問題は何をもって「勝ち」とするかが難しいところだと思います。RT @lctabata 勝てないようであれば人文学者の看板など背負えないでしょうね。最後は職人としての力量でしょう。RT 量的な路線を突き進む場合に(本格的に言語データを扱い始めた)NLPerや統計学者に勝てるのか
2013-02-21 20:04:42@langstat ですよね。後半の部分は(プログラミング能力や数理能力一般では)ほぼ無理だろうと思います。ふむ。ある意味では現在は過去のコーパス言語学者達が望んだような世界なのかもしれませんが、それで分野の存続自体が怪しいとなると、なんだかなあ、と思います。
2013-02-21 20:05:53コーパスが言語研究に使われるようになってきたとはいえ、少なくともSLAや英語教育分野では、まだまだ主流とは呼べず、様々なコーパス周りの手法もほとんど活かされていないので、私はコーパスを使うSLA・英語教育研究者を目指そうと現時点では考えています。
2013-02-21 20:06:30メディアと内容という違いですかね。今なら混同されずに済みそうですね。 RT @langstat「フィールドワークなどでテープレコーダーを使う言語学を『テープレコーダー言語学』と呼ばないのに、コーパスを使うと『コーパス言語学』になるのは何故か?」という類いの発言をされていた
2013-02-21 20:08:02つまるところ対象とするテクストなり作家なりをいかに深く論じれるかでしょう。RT @langstat: 問題は何をもって「勝ち」とするかが難しいところだと思います。RT @lctabata 勝てないようであれば人文学者の看板など背負えないでしょうね。最後は職人としての力量でしょう
2013-02-21 20:08:55結局のところ,どんなに道具を極めても名人にはなれない。名人は道具をうまく使いこなして,他の人にはそうそう真似のできないものを創りだす人であろう。
2013-02-21 20:14:37@lctabata 仰ることはよく分かるのですが、それだと「コーパス言語学」という固有の枠組みでの評価ではなく、従来の学問領域での評価ということになる気がします。それは悪いことではありませんが、やはり学際領域は固有の評価基準を持ち得ないのでしょうか?(ちょっと極端な言い方ですが)
2013-02-21 20:16:19一般に学際的でないとされる領域が「固有の評価基準」を実際に持ち得ているかどうかについての検討も必要かもしれませんが。 RT @langstat @lctabata …やはり学際領域は固有の評価基準を持ち得ないのでしょうか?(ちょっと極端な言い方ですが)
2013-02-21 20:19:34たしかに。。。RT @kiyonorinagasak: 一般に学際的でないとされる領域が「固有の評価基準」を実際に持ち得ているかどうかについての検討も必要かもしれませんが。 RT langstat @lctabata …やはり学際領域は固有の評価基準を持ち得ないのでしょうか?
2013-02-21 20:20:54固有の評価基準も徐々に出来上がってくるとは思いますが,あくまでも完全なパラダイム・シフトではなく,従来の枠組みの延長線上,ただし,線は連続していないことが往々にしてあるでしょう。その線がしっかりと繋がって見える人はcorpus linguistと呼べる人なのでしょうね。
2013-02-21 20:22:35RT @lctabata 固有の評価基準も徐々に出来上がってくるとは思いますが,あくまでも完全なパラダイム・シフトではなく,従来の枠組みの延長線上,ただし,線は連続していないことが往々にしてあるでしょう。その線がしっかりと繋がって見える人はcorpus linguistと呼べる人
2013-02-21 20:23:37あちこちでやってる「○○学の危機」っていうような話は大抵そこが問題になっていてしかも煽ってる人たちは実は解決策としての新しい評価基準を腹案として持ってたりとか。 RT @langstat @lctabata …やはり学際領域は固有の評価基準を持ち得ないのでしょうか?
2013-02-21 20:31:27確かにそう思います。RT @KiyonoriNagasak: あちこちでやってる「○○学の危機」っていうような話は大抵そこが問題になっていてしかも煽ってる人たちは実は解決策としての新しい評価基準を腹案として持ってたりとか。 RT langstat …学際領域は固有の評価基準を…
2013-02-21 20:32:56ちなみに腹案持ってることは悪いことではなくてむしろ腹案無しに危機を煽るのはただの壊し屋だったりすることもあるので…
2013-02-21 20:33:07たぶんこの先コーパスを道具として使うのはいつしかコーパス言語学とは呼ばれなくなり,コーパスそのものを論じるものがコーパス言語学になるかも。それは,ある意味自然な流れなのかもしれない。自分としてはコーパス言語学より,「コーパス学」の方が面白いと思っているが。
2013-02-21 20:37:36ワタクシ個人にとって一番大切なことは、自分の知りたい「何か」を追求すること。そのためならばどんな道具でも使うし、どこかの学問領域と心中する気もない。ただ、その一方、共同研究その他の手段を使って、社会や既存の学問領域にも何らかの貢献ができればいいとも思っている。ちょっと欲張りかも。
2013-02-21 21:41:28少しツイートを追加しました。以前まとめた「言語研究と統計の関係」 http://t.co/TTXLDYAkyI と通じる部分がありますね。RT langstat: 「コーパス言語学」とは何か - Togetter http://t.co/GQLBzCLdAw
2013-02-21 21:47:47非常によく分かります。これ重要。RT @nanaya_sac: 評価基準の不在あるいは劣化、という問題は…ダイレクトに何に関わってくるかというと、論文とか学会発表時にどういった基準で採択されるのか、なんですよね。せっかくやっても満たすべき基準がわからないと発表できない/しにくい。
2013-02-21 21:55:00「最後は職人としての力量でしょう」というコメントに基本的には同意しつつも、完全に同意できない理由が分かった。それで評価されるのは個人であって、分野ではないという点かも。「他の人にはそうそう真似のできないものを創りだす」というのも同様。特定の分野の大多数ができたら、独創的じゃない。
2013-02-21 22:03:27