『聲の形』といじめとディスコミュニケーション
- crowserpent
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@Gintarou09 @blue_ash_brown どちらにせよ一方的な感情に見えかねないですが、「コミュニケーションを始めたい」という、始まりに至るまでのお話だとおもうので、送り、受け取られないと、何も始まらない。
2013-02-26 10:02:59@Gintarou09 @blue_ash_brown 受け取らないまま、先にいじめの責を問うても、それはコミュニケーションの範疇よりは「コミュニケーションの拒絶」となりかねないですし。
2013-02-26 10:03:27@_danwaneji @Gintarou09 @blue_ash_brown 石田が努力して手話覚えても西宮さんが拒否したり恨む可能性だって当然あったわけで、拒否される恐怖は当然あったと思うけどそれ乗り越えて、とかも考えるとかなりほんとにハードル高いんですよね
2013-02-26 10:06:04@TM25021 @Gintarou09 @blue_ash_brown そういった「得難さ」みたいなものは、よく描写されていたんじゃないかと思います。
2013-02-26 10:16:44あえて描かれてない部分とか考えると、本当にいじめとか障害者差別とかそのものより「コミュニケーションの誕生」みたいなのが描きたい感じ。 興味のない(敵視している)状態から、相手のことを知りたい欲求が生まれて、道具を見つけて、つながりを見つけた時の喜びというか。
2013-02-26 10:11:58石田のひとりよがりに見えるというのも多分意識的なもので、始めのコミュニケーションってそんなもんだろ、と。お互いの思いやり云々はもっとコミュニケーションそのものに習熟するとか、相手との関係が深まってからだろ、幼いしまだ始まってばかりの関係ならひとりよがりで当然、的な雰囲気も感じる
2013-02-26 10:13:33琴浦さんのコミュニケーションを拒否する優しさと弱さ、西宮さんのそれでもコミュニケーションを求め続ける強さ?と○○みたいな構図だと思うけれど、石田視点でしか物語が見れない私にとって西宮さんはとてもミステリアスでそれが魅力的なのだった。
2013-02-26 10:17:02西宮さんの動機については琴浦さん4巻にあった「ごめんなさいって言わなくて良い関係」みたいなのを考えてる。 だから何度失敗しても隠さず、自分をさらけ出して人の輪に飛び込んでいくみたいなところがあったのかな、と。 結構自分のエゴも自覚してる気がしてすごい。(妄想だけど
2013-02-26 10:22:32@gigir あ、そうですそうです。gigiさんの表現のお陰でスッキリ。 言われてみればまずそこスタートにしないと、なぜ女の子を別の存在として扱って敵視してたかわからんってことに。
2013-02-26 10:33:37@gigir 話がすごく壮大になりましたねw けど非常にわかりやすいです。 分かり合えるという可能性さえ感じないものが接近してきたら殺し合いになっちゃいますよね。 ・・・なんだかELSが萌えキャラに置換されてきた
2013-02-26 10:39:01@_danwaneji @TM25021 石田は彼女から拒絶されても、それは残念だけどしょうがない。だって彼は無自覚であろうと、それだけのことをしたんから。だけど彼女は彼の手を握ってくれた。これは必然の物語ではなく、幸運な物語なんですよね。まあ、この先は分かりませんが(笑)
2013-02-26 11:00:07@Gintarou09 @_danwaneji 本当にそう。これは(石田くんにとって)ものそうごく幸運な物語って考えないといろいろモヤモヤしちゃいますね。
2013-02-26 11:05:08@TM25021 @Gintarou09 うん。西宮の物語の意思の強さによって、石田の物語が救われている、(自業自得という見方もあるでしょうが) 辛い経験に意味がもたらされている。そういったお話に見えますね。
2013-02-26 11:10:33個人的には西宮さんの元気で安定した様子から見て、彼女にはすでに真鍋みたいな存在がいて、石田くんはまぁ森谷さんみたいなポジションになるみたいな展開をイメージしてしまったわけで。石田にとって西宮が特別でもその逆は真ならず、と。 あそこでとどめているのは作者の優しさ(台無し)
2013-02-26 11:06:22物語の意味的に考えれば、石田の努力によって初めて西宮が救われるという展開が正しいというか必然かもしれないけれど、あえてそれをぶん投げた妄想が浮かぶ程度には石田くんの物語にはモヤモヤっとしたものを感じていたり。 「スロウハイツの神様」とはやっぱりちょっと違う感ある
2013-02-26 11:13:06@TM25021 @Gintarou09 うん。西宮の物語の意思の強さによって、石田の物語が救われている、(自業自得という見方もあるでしょうが) 辛い経験に意味がもたらされている。そういったお話に見えますね。
2013-02-26 11:10:33@_danwaneji @Gintarou09 あ、内田さんの表現の方がスッキリです。「西宮の物語」と「石田の物語」があって、西宮の物語が石田の物語を包み込むみたいな感じととらえればいいですね。 主語抜きで「物語としての納得性がー」とか考えてたので頭こんがらがってました
2013-02-26 11:17:12.@TM25021 @_danwaneji @Gintarou09 久々にTwitterを開いたら大量の@が•••(笑)。語りたかったので嬉しいです、ありがとうございます。
2013-02-26 22:33:47@blue_ash_brown なんか、ashさんに呟いてみたら、そこからashさん抜きで議論が勃発して、大量のリプライが生まれました(笑)
2013-02-26 23:02:07@blue_ash_brown @Gintarou09 @_danwaneji この作品はなにか語りたくなりますよね。 私も話したくてうずうずしてたのでありがとうございます。
2013-02-26 23:24:58聲の形について。「子供の世界」で残酷な暴力があるのは、もう、「そういうもの」なんだと思う。もちろん良いことではない。海燕さんたちとのやり取りで、あれは確かに「虐めた過去も今思えば青春だったよね」的な読まれ方をされる恐れがあるなぁとも思った。それはコワイ。
2013-02-26 22:38:36聲の形の一番の軸は「他者とコミニュケーションすること」だと思う。そこで「声が届かない」ってモチーフを使ったのは上手いと思ったけど、イジメ描写が秀逸すぎて、軸のテーマが相対的に弱くなった感はあるなぁとか。まぁぼくが勝手に軸だと思ってるだけなんで、全て描きたかったことかもしれないが。
2013-02-26 22:42:15@blue_ash_brown 「すべて描きたかったことかもしれない」 ですね。 そのせいでひとつに絞り切れてない感あっていろいろ言いたくなるんですが、そこが逆に魅力になってる気がします
2013-02-26 22:54:56