特別報告;坪倉正治先生「南相馬の医療の現状・専門家の責任」
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これが来たのも運。 女川原発に院長副院長が行ってみた、内部被曝してた。 (セシウムの追加被ばく) あちこちの原発に電話⇒貸して? ダメ 唯一貸してもらえたのが、人形峠のウラン鉱山のWBC (個人のネットワーク)
2013-02-12 16:46:37今現在は、WBCは5,6台整備されている。(2012年の4月以降) FASTSCAN(精度が高い)病院にきたのは2011年9月(半年後) 「遅い」と怒られる。
2013-02-12 16:47:09セシウム137で2分間 250Bq/bodyの検出限界。 2011年9月から2012年9月までだいたい1万人ぐらいの検査が終わってる。 日本全体で5万件ぐらい終わってる。 南相馬市立総合病院は医者4人にまで減った。ここで日本全体の1/3をここで測っている。
2013-02-12 16:47:33この機械が手に入ったのは高橋先生のおかげ。 (これが無ければ、推測値として話をしなければいけなかった) ウクライナでこのデータ持ってたとき、ウクライナで最初の1年間で検査した数は13万件。軍隊とか使ってやってるんでしょうけど、25年後の日本での検査体制がここまでお粗末なのには愕然
2013-02-12 16:47:52南相馬総合病院の検査は住民主導の検査としては日本最速だった。(2011年7月に開始) 機械を使える人がいない。わからない。⇒勉強してきて⇒わかりました。 三宿の自衛隊病院に行って教わってきた。 ポンと機械のスイッチを押して、検査をしてみた。
2013-02-12 16:48:19最初は、一人ずつ説明。5人ずつぐらい測って、、これはこうで、 医療として必要なのはそういう話。一個一個の診療が一番大事。 「風邪で死にません、以上」、ではいけない。
2013-02-12 16:48:34しかし、本格予約を始めると、医者は4人で予約が9000人 対応ができないので、お話はやめて紙で結果を渡す ⇒クレームの嵐。 公表しなくてはいけない。公表しようとすると「そんな値を出したらレッテルを貼られてしまう」とクレーム。公表しなかったら文句を言われる。
2013-02-12 16:48:571、セシウムは徐々に排出されているのが確認。(ずっと出ていかないわけではない) 2、慢性的な日常生活での追加被曝はかなり抑えられている 3、初期で検査ができてないので、ヨウ素については言えない。 もっと速くやればもっとわかることがあったのに分からない(これでも日本の中では最速)
2013-02-12 16:50:28ほとんどの人はND しかしごく一部が増える。二極化。(気を付けてる人は下がっている。しかし、検査をしないタイプのものを食べている人の値がどんどん高くなってきている)⇒それこそ何万Bq/body
2013-02-12 16:51:121、定期的に検査結果を市民の方にいかにお伝えするかというのを医者なり専門家なりがしっかり考えないといけない。 「風邪で死にません」って言ってるだけな感じ。そうではなくて、「どうやって予防して、どうやってケアするかーーたとえば熱が高くなったらどうするか?というような話」をみんなで
2013-02-12 16:51:552、継続的な検査の担保: 2回目の検査をやりましょうという話をしているところがほとんどない。 南相馬、浪江、三春はしているけれど、他の市町村では進んでいってない。 市民の皆さんも含めて継続的に検査しようという方向を持つ
2013-02-12 16:52:374、情報の共有化 他検査結果との統合ができてない 市、県、国、大学?どうやってつながっていくか? 個人で先生方が来てくださって相談にのってくださってなんとなしているいる状況。 紙ベースのデータをどうやって解析? 東大の学生がボランティアで
2013-02-12 16:53:36現場の医者は?:勉強会をやり、住民の方々と説明会をやり、仮設の熱中症のケアをして、インフルエンザや肺炎ワクチンも、脳卒中のデータベースもない。骨粗しょう症、ラジオ体操、院長が印鑑を押し。認知症外来、在宅医療 、、、
2013-02-12 16:54:15問題点は沢山あって放射線単独ではないし、放射線だけを限ってもセシウムがちょっと見えてきたぐらいで他も沢山。専門家がみんな集まって、いい方向へ行くというのが絶対必要。午後のシンポジウムはそういう方向にいくと思っています。
2013-02-12 16:54:34感想
@leaf_parsley 坪倉さんは、高橋享平先生のことをこの辺りにも書いてますね。https://t.co/O3kwqLBl
2013-02-12 16:44:15@leaf_parsley ご苦労様です。私も右も左も分からない状況の中、息子の尿検査でCSが検出され路頭に迷っていたところ、坪倉先生ではありませんが、南相馬市立病院の副院長先生に丹念に説明して頂き救われた経験があります。初めて専門の方に不安に寄り添って頂いたと思えた瞬間でした。
2013-02-12 17:04:24