- nirvanaheim
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#お前らの底辺グルメを晒せ 『徒然草』に出てる北条時頼の飲み会エピソードが渋カワイかったのが印象強くて、一回何もなかった時に「熱いお茶を飲むのに味噌を肴になめる」というのをやってみたらおいしかったです。
2011-12-13 16:13:29あとこれは底辺グルメでもなんでもないけど、豆腐の味噌漬けを舐めながら熱いお茶で舌上の味噌漬けを溶かすのは非常に美味でした。豆腐の味噌漬けを出してたあの店なくなっちゃったけど、一回時頼がやったように日本酒と一緒に食べてみたいものでした。
2011-12-13 16:15:46それはそれとして、あの武家政権理想君主時頼の行いみたいなのが倫理規範として外部化されると、『へうげ』の家康&三河武士団みたいに「味噌さえあればよく、それ以上は排除されるべきである」みたいになるんでしょうねぇ。ヤス=サン、時頼=サンは「この際味噌でもいい」って言っただけなんですよ。
2011-12-13 16:23:06武家政権理想君主ってつまり、清貧にして無私、公正の権化であって、地方に不当に扱われたる(苦しい中、客人をもてなすために大事な鉢の木を燃やす=捨身できるような)義者あらば見捨てずにちゃんと救済してくれるようなそんな君主ね。
2011-12-13 16:28:50〝相模守時頼の母は、松下禅尼とぞ申しける。┉ すすけたる明り障子の破ればかりを、禅尼手づから、小刀して切り回しつつ張られければ、兄の城介義景 ┉「給はりて、なにがし男に張らせ候はん。さやうの事に心得たる者に候」と申されければ(続
2011-12-13 16:53:23続)「その男、尼が細工によもまさり侍らじ」とて、なほ一間づつ張られけるを、義景、「皆を張りかへ候はんは、はるかにたやすく候ふべし、まだらに候ふも見苦しくや」と重ねて申されければ(続
2011-12-13 16:53:31続)「尼も、後はさはさはと張りかへんと思へども、今日ばかりは、わざとかくてあるべきなり。物は破れたる所ばかりを修理して用ゐる事ぞと、若き人に見習はせて、心つけんためなり」と申されける。いとありがたかりけり。〟
2011-12-13 16:53:37と、そういう風に思うのが、『へうげ』のヤスにも通じ、現代まで脈々と流れるブシドー的倫理なわけねw ≫@FroisL:ⓐnirvanaheim これはスゴイ級にありがたいお話!
2011-12-13 17:00:29ちょwwwwwwwwww ≫@FroisL: ⓐnirvanaheim 妹に「なんでそんな面倒くさいことすんの」と言ったら見事に諭されてしまったヨシカゲお兄ちゃんカワイイ!
2011-12-13 17:00:40安達義景が1210年生まれで、それ以降に生まれたとして、松下禅尼が出家したのは夫が死んだ1230年頃だから……全然十代やん……義景さんが秋田城介になったのは1237年らしいので、「松下禅尼&城介義景」という組み合わせは両者二十代から可能。
2011-12-13 17:23:35何が言いたいかっていうと、この障子のエピソードが具体的にいつかなんてことはサッパリな以上、年代を勝手に決め撃ちして安達兄妹&時頼少年(1227年生まれだから、義景が城介になった事典で10歳)を題材に暴れん坊少納言的意味でジャパナコミック化できるのではないでしょうかということです。
2011-12-13 17:28:52あ、先ほどの徒然草の引用ですが、 ┉ で省略した部分に「守を入れ申さるる事ありけるに」とあって、実際には時頼の見たシーンであろうことが示されています。
2011-12-13 17:34:43