渡邊芳之先生@ynabe39の「「日本人は気遣いやサービスを重んじる経営をしてきた」「外資が入ってきてそれが壊されている」というのはまったく都合のよい歴史認識で,「利益再優先の外資のやり方」を生み出した責任のかなりは日本にもあるはずだ」

オーディオだけでなくカメラなどでも昔の欧米メーカーは「製品の修理は永久保証」で「○年経ったから部品がありません」みたいなことは言わなかった。それでもペイする幸福な仕組みを壊したのは「修理するより買ったほうが安い」日本製品との価格競争。by 渡邊芳之
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渡邊芳之 @ynabe39

この「外資が入ってから利益優先になってサービスが軽視される」という設定はステレオタイプだし安易だよね。「たかがドラマの設定なんだからいいじゃない」とは言い切れない気持ち悪さを感じる。

2012-12-06 08:23:12
渡邊芳之 @ynabe39

古いオーディオ機器をあつめていると,少なくとも70年代前半までのアメリカやヨーロッパのメーカーが「ホスピタリティとアフターサービス」を「売り物」にしていたことがよくわかる。それをぶっ壊したのは安い日本製品との価格競争だった。

2012-12-06 08:25:13
渡邊芳之 @ynabe39

「日本人は気遣いやサービスを重んじる経営をしてきた」「外資が入ってきてそれが壊されている」というのはまったく都合のよい歴史認識で,「利益再優先の外資のやり方」を生み出した責任のかなりは日本にもあるはずだ。

2012-12-06 08:27:02
渡邊芳之 @ynabe39

オーディオだけでなくカメラなどでも昔の欧米メーカーは「製品の修理は永久保証」で「○年経ったから部品がありません」みたいなことは言わなかった。それでもペイする幸福な仕組みを壊したのは「修理するより買ったほうが安い」日本製品との価格競争。

2012-12-06 08:32:50
渡邊芳之 @ynabe39

「欧米から輸入されたホテル経営の理念」を守る日本のホテルが「外資の参入」によってその理念を失う,というのは実にねじれた話だけど,世の中のいろんなことにその構図がみえるよね。

2012-12-06 08:49:17