ロシア チェリャビンスクの隕石落下と小惑星落下の影響について
ここから先は togetter「ロシアの隕石の質量を推定してみた」でまとめられていますので是非ご覧ください。
若干抜粋すると
宇宙と地上の境である高度100kmぐらいで衝撃波が発生する。斜めに見ているので、距離は150kmとすると、太陽までの距離(1億5千万km)の100万分の1。距離の二乗に比例、2倍明るく見える火球の光度は太陽の一兆分の2の8e14W(800兆ワット)。2秒続くと1600兆ジュール。
2013-02-16 22:22:31放射された運動エネルギー(1/2)mv^2に等しいとおく。ここで速さvは、そもそも地球に落ちてきたことからして、ほぼ地球の脱出速度(第2宇宙速度)毎秒11kmぐらいと推定できる。質量は、2E/v^2=2x1.6e15/(1.1e4)^2~2e7 kg〜2万トン。
2013-02-16 22:25:17@SaYo555 @NobuKawai 私もやってみようと思ったんですが、過程によって1ケタくらい軽く変わっちゃうのでなかなか手が出ませんでした…。
2013-02-16 23:55:49@SaYo555 @NobuKawai 明るさが太陽光度並みで、通過高度が1/3の30kmで視線距離も1/3と過程するとエネルギは1/9*1/2になり、ここで隕石の速度が1.4倍だとすると質量は1/36ですよね。
2013-02-16 23:56:45@SaYo555 @NobuKawai 光を見てから衝撃波が届くまでの時間から通過位置と撮影点との距離が出て、光の明るさが太陽の何倍だったかがわかってくれば値も収束してくるものかと。
2013-02-16 23:58:26@LH2NHI ま、その程度の精度です。10年間でエネルギー推定値が14桁大きくなったた天体現象もあるので、一桁や二桁の間違ったってどうってこと無い(違)
2013-02-17 00:37:39ロシアの隕石の質量推定、NASAの原文を見つけた。私と全く異なる方法でエネルギーを推定して500キロトン〜2000兆ジュール。数千キロの広域に配置したinfrasoundセンサー(超低周波音波?)を使って音波エネルギーから推定。http://t.co/ImbPWtu2
2013-02-16 23:35:00インフラサウンド(超低周波音波)のデータだと流星体の(おおもとの)サイズは15mぐらいだったのではないかとのこと http://t.co/sdFYHVwJ
2013-02-16 01:21:03ロシアに落ちた隕石、NASAの解析だと質量1万トンだという。奈良の大仏40体分だ。それなら……と、ここまで書いたら、大気圏に突入する大仏編隊の絵が頭から離れなくなってしまい、何を言いたかったのか全部忘れた。
2013-02-16 19:52:37隕石の落下前発見は不可能なのかなどについて
しかし、同規模の2008TC3は落下前に発見できたのに、今回落下前に発見できなかったということは、やはり数m級の小惑星を落下前に発見できるかは運次第ということか…。
2013-02-15 19:52:29ほぼ同規模の小惑星2008TC3 落下9時間前に発見、地球衝突判明は6時間前 衝突速度12.9km/sで直径3m 以下日本スペースガード協会の当時の記事http://t.co/qTRZjaZr
2013-02-15 19:55:16@tentairikigaku はじめまして。同規模の天体では2008TC3のように落下前に発見できる事例も出てきていますが、10~100mクラスの天体は最悪条件でどのくらい前に発見できるものなのでしょうか?
2013-02-15 23:39:47@LH2NHI 本当に衝突するならば、現状では早くても前日くらいだと思います。実際に地球に衝突した天体のうち、世界の観測施設が事前に発見できたのは2008TC3だけなので。これが1つの指標になると思います。
2013-02-16 00:09:34@tentairikigaku 2008TC3の場合数m級で衝突9時間前、2009DD45の場合20m級で最接近3日前、2012DA14の場合50m級で最接近7日前に見つかっていますが、昼側からの接近など観測不能の不意打ち(地球から遠ざかるとき撮影)も結構あるのでしょうか?
2013-02-16 00:09:11@LH2NHI いつごろ見つかるかというのは、小惑星の大きさだけでなく、軌道に大きく依存します。小惑星は基本的には光学望遠鏡で観測してます。従って、ご指摘の通り、昼側からやってくるものの検出は困難です。どれくらい見落としているのかわからないというのが本音です。
2013-02-16 00:14:05@tentairikigaku さきほどのtweetも含めお返事本当にありがとうございます。小惑星が周期的に地球に近づくもの(で発見されるまでのアプローチで衝突しない)なら、そのうち好条件時に発見していくことで網羅を目指せますね。
2013-02-16 00:20:50@tentairikigaku 逆に地球に近づくときはいつも昼側からという困った小惑星や、サングレーザーの彗星が太陽からの帰りにいきなり、とかだと難しそうですね。そういうのがぶつからないことを祈るばかりです。
2013-02-16 00:25:20@LH2NHI 太陽側からくる小惑星は中間赤外という可視光よりもかなり長い波長帯で観測すれば検出できると思います。ただ地上で中間赤外で観測するのはけっこう大変です。衛星を打ち上げ観測すればよいですが。。。
2013-02-16 00:38:25落下の影響等