「第26回 明日の教室東京分校 #askt26 」野中信行先生(元横浜市立小学校教諭)『1年間をがんばりぬく学級づくり・授業づくり~来年度初任者教師になる人のための講座~』

第26回 明日の教室東京分校   http://asunokyosi.exblog.jp/ 昨年、一昨年に引き続き、野中信行先生を講師に迎えて初任者向け研修講座を開講します。4月から教壇に立つ予定の初任の先生、近い将来教壇に立つ予定の大学生、院生を対象にした講座です。初任者でなくとも、学級経営がなかなかうまくいかない先生、不安を感じている先生もぜひ参加してください。 ※野中先生の初任者向け講座は今回が最終回となります。 続きを読む
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明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:初任のクラスでの目標…(1)みんなで協力して13:14までに掃除を終わらせよう(2)不幸言葉のないクラスをつくろう(3)ロッカーの中をきれいに整理整頓しよう…など。数字が入っていることなど、「目標達成できたかどうか」をしっかり判断できるようにすることが重要。 #askt26

2013-02-02 15:54:03
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:「目標達成法」は子供たちに内容を作らせても、目標自体は教師が考える必要が。(1)学級経営の方針、学級の実態から考え(2)目標は〜しよう、〜気をつけよう、〜かたづけようなどの表現(3)クラス全体で取り組む目標に(4)今のクラスを考えてできていなことなど考えて #askt26

2013-02-02 15:55:38
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:目標づくりは、個人達成目標から「助け合い目標」へ。助け合い目標とは、「みんなで協力して、お楽しみ会を成功させよう」「みんなで協力して、おおなわ大会で新記録を出そう」など。こうした目標達成法は、とりあえず取り組みやすい。様々な方法があるので、参考にしてほしい。 #askt26

2013-02-02 15:56:46

課題9:『クラスの中で、クラスの雰囲気を乱していく子供が2,3人いる。最初、どんな対応をすればいいか』

明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:やんちゃな2,3人に対しては、必要なときだけ対応する必要があるが、何かあったときには管理職に相談することも重要。 #askt26

2013-02-02 15:59:09
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:「やんちゃ」対処法とは。(1)最初は、8割の子供たちを味方につけること(2)強く叱ったりしない(3)深追いしない(4)自分の手に余ったら管理職に相談。 #askt26

2013-02-02 16:00:02
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:自分で何とかすると絶対思わない!自分で背負い込まない!わかっていてもやってしまうが、1年目はとにかく相談する。 #askt26

2013-02-02 16:01:04
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:クラスでやんちゃな子供で困っているときは、夢の中で出てくることもあるかもしれない。中井久夫は「精神科医は激務で、夢でうなされることも。担当を変えなければならない」と言っている。勤務時間は全力で勤務をし、自分の時間は自分の時間として大切にするべき。 #askt26

2013-02-02 16:05:22
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:クラスのやんちゃな子供をクラスへ包み込んでいく手立てのポイントは、(1)意欲…仕事や勉強をがんばろう(2)所属感…みんなに認められている(3)つながり感…先生は分かってくれる・守ってくれる。これらを達成するには力量が必要。 #askt26

2013-02-02 16:06:43
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:LD(学習障害)のBくんの場合。最初にクラスで受けおった時、前年度クラスの学級崩壊の中心人物だった。教師の揚げ足をとって笑わせようとしていた……が、「そうはさせない!」。しかし最初から立ち向かうのではなく、まずは仕組みづくりが先決。(続) #askt26

2013-02-02 16:08:41
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:(Bくん続)そして「どこに問題があるのか」…とじっくり観察した。そこで、重要視しているノート指導にて、唯一Bくんが買い替えることのない昨年度のノートを持ってきた。しかもそのノートは漫画の落書きだらけ。「絶対に買い替えなさい!」と野中先生は言わなかった…(続) #askt26

2013-02-02 16:10:25
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:(Bくん続)野中先生は「あ、Bくんは勉強したがっているんじゃん!」と気づいた。落書きをして飽きたら飛び出す…というシーンもあった。即座に「これだー!」と仮説を立てた。それは、『一事一時の原則』であった。(続) #askt26

2013-02-02 16:12:24
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:(Bくん続)「算数の45ページの6番をやってね」と指示をすると、Bくんは何をすれば良いか頭に入っていかない。「算数の教科書を出しなさい」「45ページを開きなさい」「6番をやりなさい」と、「一時一事」に分けた。これが見事に当たり、勉強をするようになった。 #askt26

2013-02-02 16:14:09
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:その後、Bくんが百人一首にハマってきた。2ヶ月で100首覚えてしまった。代表委員会も積極的に行うように。やがて大学進学まで希望するまでに成長した。こうした「きっかけづくり」が教師の仕事。 #askt26

2013-02-02 16:22:25

課題10:『1ヶ月をどう乗り切るか…「初任者・1ヶ月のシナリオ」』

明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:「3・7・30の法則」は、北海道の中学校教諭である堀裕嗣先生にも広めていただいた。最初の「3の原則」は、出会いの3日間。「今度の先生は楽しそうだ」「この先生となら1年間やっていけそうだ」というイメージを与える。 #askt26

2013-02-02 16:26:52
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:「こわい話・きたない話・おもしろい話」10個を箇条書きしたものを、知らないふりして黒板に貼付けておく。子供たちはこわい話は大好きだが、低学年には止めた方がいい(会場笑)。こわい話には具体的なイメージが必要。人物であれば年齢など細かい設定も。 #askt26

2013-02-02 16:38:39
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:時には、「絶対に内緒だぞ!」といって、徹底的に楽しいことをさせることも重要。 #askt26

2013-02-02 16:40:23
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:「30の原則」は、繰り返し徹底する1ヶ月。去年の学年の方がいいという感覚は当たり前だが、新しい学年は新しい学年として毅然と対応する。7の原則で決めた仕組みを何度も繰り返し粘り強く指導する。 #askt26

2013-02-02 16:42:04

課題11:『授業をするときに最初に気をつけていくことって何だろうか?』

明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:授業での約束である「授業規律」が重要。挙手や返事や整理など10個リストアップしたが、特に重要なのが「ノート指導」。授業の最初は、子供たちに学習規律を身につけさせることを意識する。 #askt26

2013-02-02 16:47:04

課題12:うまく「授業」を進めるために必要なことって何だろうか?

明日の教室東京分校 @askyo_t

課題12:うまく「授業」を進めるために必要なことって何だろうか?問題点は3つある。(1)ずっと教師がしゃべっていて子供が聞くだけ(2)発言する子供3,4人で、あとは傍観者(3)ほとんどが活動がない。おそらく、わかっていても、やってしまうはず。克服しよう。 #askt26

2013-02-02 16:50:01
明日の教室東京分校 @askyo_t

野中:1時間プリントを配らせてやらせるだけの、「写経授業」もよくない。ベテラン教師にも多い。 #askt26

2013-02-02 16:51:17
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