「南方熊楠の変形菌研究と生物の多様性」科博講演会
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生物と環境の相互関係データを集積。書きためる,頭の中に集積。データを一般化・法則化するのが近代の研究者。しかし熊楠はそれをせずに,自然保護運動/神社合祀反対運動に直接に実用化。西洋近代科学に与していない。#henkeikin
2013-02-23 14:21:09西洋。古代ギリシャ以来の文化(イスラム経由で西洋へ)、体系を重視。方法論。キリスト教世界観=神は絶対、神による天地創造。自然の摂理/法則の重視。#henkeikin
2013-02-23 14:25:20東洋の文化。本草(薬用から)。江戸の後半に役立つかどうかは別にして万物を知りたい、博物へ。明治に入って植物学/動物学に矮小化。#henkeikin
2013-02-23 14:27:32熊楠は1886年に渡米。20くらいのとき。一説には落第したから。実家も商人のために役立つのならOKとのことで行かせた。そのあと1892に倫敦へ。8年居た。当時の倫敦は西洋近代科学の最前線。東洋から西洋の最前線へ。#henkeikin
2013-02-23 14:30:19仏教の人でどきほうりゅう(高野山の真言僧)、シカゴの帰りに倫敦で熊楠に会う。熊楠も因果論が科学にあっていると考える。熊楠はどきほうりゅうに「仏教者は科学に目を向けろ」と問いかける。逆襲。付き合いが始まる。#henkeikin
2013-02-23 14:33:37熊楠との往復書簡が有名な土宜法龍ですね。 RT @Mr_Fuku: 変形菌の絵曼荼羅がどきほうりゅうとのやり取りの中に出てkる #henkeikin
2013-02-23 15:19:43熊楠は人類学も生物学もいろいろやっている。細分化している。しかし逆から見ると、博物という根っこにつながる。非常に大きい。#henkeikin
2013-02-23 14:38:02再現性が出来ない分野。歴史など時間に関わるもの生物学では進化。進化は西洋近代科学では不得意。ダーウィンがなかなか受け入れられなかったのもそのせいがあるのではないか。それが因果論では体系立てられる。#henkeikin
2013-02-23 14:42:36リンネ式分類体系。階層的。リンネは西洋近代科学の人。種は神様が作った。出来上がった種を人間がどうまとめるか?が、リンネの仕事。#henkeikin
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