酵素のところ解説つか、いまから始めても間に合わないかも。とにかく勉強して

地道な勉強があなたのためです
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ookawaratomomi_bot @biochook2

さて、続いて酵素の特徴、機能、調節、分類。

2012-12-13 19:04:57
ookawaratomomi_bot @biochook2

80. 酵素の特徴として適切なのはどれか? 酵素は触媒活性をもつタンパク質である。数千~数万種類存在する。温度やpHなどには酵素反応に最適な条件(至適温度、至適pH)が存在する。pHの影響を受けるものが多い。酵素は特定の構造をもった化合物に対して決まった反応を触媒する。

2012-12-13 19:07:20
ookawaratomomi_bot @biochook2

81. 酵素反応の説明として適切なのはどれか? 酵素反応では基質は酵素の活性中心に結合する。酵素の活性中心と基質の構造は互いに相補的な関係である。 改めてもう一度いうが、「酵素の活性中心」と「基質」の構造が相補的なのである。 紛らわしい選択肢はいくらでも作ることが出来るので…

2012-12-13 19:09:08
ookawaratomomi_bot @biochook2

出来るので気をつけること。 エナンチオマーは不斉炭素原子に基づく鏡像異性の関係にあるものをいう。(対掌体ともいう)酵素はエナンチオマーを区別する。一般に、糖はD-体、アミノ酸はL-体のみを基質にする場合が多い。 ある酵素は特定の構造を持つ基質に対し…

2012-12-13 19:09:52
ookawaratomomi_bot @biochook2

ある酵素は特定の構造を持つ基質に対し特定の反応を触媒する。基質特異性にはある程度の幅があり、酵素は基質のある特定の構造を認識する場合が多い。

2012-12-13 19:09:55
ookawaratomomi_bot @biochook2

82. リシンおよびアルギニンのC末端側のペプチド家手烏合を特異的に加水分解する活性を持つのはどれか? 講義資料の37ページ基質特異性のレベル。例:タンパク質加水分解酵素、を見る。トリプシンはリシンまたはアルギニンに続くペプチド結合を切断すると書いてある。

2012-12-13 19:12:42
ookawaratomomi_bot @biochook2

83. 補酵素(補因子)とかかわる反応の組み合わせで正しいのはどれか? 講義資料の37ページしたの表を見ること。

2012-12-13 19:15:38
ookawaratomomi_bot @biochook2

84. 右図に示した補酵素は何か? 講義資料38ページ上の図をじっくり見ること。

2012-12-13 19:16:40
ookawaratomomi_bot @biochook2

85. 右図に示した補酵素が関与する反応はどれか? 電子の担体だよね。

2012-12-13 19:18:12
ookawaratomomi_bot @biochook2

86. 補因子の特徴として正しいのはどれか? 補酵素(一般には基質型)と補欠分子属(共有結合で酵素に結合している)をあわせて補因子と呼ぶ。(実際には用語を厳密に使い分けずに「補酵素」と呼ぶこともある)補酵素の代表はNADH, 補欠分子属としてはTPP、FAD、ビオチン…

2012-12-13 19:20:35
ookawaratomomi_bot @biochook2

ビオチン、ヘムなど。酵素反応を手助けする。多くは水曜性ビタミンの誘導体である。(ビタミンB1はTPPチアミンピロリン酸、ビタミンB6はピリドキサルリン酸など)補因子はタンパク質ではない。従って、ポリペプチドでもない。反応に関わるが…

2012-12-13 19:21:01
ookawaratomomi_bot @biochook2

反応に関わるが、速度を調節する因子ではない。(そのような分子をアロステリックエフェクターという)補欠分子属は酵素と共有結合している。

2012-12-13 19:21:04
ookawaratomomi_bot @biochook2

87. グルコキナーゼはヘキソキナーゼのアイソザイムである。両者の特徴で同じものはどれか? 講義資料38ページ。アイソザイムという言葉の意味を問う問題。アイソザイムはタンパク質としてことなる(一次構造に差がある)タンパク質で…

2012-12-13 19:22:56
ookawaratomomi_bot @biochook2

タンパク質で、ほかのいろいろなものが異なっていても、同じ反応を触媒するものを指す。 組織分布や生理的な役割は異なる場合が多い。基質特異性も異なる場合がある。 しかし、アイソザイムであれば触媒する反応は同じである。

2012-12-13 19:23:00
ookawaratomomi_bot @biochook2

88. 一酸化窒素合成酵素で正しいのはどれか? 一酸化窒素合成酵素(Nitric oxide synthase)は一群酸化還元酵素である。アルギニンを基質としてシトルリンに変換する際にNADP、テトラヒドロビオプテリンを補酵素として一酸化窒素を合成する。カルシウム…

2012-12-13 19:58:24
ookawaratomomi_bot @biochook2

カルシウムイオンが必須である。三種類のアイソザイムが知られている。 iNOSは細菌感染などで誘導される。マクロファージに多いが、それ以外の多くの組織で発現する。eNOSとnNOSはカルシウムイオン濃度依存性に活性化される。iNOSはカルモジュリンと…

2012-12-13 19:58:45
ookawaratomomi_bot @biochook2

iNOSはカルモジュリンとして酵素に予めカルシウムイオンが結合しているので細胞内カルシウム濃度には影響されない。nNOS、eNOSは構成的に発現している。eNOSは血管平滑筋を緩めて血圧を下げる。

2012-12-13 19:58:47
ookawaratomomi_bot @biochook2

89. 酵素反応速度について正しいのはどれか? 基質濃度の上昇に応じて酵素反応速度は増加するが、基質濃度が十分に高いとき、酵素反応速度は基質濃度に影響されず基質濃度に対して0次反応となる。酵素反応の生理的な基質は細胞内でKm値付近の値をとることが多い。酵素反応速度は様々な条件…

2012-12-13 20:00:34
ookawaratomomi_bot @biochook2

様々な条件で変化する。酵素反応速度は単位時間あたりの生成物濃度の増加である。

2012-12-13 20:01:32
ookawaratomomi_bot @biochook2

90. 非共有結合性の活性調節機構はどれか? リン酸化は酵素タンパク質のチロシン、トレオニン、セリンの水酸基にリン酸基をエステル結合させる(共有結合)脱リン酸化はリン酸化とは逆にエステル結合を加水分解する(共有結合性)プロテアーゼによる限定分解はペプチド結合の…

2012-12-13 20:03:10
ookawaratomomi_bot @biochook2

ペプチド結合の加水分解である(共有結合)糖化はグルコースがリシンなどのアミノ基に非酵素的に結合することで共有結合性である(活性調節機構とはいいにくい)アロステリック効果は非共有結合性の結合により酵素が低分子化合物により活性調節を受ける仕組みのことである。

2012-12-13 20:03:13
ookawaratomomi_bot @biochook2

91. 不可逆的な酵素活性調節機構はどれか? 講義資料40ページ。チモーゲンの活性化のようなペプチド結合の加水分解は不可逆的な活性調節の例である。

2012-12-13 20:05:33
ookawaratomomi_bot @biochook2

92. アロステリックエフェクターの性質として正しいのはどれか? アロステリックエフェクターは酵素タンパク質の活性中心以外の部位(アロステリック部位)に非共有結合性に結合したり離れたりする(可逆的に結合する)ことで酵素タンパク質の…

2012-12-13 20:10:32
ookawaratomomi_bot @biochook2

酵素タンパク質の立体構造を変化させて反応速度を調節する低分子化合物である。 チモーゲンの活性化はペプチド結合の加水分解であり、共有結合性の調節機構であるのでアロステリックエフェクターとは関係がない。

2012-12-13 20:10:35
ookawaratomomi_bot @biochook2

93. 酵素の種類と触媒する反応について正しい組み合わせはどれか? 選択肢として並んでいる酵素反応はいずれも,酸化還元反応として分類されるものである。

2012-12-13 20:12:08