biwaud @biwaud さんの音楽についての「普遍性」を考えたこと

biwaud @biwaud さんの音楽についての「普遍性」を考えをまとめました。
0
西の彼方 @WestEdgeQ

@kogemayo @Etunaka @tsung227 他方で、欧米近代を標準化して世界が作られている以上は、どちらが普遍か?どちらが特殊か?という話をするよりは・・・(本来普遍でないはずの)欧米が如何に普遍の地位を占めたのかという歴史的条件を考えたほうが良いと思っています

2012-12-29 22:39:49
♫biwaud @biwaud

これは本当に多くの分野、たとえば音楽などの文化でも言えますね。 QT @toruoga0916 @kogemayo @Etunaka @tsung227 (本来普遍でないはずの)欧米が如何に普遍の地位を占めたのかという歴史的条件

2012-12-30 13:03:17
♫biwaud @biwaud

↓「普遍」=「正しく優越している」という思い込みもまた広い分野で存在し、「世間」はそれが当たり前だと勘違いして動いているという現実もまた。

2012-12-30 13:03:26
西の彼方 @WestEdgeQ

「普遍」=「正しく優越している」というのも、もとはヨーロッパ人の自己正当化に過ぎなかったわけですが、それが一般化してしまっている RT @biwaud ↓「普遍」=「正しく優越している」という思い込みもまた広い分野で存在し、「世間」はそれが当たり前だと勘違いして動いているという現

2012-12-30 13:08:43
♫biwaud @biwaud

@toruoga0916 その通りですね。そしてそれが非ヨーロッパ人---日本人もですが---にまで広まってしまっているのは、まさしく一種の洗脳が成功したということですね。教育やメディアの力を思いしらされます。

2012-12-30 13:11:19
♫biwaud @biwaud

近代西欧との出会い以前の、世界の音楽は広く普遍的要素として「持続と反復」があり、躍動的な音楽と共に、鎮静的音楽も特徴だった。

2012-12-30 13:25:28
♫biwaud @biwaud

小泉文夫と団伊玖磨が指摘するとおり<西洋音楽が世界中から見ればむしろ特殊だ>というのが正しい。だが、文化的と認識されているコンサートや習い事などに見られる「世間」も、文科省も、あまりそのような認識はないようだ。

2012-12-30 13:27:05
♫biwaud @biwaud

外国人が日本の伝統楽器や伝統音楽を演ることや、日本人が各国の「民族音楽」をやることが特殊に思われることは、いっさいそのようには思われない近代西欧音楽がいかに「普遍的」かと捉えられている証左だろう。その「普遍性」は誤解であると思っているが。

2012-12-30 13:27:38
♫biwaud @biwaud

日本では小学校から近代西欧音楽が完成形の普遍的音楽と教育され、またポピュラー音楽でも基本そのままの傾向が保持された日本では、日々気がつきにくいが、ハーモニー(機能和声)重視とともに「定型リズム」偏重が、いかに音楽の多彩さや可能性から目を遠ざけてきたか、と思う。

2012-12-30 13:30:11
♫biwaud @biwaud

それぞれの民族には母語がある。どうやっても切り離せないし逃れられないもの。しかし、音楽はあたかも「人類普遍」が存在するかのように、「母語的なもの」がすっぽり抜け落ちても平気な様子。もはや見つけること自体が難しくなってしまったが、でも近代西欧音楽をまるまる受け容れて平気なのは謎。

2012-12-30 13:30:26
♫biwaud @biwaud

産業革命や幾多の近代科学技術や近代的社会制度とセットにして受け取られやすいので、近代西欧音楽は「質的に進化した、人類普遍の音楽」として理解されがちなのだろう。

2012-12-30 13:31:06
♫biwaud @biwaud

ピアノやヴァイオリンなどもちろん独奏も多いのだが、楽器一台で様々な音色を出すという楽器構造・演奏手法ではない。高調波ノイズを含む複雑な倍音、非整数倍音も含んだ豊かな高次倍音を持つ楽器などは非普遍的と思われている「民族楽器」の独壇場。これらは楽器一台で実に多彩な音色と音世界を出せる

2012-12-30 13:31:38
♫biwaud @biwaud

それらの定型的・限定的な演奏法から脱して、より豊かな音色を目指したのが、所謂ジプシー系音楽やジャズなどであった、とも言える。また、アラブ音楽でのヴァイオリンの愛用傾向と音色的豊かさは、元々あの楽器の発祥の地だったから、先祖返りと言える。

2012-12-30 13:33:55
♫biwaud @biwaud

単に音色要素に限っても、特にロックやジャズ民族音楽系が過去欧米で力を得たのは、非整数倍音も含んだ豊かな高次倍音が魅力だったことも大きいと思う。クラシック音楽系には少ないので、多くの人が「クラシック=聴くべき普遍的音楽」像刷り込み後に、先祖返り的に無意識に求めたのではないか。

2012-12-30 13:34:46
♫biwaud @biwaud

これなど、世界の音楽を聴いた耳で改めて味わうと、汎アジア~インド~アラブ~非西欧普遍に聞こえる。< 安來節 片面版 明治44-45: http://t.co/A0xfgSUJ @youtubeさんから

2012-12-30 13:36:15
拡大
リンク YouTube 安來節 片面版 明治44-45 安來節 東京 新橋 琴治とめ 1271 --------------- 日蓄は大正4年に片面版を回収し、すべて両面盤としたそうですので、この音盤は、それ以前ですが、『日本レコード文化史』68頁の時代振り分け表ではこの盤の1271は明治期になっていますので、 明治44年か45年発売の音盤と推定します。
♫biwaud @biwaud

これなども、汎アジア~アフリカ~南北米大陸の世界普遍音楽にも聞こえる。-- <三階節〔野調〕柏崎民謡保存会(泉 マキ))(野調:のら三階節) http://t.co/dL6s5R5

2012-12-30 13:36:30
拡大
♫biwaud @biwaud

トルコの子守歌。ひょっとすると、子守歌ほど、世界中で「聴いていて親和感・共通感を感じる」ものはないのかもしれない。人類の各民族に共通する「普遍性」が凝縮されている気も。 -- Turkish lullaby http://t.co/EEl6slvh via @youtube

2012-12-30 13:41:23
拡大
♫biwaud @biwaud

ウクライナの子守歌。 -- Ukrainian lullaby http://t.co/aIopCT1R via @youtube

2012-12-30 13:44:22
拡大
♫biwaud @biwaud

アフリカのどの地域かわからないが、南アフリカっぽく聞こえるのだが。-- African lullaby http://t.co/zIgtqNYX via @youtube

2012-12-30 13:45:01
拡大
リンク YouTube African lullaby
♫biwaud @biwaud

日本のものに戻ってみると、やはり普遍性も感じるし、コメントにあるように「悲しみ」もどこかにある。(このアニメはだいぶ内容が歌とは違うように思うが) -- Japanese lullaby / 日本の子守唄 http://t.co/QqDOVtUX via @youtube

2012-12-30 13:45:12
拡大
リンク YouTube Japanese lullaby / 日本の子守唄 Lullaby from Japan. Lullabies of the world. http://lull.ru/
♫biwaud @biwaud

ジャミール・バシールの名曲を、とても甘美に演奏している。最高の「大人の子守歌」だと思っている。」! -- رقصتي المفضلة للموسيقار جميل بشير بعود رائد خوشابا http://t.co/s6L4gdRB via @youtube

2012-12-30 13:48:10
拡大
1 ・・ 4 次へ