#東村山　ムラの問題が顕著に表れた例　コミバス業者選定とこれから

平成２３年度 第１回 東村山市地域公共交通会議
平成２３年１１月１４日（月）午後６時～８時

会議録より気になる委員の発言を抜粋

・委員
結局、ダイヤが変わった後、日に日に利用者数が減少していきました。私は、始まる前からダイヤを変えたら減少すると提言しました。例えば、年間の請負金額、バス１年間動かして１，０００万円かかるとします。お客さん１人１００円の運賃が乗ってきて、８００集まれば、足らなかった２００
万円払いますよって話が、一番初めの話だった。それが、９００万しか予算取ってませんから、２００万足らなくても１００万しか渡しませんよっていう形で、我々は、ハイリスクノーリターンどころか、逆に寄付をしながら運行しているようなものなんです。要は、８年経って今かというよりも、毎日動いてるわけだから、放っておけば毎日毎日税金を無駄に使われていくのに、なぜもっと早く動かなかったのか。

（中略）

・事務局
先ほどからコミュニティバス事業の補助金の話が出ていまして、誤解されると困るので、お話させていただきたいんですが。コミュニティバス事業の補助金については、実態に踏まえまして市の補助基準の見直しを行いました。平成２２年度から、その基準に基づいて、適正な補助金をお支払いしています。
・委員
適正利潤を認めなくなったわけですよね。経費はみるけど、会社利益は、ゼロで計算されてる。ですから事業じゃないわけですよ。適正利潤があって初めて企業は、維持ができていくわけで、適正利潤を認めないってことは、生協や協同組合みたいなものです。そこまでしか払いません、１００％払うわけじゃない。
３月の１１日のあの震災があったときに、グリーンバスを最後まで走らせたのは
うちなんです。西武バス㈱にしても、いろんなことがあって物理的に走らせられな
い環境になった。だけどうちは、たまたま皆市民で、歩いても這っても来れる状態だった。市が来たときに、統一させるのに全部とめてくれと話が来ると思ったら、１台だけでも良いから走らせてほしいって、走らせたわけですよ。走らせたが、結果として電車はとまってるし、人は乗ってこなかったところで、最初に見込んだよりもお客さん減った部分、補填額が増えたがそんなものは知らないよということもありました。現実問題として、そこには、いろいろおかしなものがある。そんなことは、今からくれってことじゃなくて、ただ「困ってるんだから頼むよ」って一言ぐらい、市長からあれば、自分だって「いいよ」って言うとこだけど、それがない
のが残念。ホントはもっとこの街をどうにかしたいってやってるんだけど、なんか変だ、ものたんないなって部分があります。
・事務局
個別案件については、銀河鉄道㈱と直接、話をさせていただきます。