m_niciokaさんによる「体罰の社会史」の感想と、「体罰の会」について

私の記憶や知識が確かなら、日本において体罰が積極的に肯定され、濫用されたのは1980年代ではないかと思う。 校門の鉄扉に挟まれて生徒が死んだりしたのもその辺だった。 戸塚ヨットスクール事件は、まだ小学生か中学生だったが、よく覚えている。 この、戸塚ヨットスクール、戸塚宏氏が出所後も生徒が自殺しまくってるんだよな。 続きを読む
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nicoca @nicyoka

フロイスら外国人から見ると、日本人の体罰の少なさは驚きだったようだ。「日本では、むち打ちは滅多に行わない。ただ言葉によって叱責するだけである」と述べている。#体罰の社会史

2013-01-02 21:52:35
nicoca @nicyoka

#体罰の社会史 を読み終えて解るのは、近世以降、体罰でのしつけに日本人は否定的で、欧州や中国に比べ、子供に甘いのが国情だったということ。

2013-01-02 21:57:57
nicoca @nicyoka

明治時代から既に体罰禁止を明文化していて、これはフランスにも先駆けてのコト。戸塚や加瀬がいうようなことは、お国柄に反するのは間違いない。#体罰の社会史

2013-01-02 22:03:14

TL中に出てくる「こんな会」とは、戸塚ヨットスクール校長である戸塚宏氏が顧問を務める「体罰の会」のこと。

体罰の会は、子供には体罰を受ける「権利」があるとするプギャーな会である。

リンク t.co **体罰の会** 体罰を正しく理解することで教育は正常化します。旧態依然の学校教育法の改正を実現しましょう!!

そもそも、戸塚宏氏がどんな人物かというと、もしかしたら今の20代以下は知らないかもしれない。

リンク Wikipedia 戸塚ヨットスクール事件 戸塚ヨットスクール事件(とつかヨットスクールじけん)は、1983年までに愛知県知多郡美浜町のヨットスクール「戸塚ヨットスクール」内で発生、発覚して社会問題に発展した一連の事件。 戸塚宏により設立された戸塚ヨットスクールは、当初は「戸塚宏ジュニアヨットスクール」の名称で、ヨットの技術を教える教室だった。その後情緒障害等に戸塚の指導は効果があるとマスコミでブームがおこったことで、親元からスクールに預けられる生徒が増加し、指導内容を、ヨットの技術養成から情緒障害児の更生へと切り替えた。当時は教育界のカリスマとし

wikipediaにも書かれている通り、戸塚宏氏が主宰する戸塚ヨットスクールにおいて傷害致死事件を起こし、実刑をくらった人物で、6年という厳しい実刑判決にもかかわらずその思想を変えることなく、複数の少年を死に至らしめたにもかかわらず何ら反省もなく「体罰の会」などというものに名前を連ね、リンク先を読めば分かる通り、「体罰は子どもの権利」などと意味不明のことを言う人物。

問題は、石原慎太郎をはじめとして政界・財界・教育界その他に有力な支援者を持つという点。
こういう、きちんと勉強すら満足にしない「自称保守」連中のいうことを真に受けてはいけません。