- lotusredcat
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作者のみが対応する世界
<条件>
- ①作者は著作権について全ての知識を持っている
- ②作者以外は著作権について一切知らないし、覚えることが無い。
- ③作者は著作権侵害を侵さない。
- ④著作権侵害者は必ず誠実に対応する。
- ⑤作者は自身の作品について、全ての著作権侵害行為を即座に知ることができる。
- ⑥作者には誰でもなれるし、作者をやめることもできる。
- ⑦作者を辞めた場合、著作権について一切の知識を失う。
- ⑧全ての人は利己的に行動する。
このような世界では次の事が考えられます。
- 著作権侵害が起こった瞬間に、作者が侵害行為に対して対応を始める。
- 著作権侵害行為をした者は誠実に作者に対応するので、侵害行為はすぐに収まる。
- 作者以外は著作権について一切知らないので、当然意見すべきではない。
- 権利侵害者は常に誠実であり、作者が常に侵害に対して情報を得られるので、事態はすぐに収束する。
- 全ての人が作者になれば著作権侵害は無くなる。
- 作者でない人が増えれば、権利侵害は増える。
- 権利侵害が膨大になれば、作者が創作をする時間を削るか、権利侵害を放置するしか無くなる。
- 権利侵害が増えれば、作者が創作を続けるメリットが減る。
- 作者のメリットが少なくなれば、作者を辞める人が増える。
- 作者を辞める人が増えれば、権利侵害は増大する。
- 全ての人が作者でなくなれば、作者になる人はいなくなる。
- このような世界では、世界が誕生した瞬間に大多数が作者でない限り、作者が0になる運命は確定的である。