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『聲の形』といじめとディスコミュニケーション
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crowserpent
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@masayuki0315 むー(´・ω・`) うん、それもわかるんですが•••。やはりぼくの感想は少数意見なのか•••「物語」としてカタルシスが無いというか、すり替えを感じるということでしょうか。
2013-02-23 00:00:50![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@hasidream @masayuki0315 …えーと、人類にとっての暴力をコミュニケーションツールとしてコンタクトしてくる宇宙怪獣と人類の邂逅描いてくれると納得いくなぁと
2013-02-23 00:15:57![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@masayuki0315 む•••。しかし男の子も「手話を覚える」って人生の舵を切ってるわけで。あれは一瞬の反省でできることじゃない。彼がこれから何処へ行くのかわからないけど、彼の人生の原点になる話だと思うんだよなー。邪悪であることは間違いないと思いますが•••
2013-02-23 00:15:20![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「聲の形」すごいなと思うところはああいった問題に対するひとつの形をぶれずに首尾一貫してるように感じるところ。もちろん不完全だったり間違ったりしているかもしれないけど、作品のなかで一貫しているのがすごいと思うし個人的には間違ってないと思う。んでそれは「知らない」ってことだと思う
2013-02-23 23:11:55![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
人は知ることで対象を好きになったり嫌いなったりするけど、知らないうちはそれは憧れや恐れに過ぎないと思うのよ。んで冒頭に「ぶきみ」と言わせてるのはそれだと思うのよ。これはひとつ原始的な感情として確実にあると思うのよ。
2013-02-23 23:15:02![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
2人は同じものを見てても違う世界にいるわけだけど、最後には一部でも「知る」ことによって2人の世界の一部が交わった、とおいらは読んだのよ。
2013-02-23 23:20:13![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ふむふむと思うところもあり。ボーイミーツガールが骨子だとは思った。ただ肉付けの部分があまりにうまくて目を引くというか。もちろんそれも必須だろうけど。つまり作品全体としてやっぱりすごいんだろうな
2013-02-25 22:51:37![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「聲の形」についてまだしぶとくいろいろ考えてる。ぼくは主人公の男の子を嫌いにはなれんのだよなぁ。無神経だとは思うが。それは彼が「素直」だからだ。最初の「からかい」は、悪意というよりも興味だ。そして、本人も気付いてないかもしれないが、それは「好き」にも似ていると思う。
2013-02-25 21:55:51![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@blue_ash_brown うーん、僕は彼自体はあんまり好きではないですね。倫理的にみて、あまり擁護できないですし。ただ一人一人に焦点を絞らずに、一歩引いて全体を眺めてみると、彼とヒロインの間で対話を始まったように、あの話は前進していると思うんです。そこらへんが僕は好きです。
2013-02-26 08:24:21![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@blue_ash_brown 「聲の形」は、いじめより、コミュニケーションの意思というお話として読みましたね。いじめのお話として読むと、石田をいじめた周りの者や先生に対して何ら裁きのないことが倫理的な問題になる。
2013-02-26 08:52:42![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@blue_ash_brown 僕が重要視しているのが166ページと最後のページの「手つなぎ」で、これを「コミュニケーションを求める」「受け入れる」であると置きました。
2013-02-26 08:53:00![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@blue_ash_brown 石田の物語としてこれを読むと、自分がいじめに遭うことによって、より広い視点の言葉を手に入れて「今度は自分からコミュニケーションを求めていきたいんだ」という物語を紡いでいるように思える。
2013-02-26 08:53:07![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@blue_ash_brown 逆に、西宮の物語としてのそれは「心折れずにコミュニケーションを求め続け、やがてそれに巡り会う物語」のように思える。
2013-02-26 08:53:23![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@blue_ash_brown 西宮がコミュニケーションの申し入れを受け入れたことについては、彼女の物語は「コミュニーケー書んを求めること」で一貫しているので、最後で石田を拒否することは、これまでの自分の物語を否定することにつながる。
2013-02-26 08:53:45![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@blue_ash_brown 恨みつらみを超えて握手することができる彼女の懐の広さを感じます。石田の贖罪が済んでいないことについては、まずコミュニケーションの経路を成立させることが重要で、最後のシーンでようやくそれが成立したと解釈できる。
2013-02-26 08:53:58![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@_danwaneji @blue_ash_brown そこらへんは石田が手話を覚えた点で説得力が持たせてますよね。ヒロインが耳が聞こえないという設定を外したら、彼がいくら「対話」したいと望んでも、いじめっ子の都合の良い自己満足に見えて、なかなか説得力をもたすのは難しかったかと。
2013-02-26 09:39:27![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Gintarou09 @blue_ash_brown コミュニケーションをしたいという意思が「手話を覚える」「時間をかけて居場所を探す」というハードルを超えるかたちで描かれているあたりは、石田に好感を与えていますね。
2013-02-26 10:02:34