大きな物語と小さな物語

もするさ§( •̀ᴗ•́) @mosurusa_0806

@futaba_AFB まぁ、ドイツ１０００年来の夢「東方植民」に繋がる話で有り、ドイツ側は皆殺しにする気満々でしたからね……

ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

これもよく聞くんですけど、本当にそれで片付けていいのかさっぱりわからなくて “@CLONE_P0806: まぁ、ドイツ１０００年来の夢「東方植民」に繋がる話で有り、ドイツ側は皆殺しにする気満々でしたからね……”

ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

確かにそういうドイツの侵略意図は東方生存圏とかすごく大きなストーリーはよく語られるんですけど、実行部隊に人たちは自殺者が続発したり酩酊状態で任務を遂行していたとかもいっぱい資料がありますし、そういう大きな物語だけで良いのか昨日からかなり疑問なんです。

現場猫教授 @Dr_crowfake

@futaba_AFB あれ、ぼろ太さんはブラウニング「普通の人びと」読まれてませんでしたっけ？

ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@ninomae_fumi 読んだことないです...はずかしながら

現場猫教授 @Dr_crowfake

@futaba_AFB 強固なイデオロギーも厳格な規律も充実した装備もないたったの500人の兵役不適格者から編成された、本当にそこらのおっさんの集団による警察大隊が、都合8万の人間を虐殺するに至った件についてのルポルタージュと分析が書かれております。

現場猫教授 @Dr_crowfake

ブラウニング、第101警察大隊の虐殺においては強固な権威による命令や規律を欠いていたにも関わらず、ゆるい命令と規律の下、仲間意識とそこからの逸脱の恐れや自己の責任放棄が仲間に与える負担への罪の意識とかが虐殺の重要なモチベーションになったって書いてて、あっこれ酷い地獄としか……。

現場猫教授 @Dr_crowfake

命令に従わなくていい権利を予め提示されており、権威者はあまり権威がなく、本人たちも別に反ユダヤイデオロギーに染まっているわけでもないし人殺ししたくて仕方ないサディストというわけでもないのに、そんな理由でやれちゃうんだ虐殺……とか思いますね……。

ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@ninomae_fumi それでしたら話には聞いたことが、あれなんですよ実はそういう戦争論みたいなのってほとんど読んだことがなくてry

とげいぬ @SMS_Charlotte

現場の「普通の人びと」より少し上のレイヤーに居た人間のメンタリティとしては「死刑執行人との対話」おすすめ。出世主義者で貴族趣味でやたらと制服にこだわりがあって軍歴欲しさに前線に少しだけ赴任してみたりする、ワルシャワゲットーを更地にした男の話。

現場猫教授 @Dr_crowfake

ユルゲン・シュトロープSS少将ですね……。あれも大概ひどい話で。

きりまん次ゃ郎 @KilimanJiro

反ユダヤ主義者だった人物が、ロシア占領地域でユダヤ人を保護したりしている点でナチスの複雑怪奇っぷりの一端が垣間見れる。

きりまん次ゃ郎 @KilimanJiro

ヴィルヘルム・クーペとかヴェルナー・ベストととか単なるナチスの中の異端と捉えるべきなのか、それとも彼らの存在こそがナチスを作り上げたととらえるべきなのか。

現場猫教授 @Dr_crowfake

@KilimanJiro 彼らも合わせてのナチスなんですよね。白も黒も灰色もひっくるめて飲み込んでしまう牽引力が確かに当時のナチスにはあったし、その中でポリクラシーが発生して右手と左手が別のことをしだすんだけど、それでも何とか動けてしまうという。

きりまん次ゃ郎 @KilimanJiro

@ninomae_fumi ナチスの持つ不気味さ、恐ろしさはそこにありますよね。一見統制されながらも、個々の部分が別々の意思で動いているというグロテスクさといいますか…

SSGT @SSGT_940815

@futaba_AFB 大不況から日本を立ち直らせなかった民間政府と市場経済に幻滅した国民が軍のもたらす政情安定と大陸遠征に伴う軍需による経済回復に期待を持ち始め、日本の領土拡大は日本の為、即ち家族の為であると言う軍政の言い分を信じたことが大きいのでは。

SSGT @SSGT_940815

@futaba_AFB 実際に領土拡大が家族の為になるかは別として、軍政の言い分を信じた大部分の方々は純粋に家族や愛する者の為に戦ったと私は思っています。

ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@SSGT_940815 うーん、理屈はわかるのですがどうしてその愛するものが結びついたのかそういうのが...

moltoke◆Rumia1p @moltoke_Rumia1p

@futaba_AFB 小さな部分の物語ならある程度の推理はつくけどね。 実際には戦いたくない人々は割といたんだろうけど、今より遥かに同調圧力は強いし、共同体から排除されないために、参加したのも多かったんだろうなぁと。 だから薬で恐怖を紛らわす必要も出たんだろうし

ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@moltoke_Rumia1p 僕が思っているのはそういうのじゃないんですよ、戦いたくなかったとかじゃなくてなぜ戦うのかにどういう理由を見つけて行ったのだろうというところで

moltoke◆Rumia1p @moltoke_Rumia1p

@futaba_AFB ふむ。 ざっと考えつく理由としたら ①国側が唱えた理念を信じて。 ②共同体で排除されないため。 ③同じ戦地の仲間のため ④個人的な名誉のため ⑤相手に対する恐怖のため ⑥義務感から ⑦最早日常となり、明確な理由なく惰性で

ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@moltoke_Rumia1p あ、いやそれぐらいなら僕も想像はできますけれども、そこへの過程とか、実際はどうだったのかとか、そういうのが大きなイデオロギーや政治とかで上書きされてあまりかいまみられてない気がしてよくわからないという感じで

moltoke◆Rumia1p @moltoke_Rumia1p

@futaba_AFB 何しろ当時の話を読んでもネームバリューある人のしか残ってないしね。 理由は様々あったにしても、途中から日常化してしまい理由なしでも過ごせてたかもしれない。 ちょうど、延々と続くきつめの仕事みたいに感覚が麻痺してったのでは？

現場猫教授 @Dr_crowfake

@futaba_AFB 結局のところ、兵隊というのは大きな物語のためのみならず、ごく身近な人間との絆とか、なんとなく命令されたからとか、そゆあやふやで身近なもののために戦えちゃうし死ねちゃうと思うんですよ。大きな物語を確固として持ってるのはなんか意識の高い人だけなんじゃないかと。

着弾観測(●ー●)CV堺雅人 @chakudan

@ninomae_fumi @futaba_AFB 横から失礼します。元空自でしたが、うちの部隊もそんな[意識の高い]人は(当然ちゃあ当然ですが)基地司令辺りくらいでしたね。逆に、曹士クラスでそんなんがいるとかなり浮きます。