小児甲状腺スクリーニング検査と神経芽細胞腫スクリーニング検査
- drsteppenwolf
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小児甲状腺スクリーニング検査の話題を聞くたびに大阪府の「神経芽細胞腫マススクリーニング検査について」 http://t.co/NRZ11VbF を思い出す。厚労省通知にも関わらず大阪府は公費負担を継続していた。
2012-11-23 01:41:04H15年 厚生労働省の検討会において、「(1)神経芽細胞腫検査事業による死亡率減少効果は確認できない。(2)治療を必要としない例が相当程度含まれており、さらに治療による合併症が生じるなど、不利益を受ける場合があることは否定できない。 http://t.co/jsiu5A4v
2012-11-23 01:53:16以上のことから、検査事業の有効性が確立されない限り継続することは難しく、休止が適切である。」 http://t.co/MPDcVfDt
2012-11-23 01:53:271歳未満の神経芽細胞腫は遠隔転移していても自然治癒する例があるんだね。マススクリーニングが死亡数減少に寄与しないのであれば早期発見に意味はないというか有害ですらあるだろう。
2012-11-23 02:12:28またまた追加します
厚労省には最終報告書だけで議事録は出ていない。 http://t.co/wd1PIErV JACR NEWSLETTER No. 14「神経芽細胞腫マススクリーニング検査のあり方に関する検討会に参加して」坪野 吉孝 http://t.co/OowfqFDy
2012-11-23 15:18:07(治療による合併症)1999年に日本小児がん学会が発表したデータによると、1976年から1996年までに神経芽細胞腫マススクリーニングによって発見された1453例のうち、1226例に手術が行われ、このうち、132例に治療による合併症が認められた。...
2012-11-23 15:31:52また、1025例に化学療法が行われ、このうち、49例に治療による合併症があったことが報告されている。治療の合併症による死亡は手術について8例、化学療法について10例あったことが報告されている。 http://t.co/qLX253wd
2012-11-23 15:31:59一時は全対象年齢の9割が神経芽細胞腫マススクリーニングを受けたということなので、単純に比較はできない。できないけれど、確証なき早期発見信仰が一定数の被害を発生させて後、疫学が珍しく機能した例として記憶されるべきだろう。これは甲状腺の話ではないけど甲状腺の物語の一挿話です。
2012-11-23 15:46:14小児甲状腺スクリーニング検査には前例がなく、ここでも早期発見理論が先行していると思われる。つまりは利益しか見ていないわけだ。
2012-11-23 16:06:23ポチさんの9月の怒り
Pochipress
全国の子供たちに甲状腺検査を受けろという話は断じて容認できない。それは洒落や冗談ではなく「放射脳」と呼ばれるにふさわしい恥ずべき無知のなせる業だ。ぼくがこんなにストレートな物言いをすることはめったにない。
2012年9月12日 - 2:46
ポチさんの9月のこれらの怒りのTWsが頭によみがえってきた。 https://t.co/egiKAmFl https://t.co/r7my3y49
2012-11-23 16:28:05