復興大学災害ボランティアステーション主催シンポジウム『「人と社会の脆さ」と「大学生ボランティア」の意義』(第二日)
- brookland1887
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「政治経済学を専攻し、国際紛争や平和構築に関心が深い。九州出身。所属しているボランティア団体WAVOCで公認プロジェクトでフェアトレードなどの支援を行ってきた」
2012-12-15 11:34:56「今年夏の『震災を考える夏合宿』に参加した。唐桑地区の古道・遊歩道の復元作業。お伊勢浜海水浴場の清掃。一見きれいな海岸だったが、被災者のご遺骨などが含まれている可能性もあり、その場合のマナーと共に、海岸清掃の持つ厳しい意味合いに改めて気づかされた。」
2012-12-15 11:37:04「夏の美しい東北の海を見て『きれいだね』と言うことをためらう厳しさを感じた。一方で、活動を通じて、海はネガティブな印象だけを残すものではないことにも気づいた。」
2012-12-15 11:39:17「7メートルの防潮堤の建設に対して、住民は建設をためらう気持ちがある。津波を防ぐだけが被災地の人々の海との付き合い方でもない。海の美しさは被災者を未だに慰めている側面もある」
2012-12-15 11:40:02「学生ボランティアの意義・可能性:学生が強みを発揮できるのは:ミクロな活動(人々殿交流)・効率は求められない・健全に楽しみ(例:食事・発信する)・一方の制度政策:マクロな活動(雇用創出・産業復興・瓦礫大規模撤去。)・効率が求められる。この対比の中で学生の力が発揮できる。
2012-12-15 11:41:54「ボランティアはキツイというイメージがあった。ボランティアに参加したことがない人も同じイメージがあると思う。学生としては、ボランティアを健全な形で楽しみ、未経験者に対しても発信していく必要がある。支援した地元の食材のおいしさなどを伝えるのも一案。」
2012-12-15 11:43:09「気仙沼での活動(東北学院大学主催:震災を考える夏合宿:気仙沼プロジェクト第5クール):阪神淡路大震災を経験した神戸からの参加の意義についても考えた。
2012-12-15 11:46:05「学んだこと:被災者とボランティアの関係性は一方的ではなく、双方向。支援活動を行う一方で、学習機会が与えられたと思う。被災者の心情・継続したボランティアの必要性・被災地とそれ以外の地域の人々の意識のズレ」
2012-12-15 11:47:17「課題:学生スタッフの方(夏合宿で言えば東北学院大学の学生ボラの方々)の負担を軽減することも考えなくては。十分な事前説明によって活動前イメージをある程度正しく作ることも必要か」
2012-12-15 11:49:33「被災地の魅力に注目し、それを発信するのもボランティアにできること。また被災地でお金を使うこと。学生でも何百人規模でのボランティアプロジェクトで被災地で活動し、帰りにお土産を買うだけでも、地域には多少なりとも貢献できると思う。」
2012-12-15 11:50:43「毎月バスを出して、月ごとに活動内容を企画。住民の方からの要望に応じて支援を考えている。石巻市南境団地の集会場で小さな図書館や壁画を設置。名取市箱塚屋敷で、戸別訪問、駐車場改善、大掃除など。現地の大学との連携も行った。」
2012-12-15 11:53:19「今後の提案:今までの活動を続ける・神戸から被災地の現状を伝えていく・南海大震災に向けた防災訓練・自然災害に関する意識改革を目指す」
2012-12-15 11:54:51「8月末の1週間で宮城県名取市箱塚屋敷団地で、仮設住宅に対座し、「閖上の記憶」語り部の会に参加、現地視察、平日の仮設住宅の現状を知る→日常で発生することや自治会の手伝い・ボランティアバスの事前準備や当日のサポート・他大学(尚絅学院大学)との意見交換などを行った」
2012-12-15 11:56:56「自分が復興状況・政策について無知であったことに気づかされた・継続することの重要さ・他団体と足並みを揃える重要さ・現地で問題になっていることやボランティアのあり方についても考えた」
2012-12-15 11:58:08