ENOG19 Meeting (2013年2月22日) #enog
高嶋さん:TRILLっていうNWの中では、IS-ISというOSPFみたいなプロトコルを使い、TRILLの網に入るとき、一つパラメータを追加してあげます。そのヘッダーを使って、ショーテストパスを通って、出すときは、追加したヘッダーを取ってあげる。 #enog
2013-02-22 20:25:32高嶋さん:RFC6325は TRILLというタイトルではない。Routing Bridge。Router(L3)のような動きをする Bridge(L2)なので。 #enog
2013-02-22 20:26:25高嶋さん:TRILL Frame: ・Outer Ethernet Header ・TRILL Header ・それ以下が、通常の Ethernetフレーム。 #enog
2013-02-22 20:27:19高嶋さん:外側のヘッダーが、Ethernetでは無くても良くなっている。実際は、PPPでもよかったりする。 #enog
2013-02-22 20:27:43高嶋さん:TRILL Headerって?: ・Outer MACヘッダ ・TRILLヘッダ ・TRILLペイロード(Inner MACヘッダも) #enog
2013-02-22 20:28:58高嶋さん: ・元々の Ethernetフレームをくるんでいるので、MAC-in-MACとか呼ばれたりします。 #enog
2013-02-22 20:29:47高嶋さん:TRILL Headerを詳しく: ・Egress RBride Name:宛先のRbridge(どこでヘッダが外されるか) ・Ingress RBridge Name:送信元のRbridge ・M:Multi Destination(フラグ) #enog
2013-02-22 20:31:04高嶋さん: ・Hop-Count:TTL ・その他:V:Version、R:Reserved、Op-Len:Option Length #enog
2013-02-22 20:31:55高嶋さん:IS-IS: ・IS-IS自体は、OSPFとよく似たプロトコルです。 ・リンクステート型のルーティングプロトコル ・L2上で直接動作し、L3設定不要 ・TLV形式のサポートにより、マルチプロトコル拡張が容易 →下のレイヤーのプロトコルに依存しない #enog
2013-02-22 20:34:31高嶋さん:L2-IS-IS: ・L3 IS-ISと独立の Ether TYぺを持ち、インスタンスを独立 →マルチキャストがややこしくならない ・Layer-1のみで構成されるシングルエリアで動作 →プライオリティだとか、パラメータを運んでいるので、レベルを分けて階層化 #enog
2013-02-22 20:37:17高嶋さん: ・Hello →TRILL上では特殊なことが。DR Bridgeを決定するためにも使われる。 #enog
2013-02-22 20:41:17高嶋さん:動作イメージ: ・VLANごとにルーティングテーブルができます →RBridge IDとMAC対応表を、各RBridgeが保持 ※従来のEgressポートとMAC対応表に相当 #enog
2013-02-22 20:51:13高嶋さん: ・Ingress RBridgeと Egress RBridgeの間を L3として考えてみると、Routerをつなぐそれぞれのリンクでは、MACアドレスはホップバイホップで変わっていくが、IPアドレスは変わらない #enog
2013-02-22 20:55:23高嶋さん: ・途中の RBridgeは、Outer MACヘッダのDestinationとSource MACを変えていく →Inner MACヘッダは書き換わらない #enog
2013-02-22 20:56:47高嶋さん:Multi-Destination: ・BUL →Broadcast →Unknown-Unicast →Multicast #enog
2013-02-22 20:58:42高嶋さん:Multi-Destination概要: ・Distribution Treeによる配布 →TRILL網内では、IS-IS SPFで作成された双方向Distribution Treeに沿って BUM通信が行われる →必ずしも SPFになるわけではない #enog
2013-02-22 21:00:52高嶋さん:Distribution Tree Basics: ・Distribution TreeにもRBridge Nicknameが振られる →Engress RbridgeにDistribution Treeを指定 #enog
2013-02-22 21:01:58高嶋さん: ・複数のTreeがあっても良い →Rbridge-4をRootにもつTreeとRbridge-2をRootにもつTree、など →宛先アドレスで、どのTreeで運ぶかを選択 #enog
2013-02-22 21:04:18