ビワ黒バスプラス

ビワ @twelve_hmrbw

れおー、と酔っ払って帰った私は玲央に抱きつく。「よく帰れたわね」と言う彼。先輩が送ってくれたぁー、と言うと、「男？」少し不機嫌そう。うん！と頷けば、「もう、アンタって子は…」彼の眉間に皺。「お酒禁止」低めの声で告げ、「今日はたっぷりお仕置きしないと」私の唇を塞ぐ。 #黒バスプラス

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黄瀬を待たせて駐輪場へ。慌てていたのか手を滑らせ、私の自転車が隣に倒れかかる。やばっ、と思ったその時、「もう、君ってほんと俺がいないとダメっスね」彼が隣の自転車を支え、困ったように笑う。ごめん、と俯けば、「頼られてるみたいでちょー嬉しいんスけど？」私の頭に彼の掌。 #黒バスプラス

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いつの間にか寝てしまっていた。頬に冷たいモノを感じて目を覚ませば、私を見下ろす辰也。髪から滴る雫がぽたり、また頬に。「可愛い寝顔を風呂上がりに見せるなんて。ほんと、君って人は」と苦笑い。「俺を惑わせてどうしたいの？」小さなソファーで重なる、二つの体。 #黒バスプラス #氷室プラス

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緑間君の笑った顔って見たことないな、なんて。そんなことに気を取られていたら、躓いて彼の背中にぶつかってしまった。『ごめん』またしかめっ面されちゃうかな、と俯く私。「…全く。お前という奴は」絡められた指。そして、見上げた彼の横顔は優しく微笑んでいて。 #黒バスプラス

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友達として好きだけど、と氷室の想いに応えられない旨を伝えれば、「そのうち好きになるよ、男として」自信気な顔。突然ぶつかる唇。抵抗する細い腕を抑えつける太い腕。空いた方の手は腿を昇り、布越しにアレを。「今、俺を求めてるでしょ？」物理的洗脳なんて、狡い。 #黒バスプラス #氷室プラス

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「名前書いてねーじゃん」私の真新しい上履きを指す高尾。これから書くよ、とペンを持つと、彼はそれを奪って、あっという間に何かを書いた。そこには“高尾”の二文字。バカ！と怒る私。「いいじゃん。お前は俺のモンだし」へらっと笑う彼。そして耳元で、「オトコ除け的な？」 #黒バスプラス

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捲れたスカートなどお構いなしに、ベッドに寝転がって雑誌を読む私。すると椅子から立ち上がる宮地。そして私の上に、彼の熱っぽい視線。きょとん、とすれば、「バカかお前は」スカートから覗く太腿に触れ、「んなもん見せられたら、どうにかなっちまうだろ」興奮気味に、唇を重ねた。 #黒バスプラス

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「いたのかよ」部室に入って、顔を歪める宮地。いちゃ悪い？と言えば、「悪ィよ」私に近付き、ギロリと睨む。「お前見てると無理だわ」突然奪われた唇。「我慢出来ねぇ」吐息を零しながら、角度を変えて、何度も。「とりあえず一回ヤらせろよ」彼の手は、私のスカートの中。 #黒バスプラス

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付き合ってほしい、と告げれば、「それには応えられない。ごめん」と言う氷室。そっか、と呟けば、「でも、君が気になってたんだ」私を抱き寄せる彼。呆然とする私の唇に「体の関係は持ってもいいってことだよ」強引に舌をねじ込んだ。「いいよね？」頷く私は、なんて馬鹿なのだろう。 #黒バスプラス

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氷室先輩って彼女いるの？と聞けば、「いないよー。大人にしかキョーミ無いから作らないって言ってた」と答える紫原。そうだよね、なんて笑って、微妙な気持ちを隠す。「ねぇ、」突然、後ろを歩く彼が私の腕を掴む。振り向く私の唇に、衝撃。「俺にはキョーミ持ってくんないの？」 #黒バスプラス

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「明日も遅いの？」と問う辰也。年度末だからね、と答えると、膨れ顔。送別会なの、と言えば、「俺が別れるって言ったら、惜しんでくれる？」なんて、私を睨む。は？と顔を歪めれば、「…ごめん、最近飲み会ばっかりで構ってくれないんだもん」ぎゅっ、としがみついて。 #黒バスプラス #氷室プラス

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「暗いですね」暗幕を閉め切った化学室を見渡す氷室。ふっ、と笑って白衣を脱げば、彼の逞しい腕が私の腰を捕らえる。今度アルコールランプの灯りの中でヤらない？と言えば、「化学教師らしい」と笑う。「それ、今シません？」彼の形の良い唇が、首筋に誘惑の口付けを。 #黒バスプラス #氷室プラス

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【某鼠デート】『辰也は何お願いしたの？』ゴンドラを降りて問う彼女。「君と同じかな」と答えれば『じゃあまた来れるね』と笑う。「え？」と声を漏らせば『また一緒に来たいってお願いしたんでしょ？』と首を傾げて。「…恥ずかしいから言わない」“君と結婚したい”なんて言えない。 #黒バスプラス

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【某鼠デート】青白く光るお城の前で、辰也が私を姫抱きに。「俺のプリンセスになってくれませんか？」驚く私に、クサい台詞を。でも彼なら許してしまうから不思議。「嫌？」彼はそんなはずないとわかっている。このイケメン、と彼を睨めば、「ありがとう」なんて笑って、唇を重ねて。 #黒バスプラス

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From:火神大我 Sub:Re:仕事終わった！ -------------------------------- 残業お疲れ。 着く頃には飯出来てるはず。 今日はハンバーグだからな！ 作りかけのうまそうなハンバーグの写真添付とかされてたらもう…！ #黒バスプラス

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From:高尾和成 Sub:お疲れ！ -------------------------------- 飯食いに行こうぜ！ 仕事終わったら連絡ちょーだい！ ちなみに、会社の近くまで来ちゃった♥ 残業中にこのメール来たら即化粧直して帰る！ #黒バスプラス

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From:氷室辰也 Sub:お仕事お疲れ様 -------------------------------- 遅くなるって言ってたから ごはん作って待ってるね:-)♥ ピクルスってどこに置いてある？ このメール来たら不安で仕事早めに切り上げて帰るわ #黒バスプラス #氷室プラス

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「せーんぱい」廊下を歩く私のお尻を叩く高尾。セクハラ！と怒れば、「先輩と俺の仲じゃないっすかー」と笑う。どんな仲よ、と呆れ顔を見せれば、「こんな仲？」と唇を塞がれて。「きゃっ！和成はずかしー！」なんて、頬を抑え走り去る彼を、熱を持つ唇に触れて見送るしか出来なくて。 #黒バスプラス

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「俺のこと好きなんだろ？」二人きりの教室で、高尾に問われて。戸惑いがちに頷けば、「そう」私に近寄り、シャツに手をかける。ちょっと、とその手を掴めば、「告るよりヤった方がいいっしょ」厭らしい微笑み。「両想いだし。俺ら」彼の唇が、開けたシャツから覗く小さな胸を啄んだ。 #黒バスプラス

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「いつになったら彼氏と別れるの？」氷室からのこの問いは何度目だろうか。もう少し時間を頂戴？と腰に回る腕に手を添え、いつものように請えば、「それは聞き飽きた」と初めての拒否。「もう十分待ったよ」彼は私の唇を割って侵す。その舌は音を立て、私を掻っ攫う。 #黒バスプラス #氷室プラス

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パソコンに向かう翔一をちらりと盗み見れば、交わる視線。急いで逸らせば、息を吐く音。「構ってほしいんやろ？」ご名答。だけど。何してんのかと思っただけ、と強がった。「うちの姫さんは素直やないなぁ」彼は後ろから私を包み込み、「でも好きやで、ソレ」耳元でリップ音を奏でた。 #黒バスプラス

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由孝の視線が、向かいから歩いてくる女の子の方へ。ぱっ、と絡めた指を解けば、「あー！ごめんごめん！」と焦り出す。今日は駅前のケーキね、と手を差し出す私。別に怒っている訳ではない。彼の女好きを利用しているだけ。「愛する君の仰せのままに」彼は嫌な顔一つせずそれを取った。 #黒バスプラス

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“好きです”同じクラスの男の子からの告白。答えを告げようとした瞬間、背後から誰かの抱擁と、乱暴なキス。「彼女は俺の女なんだ。手を出さないでくれるかな」その正体は辰也。男の子は走り去った。そして辰也は私を睨みつけ、「首輪でも付けとこうか」首筋に刻印を。 #黒バスプラス #氷室プラス

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私とのこと友達に言ってるの？と聞けば、「あぁ」と笑う鉄平。何か言われたりしない？歳のこととかさ、と社会人の私はやっぱり気になるところで。「そんなことか」ふっ、と彼は息を吐いた。「俺らがお互い好きならそれでいいんじゃないか？」安心させるように、「な？」優しいキスを。 #黒バスプラス

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「じゃあ行くね」部屋を出ようとする辰也を、行ってらっしゃい、と抱きしめる。彼のシャツの一部がローズピンクに染まる。彼は、「もう」と困惑気味。学校で正直に言っちゃえば？と笑えば、首筋を噛まれた。「君も会社で隠さず言ってよ」印を撫でて、意地悪な微笑み。 #黒バスプラス #氷室プラス