは旧知の仲だ。 22

YOUKAISLAYER @YKSLYR

「まさか彼を呼ぶとは……完敗だぜ、ヨウカイスレイヤー＝サン」マリサは顔を押さえながら呟く。「私はネオゲンソウキョウを回り、異変を調べる。マリサ＝サンは？」「しばらく凹んでいいか？畜生、ブッダ……」 23

YOUKAISLAYER @YKSLYR

「そんなに価値があるものだったのか？」「アー……仕方ないぜ。約束だったしな」「マリサ=サン、ではついでにお願いだ。書物を探ってくれないか？なにかを『集める』異変の情報が欲しい。もしあれば助かる」 24

YOUKAISLAYER @YKSLYR

「わかった、調べておくぜ。私は図書館に向かう」「この異変が解決したら、チャでも飲みに来い。私にしては珍しく、茶菓子も出す」「そうか、いい値段だったんだな……！ブッダファック……！」マリサの嘆きの声が、魔法の森に響き渡った。 25

YOUKAISLAYER @YKSLYR

ヨウカイスレイヤー・第二半話「オウガ・ザ・ミッシング・パワー」#1 終わり #2 に続く (26)

YOUKAISLAYER @YKSLYR

◎お詫びとお知らせ◎ドーモ、ほんやくちーむです。私も気がつくと白い天井と壁に囲まれていた。IRCが水没し、それを追いかけ川に飛び込んだまでは覚えているが、そこから先は闇だ。◎IRC死亡◎

YOUKAISLAYER @YKSLYR

◎お知らせ◎私は今、水没したIRCからデータを読み出そうとしている。ゆえに、これからも緩い更新が続くだろう。ニンジャスレイヤーを読み、カラテを高め……そう。備えよう。◎YRC◎

YOUKAISLAYER @YKSLYR

◎いじょうです◎自我科◎