竹野内真理さん「ストロンチウム90について」

簡潔に まとまってます。
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Mari Takenouchi-竹野内真理-Save Kids Japan & World @mariscontact

ストロンチウム90についてツイートします。Sr90は、その昔、『沈黙の春』を著したレイチェル・カーソンが、化学物質とともに「邪悪な相棒」と称した物質で、核実験が行われていたときは、その有害性のために世界各国で研究が行われていた、大変危険な物質です。

2012-11-29 18:07:02
Mari Takenouchi-竹野内真理-Save Kids Japan & World @mariscontact

ストロンチウム90は、体内に取り込まれるとすぐに骨に行き、ほとんど排出されない。ベータ線はアルファ線より飛距離があり、骨髄により効率的に到達。骨髄で作られる白血球の正常な機能を阻害するため、ガンや免疫低下、免疫低下に起因する感染症、肺炎などを引き起こす。

2012-11-29 18:09:20
Mari Takenouchi-竹野内真理-Save Kids Japan & World @mariscontact

あまり知られていないが、カルシウムは神経の伝達にもかかせない物質であるため、ストロンチウムは脳にも入り込み、神経にダメージを与えるため、脳の発達に支障をきたすようになる。

2012-11-29 18:10:30
Mari Takenouchi-竹野内真理-Save Kids Japan & World @mariscontact

低体重児の出生率と人体中のストロンチウム90の濃度は大きな相関関係がある。また、妊娠の何年も前から蓄積されたストロンチウム90により、流産の危険性が高まる。

2012-11-29 18:11:13
Mari Takenouchi-竹野内真理-Save Kids Japan & World @mariscontact

ストロンチウム90の娘核種のイットリウム90は脳下垂体に蓄積するが、出産前の2-3週間にこれが起こると、肺胞に必要な脂質の生成が不十分になり、胎児の肺機能の成長を阻害し、出産後に見かけはなんら異常のない赤ん坊が呼吸器系疾患で死亡するケースがある。

2012-11-29 18:11:49
Mari Takenouchi-竹野内真理-Save Kids Japan & World @mariscontact

ストロンチウム90の娘核種であるイットリウム90は、すい臓にも集中し、糖尿病やすい臓がんの原因になる。

2012-11-29 18:12:21
Mari Takenouchi-竹野内真理-Save Kids Japan & World @mariscontact

ストロンチウムの代謝については1940年代から動物実験が行われ、ほぼデータがそろっているが、今後ヒトの胎児におけるモデル構築や、効率のよい排出法、被ばく低減化を図る研究が重要となってくるだろう。←これは放医研の『人体内放射能の除去技術』から。なんだか読んでゾーっとした。

2012-11-29 18:20:45
Mari Takenouchi-竹野内真理-Save Kids Japan & World @mariscontact

乳幼児では、骨形成が活発であるため、より多くのストロンチウムを取り込む危険性があり、授乳中のラットのストロンチウム85の摂取の実験ではほぼ完全に吸収されてしまう。←これも放医研の『人体内放射能の除去技術』から。なんだか読んでゾーっとした。なぜ国はストロンチウムの計測をやらない?

2012-11-29 18:23:27
Mari Takenouchi-竹野内真理-Save Kids Japan & World @mariscontact

以上、ストロンチウム関連ツイートの出典:2006年スターングラス博士インタビューhttp://t.co/TYg9VuPL 放射線医学総合研究所監修『人体内放射能の除去技術』より要約抜粋) 自分の共訳した『原発閉鎖が子どもを救う』と『人間と環境への低レベル放射能の脅威』

2012-11-29 18:29:39