川俣町の未来をさぐる――ふくしま復興支援フォーラム第24回の記録
- myriel_june
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フロア(中井)「住民同士のトラブルなどは」古川「子どもは先ほども言ったとおりうまくやっている。親も。現時点ではトラブルはない。」
2012-11-27 00:56:01フロア(福島大・山川)「川俣は、ほかからの受け入れ、県内県外への送り出し、町内での移動と、福島県の縮図のように見える。今後の帰還の問題は線量だけではないだろう。FUREの調査でも出てきたが、雇用、教育の不安、そして町外で便利さを知った人たちが、戻ってくるかどうか。」
2012-11-27 00:56:21古川「戻るのが高齢者ばかりになるのではという不安はある。10年後、20年後を考えていかなければならない。便利さと言うことでいえば、仮設もけっこう便利。バスが出ていて、病院にも毎日行けるし、その帰りに買い物もできる。」
2012-11-27 00:56:48古川「ただ、仮設を訪問して中を見せてもらったが、ここにはいつまでもいられるものではないと思う。復興住宅も検討している。「戻ることを前提にしないと、先へ進めない」と強く感じる。そこでさらに、戻れない人にも対応をすることを、合わせて考えるという両方を。」
2012-11-27 00:58:00フロア「保育施設の元職員です。震災で園内もひどい状態だったが、親は子どもを預けに来るかも知れないということで、翌日の朝7時から夜7時まで預かれるように、職員で片付け。原発事故のあとも、すぐに除染をして、ガラスバッジを配って被ばく線量を確認した。」
2012-11-27 00:58:19フロア「心配な保護者には個別の面談をして対応する体制も取られた。内部被ばくの検査は、保護者に勝手に行けというのではなく、町として責任を持って対応するということで、職員と保健師が付き添って子どもを連れて行った。」
2012-11-27 00:58:41フロア「さらに保養プログラムも町で実施。そのあと、砂場の砂の総入れ替えを。戻ってくるかどうかには、保護者によって考えが違うかと思う。だが、今いる子どもたちをどう育ていてくかは行政の責任でやらないといけない。」
2012-11-27 00:59:13フロア(内科医の方)「線量も心配だが、チェルノブイリの子どもたちを見ていると、食品の管理(栄養)と、遊び(運動)も重要だと感じる。どうしても身体面は医療中心に考えがちで、近畿大が支援してくれているが、この両面についてもアドバイザーがほしい。」
2012-11-27 00:59:36