オールデンとホーウィンの“ちょっとイイ関係”
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2012-12-12 10:35:10【オールデンとホーウィン】男性に人気の高級靴のひとつ、オールデン社(以下、オールデン)のコードバンシューズ。
2012-12-12 10:36:47【オールデンとホーウィン2】オールデンは1884年にアメリカで創業、第二次世界大戦前までアメリカで盛んに利用されていたコードバンシューズを生産していました。しかし、時代とともにコードバン(大型馬の尻部分の原皮をなめしてできあがる革)を作っているメーカーも次第に減っていきました。
2012-12-12 10:37:08【オールデンとホーウィン3】オールデンの靴といえば、ホーウィンの革が定番ですが、その強い関係性はその頃始まったようです。さて、その経緯とは。
2012-12-12 10:37:19【オールデンとホーウィン4】第二次世界大戦後、次第にコードバンシューズの需要が減少。'60年代後半~'70年代には、ホーウィン社を除くすべてのタンナーがコードバン作りから撤退していました。
2012-12-12 10:37:41【オールデンとホーウィン5】ヨーロッパではそれ以前にこの革の伝統は絶えていましたし、日本のコードバン作りは独自に開発されたもので、系統が別ですから、ホーウィンはコードバンのヨーロッパ的製法を今に伝える唯一の存在ということになります。(中略)
2012-12-12 10:38:06【オールデンとホーウィン6】オールデンが採用しているコードバンはホーウィン社の製品ですが、同社は'70年代にコードバン作りからの撤退を検討していました。
2012-12-12 10:38:20【オールデンとホーウィン7】ところが長らく顧客であったオールデン社の当時の社長で、現会長のアーサー・ターロウ・シニア氏がそれを引き留めたのだそうです。
2012-12-12 10:38:36【オールデンとホーウィン8】同氏はアメリカのコードバンシューズの伝統が失われることを大変残念に思い、ホーウィン社を説得。2年分の革をまとめて買い取るなどのフォローをしたのです。
2012-12-12 10:38:47【オールデンとホーウィン9】「このときの父の決断がなければ、コードバンシューズは滅んでいたかもしれませんね」
2012-12-12 10:39:03【オールデンとホーウィン10】とは、現社長のアーサー・S・ターロウ氏の言。そして、このときのいきさつもあって、現在、ホーウィンコードバンのうちで最も上質な部分をオールデンだけが使用できるようになったというのです。
2012-12-12 10:39:18【オールデンとホーウィン11】つまり、両者には単なるビジネスの関係を超えた、ある種の“絆”があって、それがいまなお変わらずに続いている、ということなのでしょう。
2012-12-12 10:39:34【オールデンとホーウィン13】高級靴にまつわるストーリーをもっと読むなら>> http://t.co/c2zJJ6Dx
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