村上de妄想

@9922981

「彼女はいいの？」珍しく上機嫌に膝へと頭を乗せた彼は不機嫌そうに顔を歪める。『なんでお前がそんな事気にすんねん』「私が彼女だったらムカつくから」即答すれば片手で両頬を掴まれて『俺の彼女にならんでよかったのぅ』ってニヤリと笑う信五 #エイトde妄想

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「私のどこが好き？」『なんやねんな』ソファーで雑誌を読んでいた彼は隣にしゃがみ込んで優しく頬を抓る。「どこ？」『そうやってすぐ不安になるとこ』「え？」『それって、お前ん中に俺しか居らんってことやろ？…ちゃうくても自惚れさせろや』自慢の八重歯を見せて笑う村上信五 #エイトde妄想

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「ねー、イルミネーション見に行こ！」『嫌や、寒いやん』コーヒーを啜りながら横目でこちらを眺めるだけの彼。「ねー、」『行かん』三角座りでいじけると『コンビニ、行くけどお前どうすんの』遠まわしにイルミネーション見に行こって言ってるんだよね？村上信五 #エイトde妄想

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『お前はここ』バーカウンターに連れて行かれて髪を梳かれる。『なんで来たん』「お仕事頑張ってるかなーって」『見張り？』ネクタイを直しながらクスクス笑ってちらりとこちらを見遣る。『言われんでも、お前との結婚のために必死や』オーナー村上 #エイトde妄想

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「お風呂入ってくるね」『おう』彼の返事を聞きながらお風呂場に向かうといきなり背中を押されて閉まる扉。脱衣所には彼もいて。「なに」少しだけ怒って言えば軽く笑って『いや、脱がしたるし』言っている意味がよくわかりません。村上信五 #エイトde妄想

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「まだ仕事終わんないのー？」会計を終えた客が出ていくのを見計らい声を掛けると『もう少し待っとけ』って髪を撫でる。『やっぱお前の髪質ええよな』「髪質しか褒めるとこないわけ」『黙れ未成年』下品な笑い方をしながら仕事の顔に変わり最後のお客さんの元へ向かう美容師村上信五 #エイトde妄想