冒頭でこれ知ってますかの質問を入れて注意を惹きつけた後、中盤のダレそうなところで、みんなが知っているであろうネタを入れて、最後その話題で私が思う決め台詞を入れる、というのは割と毎回意識している。
2012-11-27 19:31:00そうするとだいたい感想で「××という言葉が印象的でした」というリアクションが返ってきて、なんとなくいい話をした感じが残るというやらしい計算が入っている。
2012-11-27 19:33:33あとアレだ。研究発表でない限り、相手に前提知識を求められないので、最新過ぎる話題は基本的に入れない、ということもかなり意識している。これはズルいといえばズルイんだけど。
2012-11-27 19:35:13最新の学説!みたいなのをオーラルで伝えるためには、そもそも何でそんな話にいたったかを説明せねばならず、そんな話をしてしまうと時間が無駄に過ぎるので、新しい動向は簡単に触れて、この本に書いてあります!っていうことにしている。
2012-11-27 19:37:22あと、調べたことは8.5~9割しゃべって、全部喋らない。そうすることで余裕がありそうな感じを出しておくと聞いた人もリラックスできそうだし。本筋に関係ない1割は喋らないというのは学会発表でもそうだけど。そうしないと質問に答えられなくなるので…。
2012-11-27 19:41:10また、即興感を出すために「実は先ほど打合せで」とか「ご紹介いただいたお話のなかに」と前置きしたうえで、発表原稿に書いてある次の話題を強引に結び付ける小手先の技は割と連発している。
2012-11-27 19:43:05あと、最初「みなさんは」で呼びかけ続けて終盤で、ここで決める!っていうところの呼びかけだけ「あなたは」に変えると、そこだけは聞いてもらえるという計算も割と良くやる。
2012-11-27 19:49:37あと気をつけてることは何だろう。書き物でない限り、どういう属性の人が聞いているか、読めない部分は必ずあるから、関係者がいるかもしれないから、人をdisるくらいなら自虐で笑いを取る、とかかな…。
2012-11-27 19:55:19あとは、私なんかの話をわざわざ聞きに来て下さった方への感謝をなんとかして伝える。そのために相手を褒めるのもやるな。「皆さんはもうご存知かもしれませんが、でもご家族やお友達でご存知ない方もいらっしゃると思いますので、お帰りになったら是非広めていただけると嬉しいです」的なもの
2012-11-27 20:01:20そういえば考えたことなかったけど、基本的に1時間で喋る内容って主題3つにしてることが多いな。サザエさん4本になったら見る気失せるからなのかな。たぶん癖だけど。
2012-11-27 20:03:48人前で話すときは前喋ったことと多少矛盾してもいいから絶対にご当地ネタを入れろというのは確か岡義武『近代日本の政治家』に出てくる大隈重信の逸話で覚えました。
2012-11-27 20:30:41あと一番大事なのは、身も蓋も無いですが、多分私なんかよりもっと上手な方に聞いても絶対同じ答えが返ってくる確信があります。場数です。そんなオチでいいのか。
2012-11-27 23:14:56次はレジュメの書き方について。
パワポありとなしの場合で微妙に違いますが。ありの場合、私はレジュメを一番最後に仕上げます。話の構成だけ書いておいて、その下にブレスト風にトピックだけ書いておいて。
2012-11-27 22:38:05パワポありの場合、A4で2枚以上は作らないことにしています。しんどいし、できるだけ簡潔にします。付属資料を付けるならそちらで頑張る方向で。
2012-11-27 22:40:17パワポなしの場合は、だいたいのアウトラインを書いた後原稿から書き始めます。で、原稿の要約をレジュメに落とし込む。あと、各章ごとに、小括を必ず入れます。
2012-11-27 22:41:54原稿から作るのは、レジュメに書くだけ書いたけど発表時間が無い、というのが心底辛いからで、特に終わりが緩ければ、レジュメだけにすることもありますが、余裕がないときだけで、できるだけしたくないです。
2012-11-27 22:43:31