川俣町の未来をさぐる――ふくしま復興支援フォーラム第24回の記録
- myriel_june
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以下質疑。フロア(高橋)「町外避難者への対応は?」古川「広報誌を郵送して、情報を提供している。県外への職員派遣はしていない。そのほか、山木屋から借り上げ住宅に入っている人のケアが必要と思っている。特に高齢者の心の問題。保健師が巡回して訪問をしている」
2012-11-27 00:17:56避難者受け入れは3/12から8/5まで、延べ48967人の対応をした。 http://t.co/LvfNsbni
2012-11-26 19:44:34フロア「帰還には困難が大きそうだが、セカンドタウン(仮の町)の構想は?」 古川「大変なのは確かだが、今のとこ考えていない。「(帰還)できるのか」とはよくいわれる。厳しいとは思うが、まずやるしかない。ふるさとを取り戻す努力をするということだ。」
2012-11-27 00:22:07フロア「福島市南向台に住んでいる。除染作業が終わったところ。自宅1階は年間1m以下、2階が高い。「町を取り戻す」という目標はおろさないでほしい。」
2012-11-27 00:36:59フロア「仮置き場について。南向台では、こだわっていたら終わらなかった。積み置きか埋め置きかという選択肢があったが、梅夫気にした。庭は5cm表土をはいで、30cm客土を入れて埋設。とにかく早く生活空間を(年間)1mSv以下にすること。」
2012-11-27 00:37:31フロア「お金はかかるので、生活費に回したらという意見は出るだろうが。作業の実施は三井住友建設、小野建設が下請け。熱心にやってくれている。作業員の被ばくが心配。」
2012-11-27 00:37:42フロア(福島大・中井)「福島市は除染作業がかなり進行している。渡利地区から南向台まで来て、次は蓬莱。特殊なポリ容器に入れて、積み置くか埋めるかすることになる。敷地内に埋めるという方向になるだろう。郡山などはこれからになる。」
2012-11-27 00:38:25古川「福島市の大波では単価150万ときいている(1戸あたり?)。拭き取りなどをしている。高圧洗浄では破損する部分もあるため。」
2012-11-27 00:39:11除染の問題。年間20mSv以下は国の直轄ではないが、環境省がガイドラインを作成し、190億の予算を確保。やらないで、お金を渡した方がという意見もあるが、環境を取り戻すという方向で動いている。
2012-11-26 19:38:27避難者を受け入れながら、山木屋地区以外の川俣町内も、県から避難を覚悟するようにいわれた。福島市では避難所を確保していた。
2012-11-26 19:48:15川俣で居住制限区域に指定されそうなのは、浪江町との境界あたりの地域です。
避難について、国や県を通してではなく、今回程町村長間の直接の連携が働いた事はない。今後、どの地域もより広域に直接連係できるようにする必要がある。
2012-11-26 20:01:36フロア「東電への賠償請求は」古川「去年やって、最近もしたところ。山木屋住民にはすでに賠償金が支払われている。他地区の住民から自分たちも被害を受けたのだという声があったので、その他の町民に町から見舞金を出した。これは若い人からの批判も受けた。」
2012-11-27 00:39:23古川「東電からの回答はまだ来ていない。去年はもろもろの費用を計算して賠償請求しているが、一部は国から予算が出たので、今回はその分を差し引いて請求し直した。」
2012-11-27 00:39:34フロア(元福島大・今野)「雇用は維持されているか」古川「山木屋の7社については、町外で手を尽くして確保。また別な地域へ移ったところもある。雇用は守る方向で努力している。」
2012-11-27 00:40:23古川「アメリカ資本と取引している会社は、アメリカの基準では80km圏は退避ということなので、白河へ移転した。最初は新幹線通勤している人もいたが、車に切り替えたりアパートを借りたり。また女性社員で、家の仕事がある人は、川俣でタイムカードを押して白河へ移動する、ということも」
2012-11-27 00:40:41山木屋で通勤操業していた会社、取引先が引き上げてしまった。アメリカと取引がある会社はアメリカの取引先から80km以上離れろといわれ、白河に移転した。
2012-11-26 20:13:45フロア(福島大・中井)「川俣の特殊性は何か」古川「3つある。少子高齢化の前倒し、雇用の問題。雇用は、やはり若い人の働く場所。再生可能エネルギーなども考えている。3つ目は人口減少が大きいこと。減少率は(県内の自治体で?)いちばん高い。」
2012-11-27 00:42:54