旭丘大戦最終巻第四章〜シークレットサイレントサービス〜

制海権を奪取するため・・・現役軍が隠していた海軍を出し、西軍海軍を追う!だがそこには、最強の魔物がいた・・・進み始めた針は止まらない!
0
前へ 1 ・・ 3 4 次へ
情熱の赤色 @passion_red_sky

「あと少しで出ます。」「例のやつは?」「相変わらず住居区域に閉じ込めております。」「よし、浮上を続行せよ。浮上した瞬間に撃つぞ。」「はっ。」

2013-01-06 22:52:51
情熱の赤色 @passion_red_sky

海上では二列横隊に展開してる現役軍第二艦隊第三艦隊と、西軍旗艦を護衛しようとし、集合している西軍海軍との激しい砲撃戦が繰り広げられていた。「海上はどうだ?」

2013-01-06 22:53:14
情熱の赤色 @passion_red_sky

「かなり激しい砲撃戦となっているようですが、こちらの戦艦もそこそこの数は残っているようで、撤退した後、再攻撃することは十分可能です。」「よし・・・1分後に浮上!」「はっ。」

2013-01-06 22:53:22
情熱の赤色 @passion_red_sky

「・・・58、59、60!」「浮上せよ!全軍援護射撃!ハープーン発射まであと10秒!」「ふj!」その瞬間、一瞬時間が止まったように感じられた。何が起こったか。 潜水艦の前方がいきなり爆発し、大規模な浸水を始めたのだ。それだけじゃない。水圧によって至る所から浸水が起こっていた。

2013-01-06 22:54:00
情熱の赤色 @passion_red_sky

もちろん、前にいた船員は爆発に巻き込まれ、消えてしまっていた。「何があったぁ!」ほーりー中将が叫ぶ。「正体不明の爆発!船内の至る所から浸水が!」「そんなのはわかってる!急いで復旧作業を始めろ!」

2013-01-06 22:54:13
情熱の赤色 @passion_red_sky

「作戦を開始する!全門開け、撃て!」現役軍の残ってる戦艦すべてが西軍が集まっている場所に砲撃を行った。「よし!飛行隊発進!」4隊に分かれた飛行隊が一気に西軍艦隊に突っ込んで行き、対空砲がある場所へ爆弾を落として行った。」

2013-01-06 22:54:48
情熱の赤色 @passion_red_sky

西軍艦隊はその爆撃により、一時的に砲撃をやめる。その隙に一機の戦闘機が戦艦の列を抜けて行った。ダイス1。ストらバが操る機だった。「俺は運がいいんだ・・・絶対いいんだあああああああああああああああ!!!」そう言いながら彼は機体を下に向けた。

2013-01-06 22:55:14
情熱の赤色 @passion_red_sky

その先には、ウエストキー予想浮上地点。すぐにストらバは射出、そして、直撃。彼らは、特攻をやってのけたのである。「すぐに回収班を!ストらバを救助しろ!」

2013-01-06 22:55:27
情熱の赤色 @passion_red_sky

ストらバの特攻により、爆発と浸水が起こっている内部。だが、もうすでに復旧不可能の所まで着ていた。「・・・これじゃどうしようもない。総員脱出ポッドで脱出しろ!」ほーりー中将が叫ぶ。だが、誰一人として脱出ポッドに向かわなかった。それどころか、彼に銃を向けた。

2013-01-06 22:56:35
情熱の赤色 @passion_red_sky

「・・・おい!なにやってんだ!銃をおろせ!」そう叫んでいると、西軍兵士の中から一人の兵士が出てきた。「洗脳は解かせてもらった。いい加減やめにしろよ。」そこにいたのは、ほーりー中将と瓜二つの人物だった。

2013-01-06 22:57:16
情熱の赤色 @passion_red_sky

「お前は・・・!とらわれていたはずじゃないのか!」「先の衝撃でドアが開いてね。ダメージコントロールをしている間に記憶を思い出させてもらった。俺たちの・・・」そう言ってもう一人のほーりー中将は銃を向けた。

2013-01-06 22:57:53
情熱の赤色 @passion_red_sky

「俺たちの夢を荒らすんじゃねぇ!!」その瞬間、乾いた音が艦内に響き、弾丸が先に指揮を執っていたほーりー中将の胸を貫いた。そしてその倒れた体は、今までとは違うエフェクトで解析度を減らし、散った。散ったところには、GMsと書かれたバッジが落ちていた、

2013-01-06 22:58:21
情熱の赤色 @passion_red_sky

・・・彼の予想が当たり過ぎて怖い・・・急げ、撤退だ!」そう言うと、洗脳を解かれた兵士が次々と脱出ポッドに乗り込み、脱出した。

2013-01-06 22:58:33
情熱の赤色 @passion_red_sky

「大丈夫ですか、ほーりー先輩?」西軍海軍は壊滅、さらに洗脳が解け戦意も無くなったため、停戦条約を結び、停戦した。「ああ。ちょっとお腹が空いてるぐらいかな。」「いったい何故あの潜水艦に?」

2013-01-06 22:59:29
情熱の赤色 @passion_red_sky

「奇襲が成功したのが大きかったです。それでもギリギリでしたけど。」「それでも勝った、お疲れ様。ああそうだ。どこか休める場所はないか?さすがに疲れてるんだ。」「では住居区域の一部をお貸しします。そこで休んで下さい。」「ありがとう。」そう言ってほーりー中将は中に入った。

2013-01-06 23:02:10
情熱の赤色 @passion_red_sky

「・・・で、これからどうするんだ?」さね大尉が熱血中将に聞く。「さっき名古屋駅にろう城している岡ちゃんの旅団から連絡があった。一週間以内に敵が総攻撃を仕掛けるという連絡を傍受したということ。そしてこの攻撃には耐えられず、俺たちは全滅するだろう、と。」

2013-01-06 23:02:59
情熱の赤色 @passion_red_sky

「そんな・・・っ!だったら!」「だからこの戦艦を一度三河に戻し、こちらの旅団を乗せて名古屋港へ向かう。」「・・・まさか。」「名古屋駅にいる現役軍を救出する!全艦隊に反転を命じろ。時間はない。急ぐぞ。」「了解!はんてーん、全速前進!」

2013-01-06 23:03:34
情熱の赤色 @passion_red_sky

「かーくん、どうしたんだ?」そこには本拠地旭丘高校に呼ばれた中部軍司令官長おじさんが立っていた。「おじさん、あなたを逮捕します。以後中部軍の指揮は僕が執ります。」「・・・何を言っている!そもそも俺を逮捕なんてできないぞ!」

2013-01-06 23:04:06
情熱の赤色 @passion_red_sky

「セクハラ、です。あなたツイッターでどれだけセクハラしたか・・・」「それはツイッターの話で・・・って、お前まさか!」「連れて行け。」「はっ!」「く、クーデターなど俺は許さないぞ!おい!」

2013-01-06 23:05:04
情熱の赤色 @passion_red_sky

「海軍なんて関係ない、作戦を最終段階に進めろ。名古屋駅にいる現役軍を全滅させろ。」「はっ!」

2013-01-06 23:06:29
情熱の赤色 @passion_red_sky

止まっていた針が、動き出した。もうその針が止まる事はない。

2013-01-06 23:07:03
前へ 1 ・・ 3 4 次へ