山口芳裕「必要なことは今はこのレベルなので安心して受け入れてくださいという交渉には役に立つ、スムーズに受け入れて頂く説得の道具、自分の身を守る最低限の身を守る最低限の除染には役に立つが」
2012-11-15 15:11:31横山「放射線と放射能の違いとか外部被曝と内部被曝の違いから話をはじめなければいけない。学校教育のカリキュラムで放射線をどう扱っているかまで遡る必要。中途半端に知っている、私自身偉そうなことは言えないが、適切に怖がることと過剰に怖がることは違うので、誤った情報流さない事非常に大事」
2012-11-15 15:12:41横山「人間の気持ちっていうのは一度不安と思ってしまうと後の合理的な説明には蓋をしてしまう、言葉を理解するだけの語学力が基礎的に必要だろうと思います。」
2012-11-15 15:13:27中村委員「3.11事故後放医研にも色んな形で相談が来ているのではないかと思います。相談する方もそうですがうける側も非常にエネルギーが要ること。相談するというのは可及的な事でも大変だが絶対的に必要な事。どこでも心配相談受けられるのが理想的だがなかなか人材として確保できないのが悩み」
2012-11-15 15:16:07明石真言「今でも電話相談しているがかなりの相談来ている。専門家と言われる人間も反省しなければいけない点ある、科学的事実というものを一方方向で送ることが不安を増やして心配させる、不信感に陥らせるということ私自身もやってしまったと。相手のことが分かるように、自分もそれに応じた説明」
2012-11-15 15:17:22明石真言「相手の人がどういう程度でどこまで何を心配されているか、科学的知識+相手のことを理解する力、今後変えて行かなければいけない点」
2012-11-15 15:18:45鈴木元「私主に栃木の方で、どういう心配を持っているかは人それぞれ、被ばくレベルを心配している場合もあるが必ずしもレベルが高いから心配しているかというと関係がない。ある場合は行政が出す、私たちの被ばくレベルへの不信感がベースになっている場合ある。」
2012-11-15 15:20:12鈴木元「実際に自分で納得できる形で手伝って検査して安心する場合あり千差万別。チェルノブイリ後ドイツに留学していた方が返ってきて放医研でWBCで検査、微量有りましたが被ばくレベルは何μSvで安心してくださいと言いましたがその人の受け止め方は別でああ私はやっぱり被曝していたんだと。」
2012-11-15 15:20:24中村委員「心配相談は、おそらく相談する人を信頼して、政府が出すものが信頼されていないというのは私どもも反省しなければいけないが、地域に密着している方からの相談、コメント、サジェスチョンなら受け入れて頂けたり、その方々をおもんぱかって相談に乗って頂けたりするので」
2012-11-15 15:21:28中村委員「災害対策指針というよりもそれぞれがそれぞれの地域の特性を元に防災計画を作って頂くもの。地域の構成、地形違う。最低限こういうものは備えて欲しい、病院、機器等は具体的な内容まで踏み込んで指針に書き入れることが出来れば先生方のご意見を参考にして道筋が立てられると思っている」
2012-11-15 15:23:05中村委員「放射線というのはいろんなところで使われていることも含めて日頃の教育が必要で最低限の基礎知識、私どもが規制委員会として情報を流したとしても元になる基礎的知識なければ理解不足する。基礎的知識も構築して行かなければ。これには時間がかかるかもしれないが準備して行かなければ」
2012-11-15 15:25:14中村委員「緊急医療ではなく被ばく医療機関として備えて置かなければいけないことは汚染程度や被ばく線量を測定する放射線の測定機器、除染とか被ばく管理、汚染拡大を防止する設備や資機材、この中には安定ヨウ素剤も含まれますので後ほどご検討を、そうしたもの以外に用意しておくべきもの」
2012-11-15 15:26:51鈴木元「必ずしも被ばく医療でないのかもしれませんが現場で使った車両やヘリを除染後搬出していいか判断を求められましたバックグラウンドが高いのでNaIでやると除染できているかわからない。」
2012-11-15 15:29:46鈴木元「小児甲状腺もNaIサーベイメーターでやるときバックグラウンドが高いと測定できない、高バックグラウンドが高い場合想定必要。スペクトルがとれる測定機器、今までですと空間線量だけではヨウ素剤投与必要か判定できない。」
2012-11-15 15:29:54明石真言「資機材はものすごく重要、全体の項目でどんなものが必要かで気になっていたが、被ばく医療と災害医療を分けて書いてある、原子力災害、放射線災害も災害の中に入っているんだという考え方がないと、いつまで経っても分けられてしまう。放射線は測定機器が発達している分だけ目が機械に行く」
2012-11-15 15:31:53明石真言「機械じゃなくても円滑な医療活動できる場面があると思う、機械で安心してはいけなくて、災害医療やる人が放射線専門家になる必要はないが放射線という切り口があってもいい。」
2012-11-15 15:33:36山口芳裕「化学コンビナートある地域はどういう医療機関に搬送するか県をまたいで協議し、必要な教育を二次機関三次機関勉強している、何故被ばく医療だけが特別扱いなのか非常に疑問。現実にそこにあって万一のことが起こるなら医療者としては準備せざるを得ないという認識でいないといけない」
2012-11-15 15:34:35明石真言「スクリーニング、線量、数字の問題、数字は世の中に出るとたいていひとつの数字が出る。測ってみるとサーベイメーターでは揺れている、機械の性質とかどのくらいの信号かででるが。一つの数字が出るものもスクリーニングでは実際はそうではなく幾つかの数字の中でやっていると」
2012-11-15 15:40:32明石真言「放射線の場合は測定の点からある程度の目安だということ。スクリーニング決めるときに柔軟性がないのは決め方としてかなり難しかった。何が影響があって何が影響がないのか盛り込まずに数字だけで決めるのは違うのではと。周りの状況考えた上でスクリーニングレベルなり評価していくべき」
2012-11-15 15:42:30鈴木元「スクリーニングの目的、内部被曝はその集団がどのくらいの内部被曝をしている蓋然性が高いか、ある集団のサンプリングで分布を想定するのが目的となると。皮膚被ばくの低減は個人個人。濃淡を付けた考え方を持っておいたほうが実行性があがる」
2012-11-15 15:44:28中村委員「指示出しで参考になるデータはそこの環境の条件といったものだと思う、どういう数字だからいけと指示したほうがいいか、ここからここの幅だから君たちで考えて行けという方がよろしいか」」
2012-11-15 15:47:20山口芳裕「オフサイトセンターで医療班として従事していた時最初10万cpmが1万3000にかわってものによっては6000だと。1万3000と数字が出た時にじゃぁ10万は大丈夫なのかという質問が権威ある方に送られる、しかしそこに明確な答えが帰ってこない、」
2012-11-15 15:47:32山口芳裕「このレベルなら大丈夫とお墨付きするからスクリーニング意味がある、腹を決めて権威が宣言できないならスクリーニング意味が無い」
2012-11-15 15:47:42鈴木元「少し山口先生の誤解もあるかと思います、どういう数字ならファーストレスポンダー活動していいかというIAEA基準もある。ある数字なら戻って来なさいという形の数字、空間線量率や地表面の線量率などゾーンが決められてここから先はこういう装備でという数字」
2012-11-15 15:48:38