内藤先生連続ツイートまとめ

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masanorinaito @masanorinaito

「国民」であることに居心地の良さを感じられるのは、「国民」でない数多の移民たちが、生活基盤を支えているからであることを忘れてはならない。

2013-02-04 02:15:15
masanorinaito @masanorinaito

これは、ヨーロッパの大国すべてに当てはまる。

2013-02-04 02:15:34
masanorinaito @masanorinaito

先進国のなかで「国民」であることに疑いを抱かずにきたのが唯一「日本人」。しかし、その日本でさえ、いま、日本の国民であることに満たされた思いを持てる人は、どれほどいるのだろう。

2013-02-04 02:18:09
masanorinaito @masanorinaito

それでも、教育にたずさわる身として、若い学生たちに、何らかの希望を与えなければならない。しかし、その前に、何が希望になりうるのかを提示しないと、いまの教員はやっていけない。

2013-02-04 02:20:45
masanorinaito @masanorinaito

シリア混乱収拾の道は、もはやカリフ制のようなきっちりしたイスラームによる統治しかない。いい加減なムスリム同胞団のような組織でも、にわかサラフィでもなく、慈悲と寛容を体現しうるイスラーム的な知と仁の統治をしない限り、どうにもならない。

2013-02-04 02:24:15
masanorinaito @masanorinaito

ウマイヤ朝(は問題もあるが)時代にも、ユダヤ人街もキリスト教徒(おそろしく様々な宗派がある)も、あの小さなダマスカスの旧市街で共存し得たのである。疑似国民国家のシリア・アラブ共和国になってからの統治など、多文化共生に関する限り評価すべきものはない。

2013-02-04 02:25:59
masanorinaito @masanorinaito

こんなことになる前も、確かに、共存はしていたが、息をひそめて暮らすようなあり方は「共存」ではあったにしても、安心と安全が担保された「共生」ではない。

2013-02-04 02:26:45
masanorinaito @masanorinaito

同じバアス党だったフセイン政権のイラクとアサド政権のシリア。フセイン統治時代には、イラクに比べてシリアの統治は滅茶苦茶残虐だったにもかかわらず、フセイン政権のようにボロを出さない点で洗練されていると評価されていた。しかし、それは暮らしている人間が心の平安を持ち得たという意味に非ず

2013-02-04 02:29:21
masanorinaito @masanorinaito

むかし、シリア・イラク国境近くの村に逗留したとき。逗留先の家の小さな子が言うこと聞かないと、父親が、「サッダーム・フセインのところに連れて行っちゃうぞ」と脅すと子どもが泣き止んだ。

2013-02-04 02:31:00
masanorinaito @masanorinaito

こんなことになっていなければ、そろそろ、もう一度、シリアに行きたかった。アレッポのスークの喧騒と迷路、屋根に開いた穴から漏れる強い光で、もうもうと埃が舞い上がってる様。懐かしい。

2013-02-04 02:32:28
masanorinaito @masanorinaito

気温45度、冷房なし、という状況で痛風の発作を起こし、歩けないから、スークでラクダ用の鞭を買って、片足で跳んで歩いた。

2013-02-04 02:35:03
masanorinaito @masanorinaito

ダマスカスから北上し、ホムスを過ぎて東に進んで、沙漠のなかの隊商都市パルミラに何度行ったことか。朝日と夕日が沙漠とまじりあうときの美しさ。野犬が恐かったけど。

2013-02-04 02:37:01
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