渡邊芳之先生ynabe39の「俺たちは基本的に「引用されたらガッツポーズ」ですからね。」
会田誠氏の作品に多くの人のツイートが使用されている件,私のもあるようだが,自分は面白いなと思ったり少し光栄に思ったりするだけで,否定的な感情はとくに起きない。怒る人と私との差はどのへんにあるのだろう。
2013-02-11 09:13:41やはり私がものを書く人間で,書いたものは(出典が明らかにされている限りは)誰もが自由に引用してよいものだし,引用されることが自分の利益であり名誉であると考えていることが最大の違いなんだろう。
2013-02-11 09:15:42ただ私のようにツイッターでつぶやくことを「印刷されて広く読まれるような文章を書くこと」ととくに区別せずに行っている人というのはそれほど多くないだろうと思う。
2013-02-11 09:19:01書いて印刷されたらそれっきり自分の手は離れるので,それが誰にどう読まれどう解釈され利用されるかは自分でコントロールできない,という感覚は「あきらめ」なのか「覚悟」なのか。
2013-02-11 09:22:24むかし「ドアーズを聴いてみたい」という若い人に「聴いてみてすごく感動するか,あるいはすごく不快になるかどっちかだったら,自分でCDを買って繰り返して聴いたほうがいいよ。どっちでもなかったら買わなくていい」と言ってCDを貸したのを思い出した。
2013-02-11 09:25:47「誰かが不快に思うこと」は控えなければいけないのだったら,絵だって音楽だって「食堂のインテリアみたいなもの」「スーバーのトイレに流れているBGMのようなもの」しか生き残れないと思う。
2013-02-11 09:26:57「悪しき○○」「行き過ぎた○○」「過剰な○○」などの言葉はどれも「自分の○○は肯定したいが,他人の○○は否定したい」時に用いられる。
2013-02-11 09:29:41俺たちは基本的に「引用されたらガッツポーズ」ですからね。RT @daihiko: それはうらやましい。 “@ynabe39: 会田誠氏の作品に多くの人のツイートが使用されている件,私のもあるようだが,自分は面白いなと思ったり少し光栄に思ったり…”
2013-02-11 09:30:13実際自分も「スーパーのトイレで流れているBGMがあまりに通好みな選曲だったりよい演奏だったりすると聞き入ってしまってトイレから出るのが遅くなって家族を待たせる」みたいなことがある。
2013-02-11 09:32:40よく「ネットで発言することは公的な場で不特定多数に対して発言することで,その影響についても責任を負うことだ」みたいなことが書かれるが,そんなふうに納得しているのは「本や論文を書いて発表しているような人」だけなんじゃないか。
2013-02-11 09:36:17携帯のメールの延長,ミキシやフェイスブックの延長としてツイッターをやってる人に「ツイッターでつぶやくのは不特定多数への公開なんだからあとは一人歩きするんだよ」なんて言っても「はあ?」と言われるだけである。
2013-02-11 09:37:52一昨日イトーヨーカドーに行ったらBGMでアソシエーションの「ウェンディ」を誰か別の女性歌手が歌っているのが流れていた。どうもクロディーヌ・ロンジェのように聴こえたのだが彼女はウェンディを歌っているだろうか。なにしろ思わず立ち止まったね。
2013-02-11 09:41:03