非正規労働者の通勤交通費にかかる税金は確定申告で還付を求められるのか？という問題

うめたん＠わきまえないまいにち。 @sweet_umetan

Togetterのまとめ「交通費支給問題から始まったやりとり『悪い労働条件に甘んじるのは本人の責任か？』」（http://t.co/SVqzshMB）のコメント欄にて「確定申告で交通費分の税金は還付してもらえるのか」という話が出ましたので、その件についてこれからツイートします。

うめたん＠わきまえないまいにち。 @sweet_umetan

有識者に意見を求めたところ、以下のような回答をいただきました。「やはり、原則として、交通費を給料から差し引いて申告は出来ません。しかし、交通費を差し引いた給料（給与所得）で申告し、申告後に税務署から修正申告しなさいという連絡がなければ、申告書は通過となります」（続）

うめたん＠わきまえないまいにち。 @sweet_umetan

（続）「ただ、多くの場合は修正申告を税務署から求められるようです。修正申告は非常に手間のかかる作業になりますので、腑に落ちないながらも、交通費込みの給料で申告するのが無難であると言えますね」

うめたん＠わきまえないまいにち。 @sweet_umetan

ワタシの手許にある『新版　知らないと損する労働者派遣法』（派遣労働ネットワーク／東洋経済新法社／2004年）P.112にはこうあります。「一般のサラリーマンの場合、通勤費が給与とは別途支給になっており、月10万円の非課税限度額までは全額支給されるのがふつうです。」（続）

うめたん＠わきまえないまいにち。 @sweet_umetan

（続）「ところが、派遣スタッフの場合は、通勤費が別途支払われないことが多く、通勤費込みの賃金に課税されているため、余分に税金を払っていることになるのです。」（続）

うめたん＠わきまえないまいにち。 @sweet_umetan

（続）…（中略）…「現在のところ、税務署は賃金に含まれている通勤費の非課税を認めないという対応をとっていますが、こんな不公平な課税が許されないことは誰の目にも明らかです。」（続）

うめたん＠わきまえないまいにち。 @sweet_umetan

（続）「派遣ネットでは、国税庁への申し入れや国会議員へのアンケート、国会への働きかけなどを行い、通勤費非課税の実現を目指しています。」

うめたん＠わきまえないまいにち。 @sweet_umetan

「東京ユニオン」ウェブサイト（http://t.co/ig9mkPE2）内の「派遣GU」の（http://t.co/jnBSfVXt）には、交通費にかかる税金を非課税とする具体的な方法等も示されており、交通費非課税を求める派遣スタッフには参考になると思います。

うめたん＠わきまえないまいにち。 @sweet_umetan

「法的な根拠」を示すことはできなかったかもしれませんが、そもそも「非正規労働者」という存在について、法律が整備されていないのが現状です。

うめたん＠わきまえないまいにち。 @sweet_umetan

ワタシがこの件に拘（こだわ）ったのは、「現行の法律に記載がなくとも、声をあげる人がたくさんいれば、ニーズがたくさんあることを示すことができたら、法律は変えられるよ」って言いたかったからかもしれません。

うめたん＠わきまえないまいにち。 @sweet_umetan

だから、あきらめないでほしい。以上。