神津恭介長編マラソン番外編最終章

高木彬光の「神津恭介もの」作品を読んでいこう、というお玉さんのチャレンジも最終章。長編番外編Aでは神津恭介登場のジュブナイルのうち入手可能な4作(『蝙蝠館の秘宝』『死神博士』『白蠟の鬼』『悪魔の口笛』)を。Bでは山田風太郎との合作『悪霊の群』を。そしてCでは平成三部作(『神津恭介への挑戦』『神津恭介の復活』『神津恭介の予言』)を収録しています。なお、今回特にCに関する芦辺拓さんとのやりとりも収録しました。
5
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

次は神津恭介長編マラソン番外編Aだよ( ´ ▽ ` )ノ 神津恭介が活躍するジュブナイルを読むよー。イェイ

2012-11-14 01:18:43
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

けど神津先生が活躍する児童ものって、いろいろ調べたけど、全貌が全くわからないのだよ。 まぁ、現在手に入れることが可能な四冊を読む、そういうわけさ( ´ ▽ ` )ノ

2012-11-14 01:23:32
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

というわけで、神津恭介長編マラソン番外編A-1。1950年発刊『蝙蝠館の秘宝』を読むよ。ポプラ社バージョンなので、このタイトルなんだよ。 イラストの神津恭介がカッコいいんだよね

2012-11-14 01:35:06
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

しゃて。神津恭介長編マラソン番外編A-1『蝙蝠館の秘宝』読了。 思っていた以上にジュブナイルだったわ。

2012-11-14 23:29:28
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『蝙蝠館の秘宝』 おおっ、女子高生のお嬢さんが大活躍なんて素晴らしすぎるじゃないですか…… ……あれっ、高木彬光の小説で、まともにティーンの女の子に描写が割かれている小説って、……記憶にないぞ

2012-11-14 23:32:49
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

高木彬光の小説に出てくる女性って、肝っ玉が強かったり、刺青彫ったり、ヤクザの情婦だったり、刺青彫ったり、毒婦だったり、刺青彫ったり、頭の具合が可哀想だったり、刺青彫ったり、株で仕手戦やったり、刺青彫ったり、……そんなのしか記憶にないぞΣ(゚д゚lll)

2012-11-14 23:35:37
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

高木彬光ヒロインで一番印象的なのは『連合艦隊ついに勝つ』の例のあの娘。だけど、名前、思い出せないの….…\(´Д` )

2012-11-14 23:37:41
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『蝙蝠館の秘宝』 元タイトルが、『吸血魔』であり『消えた魔人』というのは……、うん、このタイトルはいいよね〜。 子どもにとっては、一番ワクワクするタイトルだよねぇ〜。 わぁ、開始十数ページで、いきなり人殺しがっΣ(゚д゚lll)

2012-11-14 23:43:58
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『蝙蝠館の秘宝』 この作品の殺人のトリック、謎の大蝙蝠の牙の傷跡による殺害って、短編『蛇性の女』でも使われていたなぁ……、と思ったが、『蛇性の女』のほうが先行しているじゃないのΣ(゚д゚lll)

2012-11-14 23:48:25
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『蝙蝠館の秘宝』 蝙蝠男が空を飛ぶ! そして、奇跡なのか、姿を消す蝙蝠男! わぁ、すごいトリックだぁ(棒読み) だけど、証拠を残さないようにアフターケアのトリックをかましているのが高木彬光らしいなぁ。

2012-11-14 23:51:58
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『蝙蝠館の秘宝』 まぁ、そんな物理トリックより、この物語が、戦前中国で悪事を繰り返した強盗グループの内うちの争い、というところが燃える。 まぼろしお花、男爵新吉、ピストルの政、ルパンの五郎……グループの名前が蝙蝠団って、イカす。

2012-11-14 23:57:09
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『蝙蝠館の秘宝』 あと生き別れの双子の少女の物語も、イカす。蝙蝠団の悪事にノリノリで手を貸す不良少女って、本当に好みだわ〜( ´ ▽ ` )ノ

2012-11-14 23:59:50
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『蝙蝠館の秘宝』 そして、悪人たちが探すダイヤモンドの秘宝。 それを隠すために作られた館。その地下に広がる大空洞。 何か子ども=俺、が大好きなものが満載なのでとても嬉しいなぁ。

2012-11-15 00:02:54
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『蝙蝠館の秘宝』 なぜ蝙蝠男は、神津にちょっかいかけたのだろうか? わざわざ、神津恭介の挑発の電話とかいれなくても…… しかも。このちょっかいに蝙蝠男の正体を探るための重大な手がかりが隠されているなんて….すごい皮肉だなぁ

2012-11-15 00:07:14
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

神津恭介長編マラソン番外編A-2『死神博士』読了。 神津恭介最大の敵、死神博士との知の戦いを描いたシリーズ(二冊目しかないけど) イカデビルには変身しないよ

2012-11-17 01:16:07
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『死神博士』 神津恭介のパートナーとして横に立つのは美少女、古沢美和子とその弟三千夫。 ……げっ、神津ジュブナイルの『覆面紳士』という作品でデビューした登場人物なのね……Σ(゚д゚lll) 古本屋の目録売りで高い値段で売買されているのでしょうね……、ぶわっ

2012-11-17 01:21:17
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『死神博士』 冒頭のっけから医学者の誘拐→蝋人形に移植するために死体から脳髄を採取する手術→家の前に捨てられている首無し死体と、お子様のココロを掴んで離さない良展開。 高木彬光のジュブナイルは、やたら死への恐怖がつきまとう、ちょっと大人なジュブナイルですなぁ

2012-11-17 01:27:45
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『死神博士』 この作品には、とても便利なお薬が出てきます。そんなお薬が存在している、そんな嘘を前提に、謎が仕掛けられているわけなのです。 お薬の存在を解明→誰がそのお薬を使用しているのか? その謎に関してはしっかりと手掛かりが散りばめられているので、なかなか本格度は高しですね

2012-11-17 01:33:23
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『死神博士』 しかも同時に、そのお薬の解毒剤を巡る攻防も描くこともできるので、サスペンスを高めるための道具ともなっており一粒で二度美味しくなっているのが、良いですね。

2012-11-17 01:36:15
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『死神博士』 これに限らず、今回読んだ高木彬光のジュブナイルものには謎のテクノロジーを用いたSF的小道具が必ず登場しており、それがあるが故に発生する謎やドラマという側面を、意識して描きだしているのがステキなのですよね。

2012-11-17 01:45:10
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『死神博士』 ダンダーン! あと高木彬光のジュブナイルの警官たちは、怪人を見かけると即発砲してくれるので心強い。

2012-11-17 01:46:51
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『死神博士』 このお話では神津恭介はアクションのみならず、死神博士に変装して死神博士の手先と接触しようとするステキシーンがありますよ。 明智探偵が夜光人間や電人Mに化けるようなものですね( ´ ▽ ` )ノ あれ、明智さんって、そこまでやったっけ?

2012-11-17 01:50:19
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『死神博士』 あと美和子さんの活躍をもっとプリーズですよ〜。 女探偵ってステキだなぁ。ああっΣ(゚д゚lll) 死神博士の手にーっ。やーめーてー。 冒険要素にプラスして、少女へのリョナも忘れない高木彬光のジュブナイル。ちょっぴり大人だなぁ……。というかトラウマレベルだよ、これ

2012-11-17 01:55:10
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『死神博士』 というか、死神博士は結局、何がしたかったのだろう……? 宝石泥棒? だったら、蝋人形人間の存在をわざわざ宣伝する必然性は…? あの薬をコッソリ使って仕事を行えば、神津恭介や日本の警察にばれることなく、かなりの成果が得られたのではなかろうか? まぁ、楽しいからいいや〜

2012-11-17 02:00:19
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『死神博士』 あと謎のインド人富豪が出てくるのがウレシいね〜 子供=俺、が好きなものの幕の内弁当だよ

2012-11-17 02:03:13
1 ・・ 5 次へ