教育論議

学力が中心かも
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乙武洋匡 @h_ototake

いえいえ、僕が言及しているのは、「母親が家にいる」→「母親が不在がちになった」という、子どもにとっての状況の“変化”の話です。その理由は労働だけでなく、入院した家族の看病など様々です。誤解を与え、深謝。 RT @tezukakaz: まるで勤労主婦が悪であるかのような言い方

2010-08-26 18:07:30
乙武洋匡 @h_ototake

でもね、経済的、その他の理由で、なかなか大人にもゆとりがない。そう子どもの側にばかり寄り添っていられない事情もある。そのときは意識的に示してあげてほしいんです。「愛してる」と。言葉で、態度で。不安に思っている子どもに、ぜひ自己肯定感を与えてほしい。 RT @souuntakeda

2010-08-26 18:23:57
乙武洋匡 @h_ototake

もちろん、家族からの愛を受けられるのがベスト。でも、現実は悲しいことに、そうした幸せに恵まれる子ばかりではない。だから、僕は教師として、親の次に子どもたちの近くにいる教師という立場で、愛を伝えていこうと思った。親の代わりにはなれないけれど、「君のことが大切だ」と伝えていこうと。

2010-08-26 22:29:16
乙武洋匡 @h_ototake

僕のクラスの子どもたちは、みんな親に愛されていた。でも、その愛がうまく伝わっていないケースもあった。それは「照れ」だったり、「言わなくてもわかるでしょ」という思い込みだったり。だから、僕は親から子へ手紙を書いてもらった。子どもたちは、大号泣。「こんなに大切にされてたんだ…」

2010-08-26 22:33:11
乙武洋匡 @h_ototake

僕より勉強を教えるのがうまい先生は、いくらでもいた。僕より子どもを楽しませることが上手な先生も、たくさんいた。でも、僕は子どもたち一人ひとりがかけがえのない存在であることを伝え、自分を大切に思う気持ち=自己肯定感を育むことを、教師として、何より大切にした。そんな授業も何度もした。

2010-08-26 22:47:05
乙武洋匡 @h_ototake

「みんなちがって、みんないい」。そのことを伝えるのに、僕の体は何より便利にできていたし、自分の存在に不安を抱いている子がいれば、僕は必ずこう声をかけた。「だいじょうぶ、だいじょうぶだよ」――だから、新刊のタイトルは『だいじょうぶ3組』としたんです。

2010-08-26 22:51:47
乙武洋匡 @h_ototake

その記録が新刊『だいじょうぶ3組』に詰まっています。小説の形式ではありますが、そのほとんどが生のエピソード。僕の教育実践なのです。 RT @mk4142411222: 具体的に、どのように実践されたのか。RT @h_ototake:僕は自己肯定感を育むことを何より大切にした。

2010-08-26 22:58:29
乙武洋匡 @h_ototake

知らず知らずのうちに、自分でも熱くなっていました。でも、少しでも僕の想いが伝わっていれば、うれしく思います。そして、こうして語る機会を与えてくださった武田双雲さん@souuntakedaに、心から感謝いたします。みなさんも一日お付き合いくださり、本当にありがとうございました!

2010-08-26 23:05:28
乙武洋匡 @h_ototake

鋭い分析! RT @nobuyukky: 教育の根幹って自己肯定感や自尊心をいかに子供たちに持ってもらうかですよね。自分を肯定できない分、集団を作り、そこからはじかれた人間をいじめる。そこにアイデンティティーを見出す。いじめとかって自己肯定感の欠如が原因として大きいんでしょうね。

2010-08-27 10:00:30
@shatakeyama

公立小中の教員2万人純増させるんですね。世界的には、低学年と低学力層を除いては教員一人当たり生徒数と生徒の成績の間には相関が出ないのが一般的なのに。中学校はいじらずに、小1・2年生の教員当たり生徒数を20ぐらいまで減らすのが王道。 http://bit.ly/cv9bRS

2010-08-27 10:45:38
@shatakeyama

国によっては教員採用が、最大の大卒の新卒採用の受け口になるぐらいなので、教員2万人純増にはその意味合いも…あるわけないか。新卒一括採用の是非を論じるなら、新卒の最大の受け口である教員について論じる所から始めてみたらいいのになー、などと妄想しております。

2010-08-27 10:49:47
@shatakeyama

ロスの教員組合が、教員評価に学力テストを用いる事に反対してボイコットを呼びかけたそうです。古今東西問わず教員の方々は学力テストによって評価される事に嫌悪感を示しますね。理解はできますが、評価の1視点としては取り入れるのは賛成です。 http://bit.ly/a9gb20

2010-08-27 11:05:11
@shatakeyama

この記事の通り教員評価の最善の方法を見つけるのは極めて難しい事だと思います。それに対して議論しながら前進しているのがアメリカ、特に何もせず教員個々人の努力に乗っかる日本。しかし、ストライキを呼び掛けるとはなかなかごっついなー、と思います。日本でもそれぐらいやり合えば良いのに。

2010-08-27 11:11:31
畠山勝太/サルタック @ShotaHatakeyama

イギリスでの7歳時点での学力格差のお話。この年齢から男子が数学・科学で、女子が言語で強いので、やっぱり脳の構造の違いによるものだと思う(これが大学入学時点でさらに拡大しているのは社会的な影響によると思われ)。 http://bit.ly/96YZ7o

2010-08-27 11:51:42
畠山勝太/サルタック @ShotaHatakeyama

7歳時点で既に富裕地域と貧困地域で学力格差がつくのは非常に興味深い。Early Childhood Care and Educationこと、就学前教育がいかに重要かが分かる。日本も幼保一元化とか保育所の問題とかもっと真面目に検討すべき。 http://bit.ly/96YZ7o

2010-08-27 11:53:56
畠山勝太/サルタック @ShotaHatakeyama

何か自分に問題が発生したときに勉強やトレーニングを積んで乗り越えてしまうのが僕の強みであるが、それが最大の弱点にもなっていると友達に諭されたばかりなので、今日はもう勉強も素振りもやめてクヨクヨしながら寝る事にしよう。今週は最低な1週間だ。お休みなさい。

2010-08-27 11:57:43
Spica @CasseCool

生物学的差異の他、女の子は家で、男の子は外で…という遊び方の違いが科学扇子の違いかな、とも。就学前学力と最終学力の相関はどれ程のものか http://ow.ly/2vw2q RT @SHatakeyama http://ow.ly/2vvYX http://ow.ly/2vvZ7

2010-08-27 12:04:56
乙武洋匡 @h_ototake

過剰な「温室栽培」となってしまっている点ですかね。わずかな傷さえつけることを恐れて、何重にもビニルハウスで囲ってしまっている。だから、子どもたちは自分の欠点や短所に気づく機会を奪われているように思うんです。 RT @souuntakeda: 乙武さんが感じる今の学校の問題点は?

2010-08-27 12:19:25
乙武洋匡 @h_ototake

たとえば、バレンタインデー。学校に(その日だけでも)チョコを持ってきてはいけない理由を聞くと、「もらえない子が傷つくから」。でも、僕はそうした傷って必要だと思うんです。「あ、俺ってモテないんだ」と気づき、「じゃあ、モテるためには…」と自分を磨く。 RT @souuntakeda

2010-08-27 12:35:17
乙武洋匡 @h_ototake

運動会でも、同じようなタイムの子をならべ、あまり差がつかないように配慮する。足の遅い子が傷つかないように。教師は、子どもたちに「お父さん、お母さん」ではなく、「おうちの人」と言うように指導を受ける。片親しかいない子どもが傷つかないように。RT @souuntakeda

2010-08-27 12:46:27
乙武洋匡 @h_ototake

学校では一事が万事、そうだった。でも、社会に出たら、そんな「ビニルハウス」ないでしょう。他人との差をいやというほど感じながら、ありのままの自分で勝負していくしかない。その「ありのままの自分」がどんな人間なのかを知るためにも、ある程度の傷は必要ではないかと。@souuntakeda

2010-08-27 12:51:50
乙武洋匡 @h_ototake

でも、学校の姿勢もわかるんです。いまは、わずかな傷にも過剰な反応を示す保護者がいて、学校を飛び越えて、じかに教育委員会などへクレームを入れられる。一度、そうなってしまうと、「再発防止のために」と何度も会議を重ね、レポートを書かなければならない。RT @souuntakeda

2010-08-27 12:59:00
乙武洋匡 @h_ototake

そうなれば、子どもと向き合う時間がさらに奪われてしまうから、結局は「クレームの対象」となりそうな要素は、できるかぎり排除しておこうとなる。学校が「無難に、無難に」と志向してしまう背景には、こうした事情があるんです。 RT @souuntakeda

2010-08-27 13:07:43
乙武洋匡 @h_ototake

挫折から得られるものは、決して小さくないですね。まわりの大人は、その子が挫折でぽっきりと折れてしまわないようフォローしてあげること、そして、その挫折からの学びがなるべく大きなものとなるような示唆を与えてあげることが重要な役割なのかなと。 #taketake

2010-08-27 15:57:42
NM @mnaoto

“教育社会学/「教育の歴史社会学」”における“教育学/教育史学”理解が,(少なくとも後者からみれば)絶望的なまでに粗雑,というのは否定しがたい事実としてあったし,現にあると思う。少しずつ変わってるとは思うし,「大学」によっても濃淡の違いはあると思うけど。

2010-08-27 16:56:54
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