丹治吉順 aka 朝P @tanji_y さんの児童虐待つぶやきまとめ

まとめさせていただきました。
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丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y

…自分的に1冊だけ選ぶとすると「才能ある子のドラマ」がダントツなんだけど、わかりにくいという人も多いんですよね。基本的に論文集なので仕方ないんですが。

2013-01-22 23:54:27
丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y

子ども時代の暴力・支配の問題って、たぶん最大の迷宮の一つでしょうね。無縁だった人には、そもそも原理的に理解できないものだろうし。

2013-01-23 00:09:38
丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y

アリス・ミラーの「魂の殺人」、新装版が出たんですね。掛け値なしの名著で、比類ない問題作。アドルフ・ヒトラーの子ども時代の分析だけでも一読に値します。元の版が活字詰め込みすぎだったので、ゆったりしているといいなあ。 http://t.co/pgGnXoQY

2013-01-23 00:14:20
丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y

@chihare_ameno 物理的暴力ではない虐待の方が、認識しにくいという点では非常に面倒ですね。「才能ある子のドラマ」は、そういう「手口」を余すところなく暴いた本です。

2013-01-23 00:52:07
丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y

「その人はつねに母親の賞賛を受ける子どもである。が、同時にその人は感じとってもいるのだ。自分の特性が賞賛を受ける限り、結局自分は、あるがままの人間として愛されているのではない、ということを」~アリス・ミラー「才能ある子のドラマ(旧版)」72ページ

2013-01-23 01:06:25
丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y

@clione 自分に対して真っ当に接してくれる人にたった一人でも出会えたのなら、その子は生きる力を失わずに済む、という意味のことを書いていたのがアリス・ミラーでした。私にとって、アリス・ミラー自身がその出会った人でした。

2013-01-23 01:17:08
丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y

@tommy_AS 乳幼児と親の関係ほど深刻ではないとは思うのですが、類似性は感じます。

2013-01-23 01:21:44
丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y

@fillies_revue 映画「アマデウス」に描かれたモーツァルトと父親の関係、そしてその関係から「ドン・ジョヴァンニ」が生まれたという解釈は妥当と思います。萩尾望都さんも「イグアナの娘」以降、親との葛藤に取り組んでいますね。それを課せられた人には長い宿題になるのかと。

2013-01-23 01:32:23
丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y

@puku2005 私の場合はアリス・ミラー、特に「才能ある子のドラマ」が、迷宮を抜け出す案内人になってくれました。

2013-01-23 01:33:45
丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y

@vert118 声欄のその投稿は知りませんでした。教えてくださってありがとうございます。探して読んでみます。アリス・ミラーの「魂の殺人」の原題は「初めに教育があった」で、英訳書の題は「For Your Own Good(あなた自身のため)」となっています。いろいろ示唆的です。

2013-01-23 08:09:42
丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y

「シュレーバーの父は息子を迫害するつもりで迫害したのではなく、息子を愛し、立派な人間に育てるつもりであった。本当に恐ろしいのは(中略)愛情、思いやり、献身といった名の迫害なのである」(シャッツマン「魂の殺害者」訳者あとがき、岸田秀) http://t.co/bQu2VgdO

2013-01-24 22:26:14
丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y

「愛という名の迫害にあった子どもは(中略)その迫害を迫害と感じることを禁じられ、それに対する不満と敵意を抑圧することを強いられ、さらに、それを抑圧したという事実をも抑圧することを強いられ、本当は感じているはずもない感謝と愛情を、しかも心から親に捧げることを強いられる」(同)

2013-01-24 22:28:58
丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y

「その結果、子どもの心は十重二十重の無理と欺瞞にがんじがらめになり、人格の統一性は確立されず、のちの神経症、精神病の素地を作ることになる。まさに恐るべきは、非常に子どもを愛し、教育熱心で、自分ほど子どものためを思っている親はいないと信じて疑わない親である」(同、1975年)

2013-01-24 22:36:26
丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y

シャッツマン「魂の殺害者」(岸田秀訳)は、教育熱心で片時もしつけを忘れず、自らの信念に徹して子どもを育て上げた父親、そして子どもが成人後にどんな結果が起きたかを克明に分析した重要な著作です。体罰・調教的教育の極限の姿。 http://t.co/fvNlWuyf

2013-01-24 22:45:23