- masako1009
- 3176
- 0
- 0
- 0
表通りで銃撃戦になっても、通りひとつ隔てると、普通に生活している。もちろん、そっちに銃弾が飛んでくれば、引っ込むが。あまりに日常的にそういうことがあったせいか、シリアの人たちは、外面的には落ち着いていた。もちろん、今のように、凄惨な状況ではなかったが。
2013-02-02 02:23:40だが、そういう状況であっても、突然、消されてしまう人は身近にもいたから、その家族や友人が、沈黙のままジハードを決意したとしても、何の不思議もない。あのころ20代だった人たち、いま50代だなあ。無事なのだろうか。
2013-02-02 02:25:01せっかく現実逃避で京都のことを書き綴っているのに、Al-Arabiyaが、刻々とエジプト情勢を配信している。「もう少し、時間をかけて変革に取り組んでは」と言うのが酷なのもわかるが、いま、騒乱を起こしても事態は好転しない。
2013-02-02 02:36:31“@cnnturkcom: ABD Büyükelçiliği önünde patlama:2 ölü 2 yaralı http://t.co/1PcNJ3HE”トルコ米大使館前で爆破
2013-02-02 10:47:44“@ntv: ABD Büyükelçiliği önünde patlama: 2 ölü http://t.co/m9jJ7wH9”死者2人、アンカラの米大使館前爆破テロ
2013-02-02 10:49:11“@prmeis: 【トルコ紙報道】トルコ世界の合同軍創設へ http://t.co/wQ3bom31 #トルコ #アゼルバイジャン #キルギス”パン・トルコ主義
2013-02-03 12:07:26“@i_jijicom_inp: 「テロ追い出した」=マリで演説、早期撤退否定−仏大統領 http://t.co/KwLzWQIL”最初から「テロ」などなかった。3500人もの部隊を投入するほどの人道の危機がマリにあつたなら、なぜ、10万もの犠牲を出したシリアに介入しない?
2013-02-03 12:59:17アジアからアフリカにかけて、変動が激しい。日本は、この世界の流動的状況のなかで、独り勝ちを狙うのか。長い不況から脱することの興奮はわかるが、難しい。
2013-02-03 13:05:25世界の変動は、国民国家が軍事力をちらつかせて互いを威嚇するだけでなく、イスラム世界では国民国家の枠組みそのものを無力化する動きが加速していく。欧米は、これをテロのグローバル化と非難するが、ムスリムから見れば正しい道への一歩。
2013-02-03 13:15:24国家なんて、成長する時もあれば、衰退する時もある。すでにその絶頂期をとうに終えた欧米諸国が、国家の土台と骨組みを世界に知らしめたとは我なり、と途上国に向かって威張るのは、ひどく見苦しい。
2013-02-03 13:19:19オランド大統領は、いま、まさにそれをかつての植民地だったマリで、吠えている。見苦しい限り。オランド大統領マリ訪問のニュースに、出てくるだろうな、と思っていたら案の定でてきたのが、「マリの市民がフランス国旗を手にVive la France!=フランス万歳」と叫んだという記事。
2013-02-03 13:21:27ハンガリー大統領が、150年におよぶトルコの支配(オスマン帝国のこと)はチャンスだった、と語ったとトルコ紙ミッリェットが書いたようだが、トルコ人は他国から褒められ慣れていないから、こういう発言にすぐ飛びつく。
2013-02-03 13:27:26さらに悪いことに、必ず、「ハンガリー人もトルコ人と同根だ」という人たちが現れる。この愚かな民族主義感覚を持ち続けてきたことがトルコの孤立を招いた面をもう少し真剣に再考すべきだろう。
2013-02-03 13:28:43結局、トルコのイスラーム主義政権が、ここへきて精細を失いつつあるのは、ナショナリズムの克服に関するポリシーを打ち立てられないからである。
2013-02-03 13:30:09学校での体罰を容認したり支持する声というのは、閉じられた社会の中で、強さを競い、その強さを外の学校と競おうとする共同体間の争いを当然と考えるから発生する。国家がナショナリズムを基に、他国と強さを競い、勝つために手段を選ばなくなるのと、よく似ている。
2013-02-03 22:44:13スポーツも、個人なり、個人の集まりとしてのチームを単位として競うのなら、人間の力を極限まで引き上げることに感動を覚えるのだが、表彰台で国旗と国歌に感動することが目的になると、ナショナリズムによって靄がかかったしまい、感動は消える。
2013-02-03 22:50:43そこでの暴力も、いくら自己鍛錬をうたっていても、属する組織の名声や地位のために肯定されるにすぎない。たかだか人間の造りものである国家を独り歩きさせてしまうと、必ず、人間は限りなく残忍になる。人として守るべき人間性の倫理をさっさと捨て去るからである。
2013-02-03 22:57:55“@AfghanNews24: Top commander: If UK leaves Afghanistan Taliban will return to launch global jihad - Daily Mail http://t.co/WovX244X”泥沼志向
2013-02-03 23:02:25国家の論理に軍人の論理が加わって、さらに全く見当はずれの平和の論理を付け足すと始末に負えない。英国軍トップ「アフガンから英軍が撤退すると、タリバンが復活する」外国軍がいるから復活したとは決して認めない。こういう硬直した論理が平和を遠のかせる。
2013-02-03 23:07:50シリアは、今後どういう政権ができても、国民国家にはなれない。絶対に。1946年の独立以来、あの国で「国民統合」が図られたことなどないし、「国民」を創出したとも思えない。アラブ・ナショナリズムも一時的、かつ便宜的な絆にすぎなかった。然らば、カリフ政庁を置いてみたら。
2013-02-04 02:12:08およそ19世紀西欧の発明である国民国家は、今日の世界で機能しなくなりつつある。国民国家の国民であることが、何よりの喜びであるのは、フランスぐらいではなかろうか。
2013-02-04 02:13:24そのフランスさえ、500万とも600万ともいうムスリムが覚醒してしまえば、国民国家の土台を揺るがすことになろう。それを恐れているからこそ、社会党のオランド大統領でさえイスラーム主義に軍事力を持って敵対する。
2013-02-04 02:14:29