2013年2月7日

【長崎から福島を導けるはずはない】

『メディカル朝日』2013年2月号の】東大医科研・上昌広教授「誰が復興させるのか」を引用しながら、宗教学者 島薗進氏が連続ツイートしました。
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島薗進 @Shimazono

0【長崎から福島を導けるはずはない】「山下氏が4月に長崎大復帰 福島の健康調査座長」共同2/5。http://t.co/TsGszvB2 「検討委座長を…交代するかは未定」。朝日http://t.co/rkL5OFsS は「陣頭指揮」と!http://t.co/fkQCN17O

2013-02-07 10:37:02
山下氏が4月に長崎大復帰 福島の健康調査座長

『日本経済新聞』2013/2/5 21:54

福島県立医大・山下副学長、非常勤に 健康調査など陣頭指揮

『朝日新聞』

過去まとめ

【山下氏長崎復帰報道】

まとめ 【山下氏長崎復帰報道】 2011年3月15日に自衛隊ヘリで福島県立医大に降り立ち、その後正式に長崎大学から福島県立医大に派遣となり、2011年4月から福島県立医科大学の常勤副学長になった山下俊一氏。2013年3月で常勤副学長を辞し、4月からは福島県立医大非常勤副学長になると同時に長崎大学に復帰する、というニュース。 宗教学者 島薗進氏の連続ツイートをまとめました。 3799 pv 54 6

島薗進 @Shimazono

1【長崎から福島を導けるはずはない】東大医科研・上昌広教授「誰が復興させるのか」(メディカル朝日2月号) http://t.co/OdZd5jxG「福島県の対応に県民の多くが疑問を持っている。県民健康管理調査の評判は最悪だ。」「ところが、」ラジオ福島など一部を除き」

2013-02-07 10:37:42
メディカル朝日2月号 目次

被災地の今 現地からのリポート(11)
誰が復興させるのか
上 昌広●東京大学医科学研究所 先端医療社会コミュニケーションシステム 社会連携研究部門

島薗進 @Shimazono

2【長崎から福島を導けるはずはない】上昌広教授「誰が復興させるのか」(メディカル朝日2月号)「地元メディアが福島県の対応を批判することはなかった」。「ここにきて、一部の記者が動き出し、先述のような記事も載るようになってきた。」これは→ https://t.co/3bnR9EQL

2013-02-07 10:38:06
島薗進 @Shimazono

3【長崎から福島を導けるはずはない】上昌広教授インタビュー「現場の診療に力を注げ」福島民友2012年11/26。「県民健康管理調査は…結果は期待できず見直すべき」のような記事も掲載されるようになり変化の兆し。「この記事は地元で大きな反響を呼び、多くの医師を刺激したようだ」

2013-02-07 10:38:28
島薗進 @Shimazono

4【長崎から福島を導けるはずはない】上教授「誰が復興させるのか」(メディカル朝日2月号)「被災地を復興させるのは地元の人だ。地元が当事者意識を持たなければ、事態は改善しない。地元紙や若手医師の動きを見て、福島が本格的に復興しつつあることを感じる」「実は、震災当初からこのことを」

2013-02-07 10:39:16
島薗進 @Shimazono

5【長崎から福島を導けるはずはない】上昌広教授「誰が復興させるのか」(メディカル朝日2月号)「主張していた人物がいる、立谷秀清・相馬市長だ。彼は「国や県に「大変だ。何とかしてくれ」と頼んではならない…」と言う。」頼むなら具体的に何をやってほしいか示して頼むべき。「丸投げ」の反対。

2013-02-07 10:39:44
島薗進 @Shimazono

6【長崎から福島を導けるはずはない】東大上教授「この立谷市長と対照的な対応をとり続けたのが福島県だ。震災後、県立医大が副学長に長崎・広島の放射線研究の専門家2人を招いたのは象徴的である。被災地が求めているのは日常診療の充実で、被曝研究ではない」。ここで私のコメントだが、

2013-02-07 10:40:04
島薗進 @Shimazono

7【長崎から福島を導けるはずはない】被曝量を個々人別に計算することにさほどの意味があるとは思えない。内部被曝の測定はもともと困難だし、この度は初期被曝の測定がほとんどなされなかったから、今から線量計算をすることに限界がある。むしろ線量の多い地域と少ない地域の住民で健康状態に

2013-02-07 10:40:25
島薗進 @Shimazono

8【長崎から福島を導けるはずはない】どのような違いがあるかを丁寧に調べるべきだ。 ところが県民健康管理調査ではほぼまったくそれをしていない。「不安解消」のために健康被害がなかったことにしたいからだ。以上は私の論点。以下、上教授の文章にもどる。「福島県立医大の幹部も「何とかして」」

2013-02-07 10:41:18
島薗進 @Shimazono

9【長崎から福島を導けるはずはない】上昌広教授「誰が復興させるのか」(メディカル朝日2月号)「「被災地の役に立ちたい」と思っている。しかし、彼らが動けば動くほど、地元の信頼を失っている。なぜ、こんなチグハグはことになるのだろうか」「それは当事者意識がないためだ。解決すべき」

2013-02-07 10:41:42
島薗進 @Shimazono

10【長崎から福島を導けるはずはない】上昌広教授「課題の優先順位を付けるのは当事者しかできない。ところが、県立医大はこのプロセスを丸投げしている。その象徴が副学長人事だ」。私の補足。今回は依頼した相手が悪すぎた。原発推進勢力に奉仕する「科学」。それを見抜けなかった日本の医学界。

2013-02-07 10:43:17
島薗進 @Shimazono

11【長崎から福島を導けるはずはない】上昌広教授は政府がそれを見抜けなかったのは仕方がなかったと鈴木寛文部副大事(当時)を弁護。自民党政権が育てた「減思力科学」だが、電力労連に引きずられた民主党政権も見抜けなかった。ここにも責任はある。だが上教授による地元当事者の自覚の喚起は妥当

2013-02-07 10:44:17
島薗進 @Shimazono

12【長崎から…導けるはずはない】上教授「事実、福島県から依頼された放射線研究者は住民の意向とは無関係に、自らの専門分野の仕事を「着実に」推し進めている。その結果、行政と住民の間に軋轢が強まっている。福島県が政府に頼もうが、学会に頼もうが状況は同じだ」学会・専門家への痛烈な皮肉。

2013-02-07 10:46:22
島薗進 @Shimazono

13【長崎から福島を導けるはずはない】上昌広教授「この構造は日本の医療の縮図でもある。皆が政府に「なんとかしろ」と言い、政府は有識者に丸投げする。その結果、提供者サイドの視点が優先され、当事者不在の医療が幅をきかせる。福島ではようやく、当事者から声が上がるようになってきた。」

2013-02-07 10:46:44
島薗進 @Shimazono

14【長崎から福島を導けるはずはない】上昌広教授「誰が復興させるのか」http://t.co/OdZd5jxG 「大災害での苦労が人材を成長させだのだろう。事態は変わりつつある。わが国の医療再生の嚆矢となるかもしれない」島薗補足。並行して政府や医学界の責任も問いたい(了)

2013-02-07 10:47:08

コメント

弁護士まーたん @JurisD_yu 2013年7月19日
示唆に富む。 鋭い問題意識と柔らかい表現方法。
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