- Tshibutani
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明日夜は、ついに『ホーリーモーターズ』観るか、やっぱり『マリア・ブラウンの結婚』に駆け込むか、ギリギリまで悩んでみよう。
2013-05-23 20:51:08下高井戸シネマにファスビンダーのヒロイン特集のチラシがあったので、少し分けてもらってきました。授業で配って学生動員かける予定。
2013-05-13 22:12:52<ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品>『マリア・ブラウンの結婚』5.20(月)〜5.24(金)PM9:05 第2次世界大戦末期のドイツ。己を犠牲にして望んだものを手にした時、自身の自己破壊が待っていた…。悲劇のヒロインの約10年を描くファスビンダーの傑作。
2013-05-13 20:11:31<ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品>『ローラ』6.10(月)〜6.12(水)PM9:10 『嘆きの天使』('30)を50年代のドイツに置き換えたメロドラマ。ドイツ成長期の精神的退廃を、ファスビンダーの美意識が光る人工光を使用したゴージャスで奇抜な映像で描く。
2013-05-10 08:10:56話の内容:ファスビンダー・ルネサンスの舞台裏、『マルタ』を拒絶する人・理解する人、『ベルリン・アレクサンダー広場』に秘められたテーマ、ひたすら映画的なアルスランと割り切れないファスビンダー。シブ先生のファスビンダー夜咄 http://t.co/VmiLQsqRYZ
2013-05-03 16:24:18ファスビンダーの命日である6月10日には、下高井戸シネマで『ローラ』をレイト上映している。これに併走して実況ローラナイトやってみるか。この映画には一度本格的に取り組まなくてはと思っていた。 http://t.co/Y39T07BRjw
2013-05-01 19:18:43本当はヘルツォークやヴェンダースを扱う方が「現代作家」における「現代」の問い直しはやりやすい。なぜ敢えて30年前に現代から離脱したファスビンダーを取り上げるのか。生きてなくとも新作がなくとも、いまも「現代」のなかで発信しているから、という思考のアクロバットで論じるとしよう。
2013-04-30 12:44:33いつも外国文学や映画の方が、当事者の時代と社会から距離を置ける分だけ冷静な評価を行ないうる。受け手が同じ「現代」にいることが「現代文学」の基本的な定義なら、そして古典にもやはり「現代性」を見出し命を与えうるなら、その「現代」が多重化するところを捉えてみたい。永遠ではなく。
2013-04-30 12:21:20「現代文学」がもはや「現代」でなくなるぎりぎりの地点で、時代の趨勢において看過されてきたアクチュアリティの輝きを捕捉する試み。具体的には68年世代の作家。例えばファスビンダー。彼はもはや現代の作家ではない。だが現代映画に分類されるというのは奇妙だ。その何が「現代」なのか?
2013-04-30 12:14:55「Select CINE TECTONICS=19 トーマス・アルスラン、R・W・ファスビンダー」http://t.co/0XvnNclv2D 山口情報芸術センターにて5月1日より。自分的にはこの3年間の活動を総括するような上映プログラム。これを弾みに次のステップへ。
2013-04-28 01:10:21『ベルリン・アレクサンダー広場』のマラソン上映にかかる時間は、「長いわ、半日と丸一晩よ(マリア・ブラウンの結婚)」ということで、ファスビンダーの計算どおりですかね。
2013-04-24 22:04:56【夜咄用メモ】ファスビンダーの結末。マリア・ブラウンは実は冒頭の爆発で死んでおり、その後の9年は死ぬ前の夢だ。『悪魔のやから』は同じ場面がバージョン違いで繰り返される奇妙な構造を持ち、ラストはまさに地獄と天国(または逆)。これはキュスタースの2種ラストを一本の中に収める荒業だ。
2013-04-19 12:43:32【夜咄用メモ】クローネンバーグが徹底して行う俳優のコントロール、そして異形なるものによる人間の支配というテーマ。支配は異世界からやってくる。一方ファスビンダーは支配の秘密に「愛」を置く。だから俳優のコントロールも厳密ではない。依存する側の自発性の余地が必ず残る。
2013-04-19 10:31:00今年の前期は原作あり映画を比較するという安易な授業をやるのだが、ファスビンダーの『マルタ』とウールリッチの短編を入れてみようかな。
2013-04-07 14:25:13あ、なんか行くの無理そうだ。都内で再映bitte! @Tshibutani 4月2日昼に遠征して『マルタ』を観ようと思います。ファスビンダーと美しきヒロインたち | 横浜の映画館「シネマ・ジャック&ベティ」 http://t.co/60mrrXvW95 …
2013-03-31 13:52:38ファスビンダー映画には「他者」がいないが、それでも一番異質な相手は誰かというとハンナ・シグラのような気もする。同じ磁極同士のような関係。近すぎて触れ合えない。だからこそファスの孤独を一番理解しつつも、交われなかったのではないか。フランツに対するエヴァはそれをロマン化したものか。
2013-03-22 01:42:10ファスビンダー(バルハウス)の撮影効果を、いい加減にしろというくらいしつこくやったらデパルマになるらしい。室内の無気味な像とか、カメラと人物の逆方向360度回転とか、車横転ぐるぐるとか(ただしデパルマは映像を回転させてるだけ)、『マルタ』と『キャリー』はよく似てた。
2013-03-04 01:52:18東京でいろんな上映やるのも、ソフトが出るのも大事なんだが、やはり日本中の各地を回って上映されるのを応援したい。神戸は春だそう。ファスビンダーと美しきヒロインたち http://t.co/ctgkHfaS こうなったら『あやつり糸』も期待しよう。
2013-02-09 02:27:20『聖なるパン助』そのままにファスビンダーの子供を産みたがった若き日のイルム・ヘルマン。彼と一緒にいると未来がどうなるとか考えられなかったと話しているのが印象的だった。彼の仲間たちは、それこそ彼が死んで突然世界が終わったように立ち尽くしたのだろう。あやつり糸のデッドエンド。
2013-02-03 12:50:29未だにファスビンダー組と呼ばれて喜ぶ人とそうでない人がいる。彼女はたぶん後者、でも話はとても面白い。RT@vergiss_nie ファスビンダーの映画に多数出演したドイツの女優イルム・ヘルマンのインタビューがあった…ZDF。http://t.co/ugqw6Tmk …
2013-02-03 12:47:22一昨年ドイツで舞台化された『ローラ』のトレイラー。映画にない歌としてデモ隊が左翼ソングを歌ってるが、これが致命的につまらない。 68年世代としてのファスビンダーの立ち位置の独特さはもっと考察を深める必要がありそうだ。http://t.co/SgdMe8eW
2013-01-19 12:34:34ファスビンダーの『ローラ』の世界にないもの。秘密と暴露。すべては最初から白日にさらされ、謎がサスペンスを生まない。いわゆるカミングアウトのない世界。そこがファスビンダーの優しいところであり、実は現在においても注目すべき批判精神なのではないかな。
2013-01-19 09:55:46名画座で映画を観ることは、ぼろぼろのフィルムを見ることでもあった。初『ヴェニスに死す』はコマ飛びだらけで2時間かからず終わったと思う。その後ニュープリント版を見て、あまりのテンポの遅さに絶句した。今日の『ローラ』はそんな昔の名画座体験を思い出した至福の一時だった。
2013-01-18 21:23:45神戸アートビレッジセンターでも上映だそうで、いつ頃でしょうか。時期が合えば出かけてみようかな。RT @KAVCCINEMA そして“ファスビンダーと美しきヒロインたち”も上映決定です。
2013-01-18 20:02:46フィルムで観たファスビンダーの『ローラ』。少々退色は目立ったが味のあるいい画面だった。肌や瞳の映り方が美しくDVDとは別作品のようだ。音の工夫は劇場で観て納得。そして初デートの衣装で臨む求愛シーンに涙。羽のように軽くて優しく、そして少しだけ生真面目、馬力なき疾走映画というべきか。
2013-01-18 17:01:15