広島教採塾さん「教員採用試験の勉強の始め方」のツイート。

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レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教員採用試験の勉強の「始め方」について今日はお話ししましょう。今年度の教員採用試験の最終結果も多くの県で出そろい(まだ出ていないところもありますが)、来年度の教採の勉強を10月や11月から始めようという人も多いと思います。教採の勉強の上手な始め方とはどのようなものなのでしょうか?

2012-10-16 22:26:56
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教採の勉強の上手な始め方には、3つのコツがあると思っています。1.全体を見つめながらも、まずは部分を極めながらスタートする。2.まずは1次試験で2次試験は後回しといった考えに逃げない。3.教採は単なる受験ではなく就職試験であるということを自覚しながら、準備をしていく。

2012-10-16 22:31:37
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

1.全体を見つめながらも、まずは部分を極めながらスタートする。というのが最も重要なことだと思います。教採は取り組むべき科目・分野が多い試験です。教職教養、専門教養だけでも、それぞれの中身を見るとやらなければならないことはたくさんあります。多くの県では、これに一般教養が加わります。

2012-10-16 22:33:57
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

面接や集団討論、模擬授業や場面指導、小論文も演習していかなければなりません。教採の前に準備しておくことはとても多いものです。自分の受験県の教採の受験科目や受験システムをチェックし、その全体像をしっかり掴んでおくことは重要です。でも、全体像に押しつぶされてはいけません。

2012-10-16 22:37:52
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教採の勉強を始めるときは、まず、受験地の教採の全体像を眺め、何と何を準備すればよいのかを掴みますが、その全部を一気に同じように勉強を始めると途方に暮れることがあります。あまりに多くの勉強対象に同時に取り組むと、どれも上手く学べなくなり、全部が中途半端に終わることがあります。

2012-10-16 22:43:29
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

上手な勉強のスタート法は、まず、何か、例えば教職教養から、しっかりと勉強を始めるということです。今から教採の勉強を始めるのであれば、1カ月か2カ月くらいは、教職教養の勉強に集中しても良いでしょう。もちろん、一般教養から始めても構いいませんし、専門教養から始めても構いません。

2012-10-16 22:45:21
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

何から始めても構いませんが、最も効率的なのは教職教養から始めてみることが多いようです。1カ月か2カ月くらい、教職教養の勉強に集中してみると、教採の勉強の仕方のリズムがつかめます。そして、集中して勉強することで、教職教養がどんどん分かるようになり、自信が付いてきます。

2012-10-16 22:46:52
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

ここで誤解しないでくださいね。他の勉強を一切するなということではありません。ちょっと参考書を見るとか、過去問を少しやってみるくらいなら、むしろやってみる方が良いでしょう。でも一日を3つに分けて、3時間が教職教養、3時間が一般教養、3時間が専門教養という風には始めないのがベストです

2012-10-16 22:49:41
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

最初の1カ月か2カ月で教職教養を極めてみということが以後の勉強の大きな自信とモメンタムになります。ただし、この方法は、11月とか12月にスタートする場合の話です。来年の4月から教採の勉強を始めるというのでは、この方法では教採までに全ての分野の勉強を終えることはできません(微笑)

2012-10-16 22:52:34
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

まずは、教職教養(一般教養でもOK)をある程度極めてみて、教採という大きなものの一角を崩して自分のものにしてみるということが大事です。何カ月勉強していても、自分が成し遂げたものがあまりなく、何をやっているのかが分からないし、力が付いたような気がしないでは、ダメなのです。

2012-10-16 22:55:37
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

今のは独学で教採の準備をする場合の一つのコツでしたが、予備校などの教採講座を利用する場合は、違う視点での効果的な準備ができます。教採講座を取る時は、例えば、教職教養の勉強はその講座での勉強を中心に行う。言い換えれば、講座での勉強を完璧にするということで自信を付けることができます。

2012-10-16 22:58:37
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

喩えて言うならば、教採の膨大な勉強戦略の一部を教採講座にアウトソーシングするという発想です。もちろん、教採講座に全てを頼って自分では何も考えないではいけませんが、一定の科目や分野の勉強を教採講座で行い、その講座(講師)のノウハウを活用し尽くすというのも賢明な選択です。

2012-10-16 23:00:53
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

そうすれば、例えば、教職教養はこの講座で完璧に勉強するから、一般教養は自分で完璧にしようというような自分の中での仕分けができます。この仕分けが結構、重要なのです。上手く仕分けて、効率的に、しかも自信を失わないような勉強戦略がこれからの長い戦いを圧倒的に有利にします。

2012-10-16 23:03:08
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教採講座を使わない場合であれば、自分だけで勉強科目・分野を仕分けていくわけですから、期間的に仕分けて、年末までにまずは教職教養をマスターしてみるということが効果的になってきます。人によってはこんなに早く教職教養を済ませると来年の7月までに忘れてしまうと心配する人もいるでしょう。

2012-10-16 23:05:28
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

確かに忘れます(微笑)。でも、その忘れは来年の6月くらいにもう一度、集中的に復習することで、すぐに取り戻すことができます。忘れは取り戻せますが、勉強していなくて知らないというのは試験直前では全てを頭に入れ込むのは難しいのです。

2012-10-16 23:07:31
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

今お話しているのはあくまでも一般的にはそう言えるという話なので、人によって最適な勉強スタイルは違うかもしれませんし、受験県によって教職教養の勉強法も大きく違います。例えば、広島県の教採の教職教養は独学で学ぶのは非常に難しいものです。広島教採塾の講座の存在意義もまさにそこにあります

2012-10-16 23:10:15
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

ですから、もし、受験志望県のある受験科目が、例えば、広島県の教職教養の筆記試験のように、独学では何を勉強したら良いのか見当もつかないし、独学で全ての領域を学びきることができるとは思えないというような場合は、その県のその受験科目を専門とする教採講座を受講することが効果的でしょう。

2012-10-16 23:12:16
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

参考書も問題集も教採講座も賢く使うことが大切です。「ただ何となく」ではなく、ここはこの本を使っての勉強にかけてみようとか、この分野は教採講座を上手く活用してみようといったような戦略的な勉強方法が合格を決める秘訣です。

2012-10-16 23:14:07
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

さて、独学で勉強をする方を念頭に置いたお話しに戻りますね。まずは、全体を見渡しながらも教職教養などの分野を一つ決めてそれを1カ月か2カ月で速習してみるということをお奨めしました。その間にも他の科目を「チラ見」くらいはしておいてくださいとも申し上げました。

2012-10-16 23:16:09
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

そして、例えば、年末までに教職教養を速習した場合は、来年の1月からは次の分野をまた、1,2カ月くらいで速習していきます。その時も、教職教養に関しては忘れないように「チラ見」しておくことです。「チラ見」とは過去問を数日に一回くらい解いてみるといった感じです。

2012-10-16 23:19:26
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

2.まずは1次試験で2次試験は後回しといった考えに逃げない。 これは先程言ったことと矛盾するようなのですが、そんなことはありません。2次試験が、面接や模擬授業、場面指導といった人物評価試験で構成される限り、2次試験の対策を1次試験が終わった後にやっていては間に合わないのです。

2012-10-16 23:22:32
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

よく考えてみてください。2次試験で行われる各種面接・模擬授業・場面指導といった人物評価は、受験者に人間的魅力があるのか、教師としての資質があるのか、一緒に教育の世界で働きたいと感じる人材かを評価するものですよね。

2012-10-16 23:24:57
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

それなのに、「1次試験が終わったから、そろそろ人間的に魅力ある人物になるか。」とか、「1次試験に合格したから、そろそろ教師らしくなろうかな」とか、「1次試験終了から2次試験までの半月くらいで、上司に愛される人物になるぞ」なんて、できるわけがないのです。

2012-10-16 23:26:54
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

1次試験は合格しても、2次試験で不合格になる人の多くは、ここのところが理解できてないのです。言葉では「まず1次試験に合格して、次は2次試験の勉強をする」なんて言いますが、それは、1次試験終了後に人間的魅力を完璧にし、優秀な教師になり、人に愛される人間になる、を意味するのですから。

2012-10-16 23:29:30
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

2次試験で不合格になる人の多くは、2次試験の人物評価を単なる受験科目だとしか思っていません。ここが教師の候補者としての発想ではなく、単なる受験者の発想なのです。ですから、そんな人は不合格になります。受験技術だけで人物評価をクリアするような人にあなたの子どもを預けたいですか?

2012-10-16 23:31:35