Y0PONのジョン講座

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わいぽん @Y0PON

~独裁者レーニン~ 革命は国民のレベルが高い国家でないと起きないが、ロシアは帝政というレベルの低い政治をしていたにも関わらず革命が起きた。 それはレーニンの、共産党による一党独裁が起きていたからである。

2013-03-02 23:38:19
わいぽん @Y0PON

レーニンは、抵抗勢力を「共産党の敵」ではなく、「人民の敵」と表現することによって国民の意識をすり替え、共産党の考え=人民の考えという意識を与えた。 また、レーニンは抵抗勢力を処刑や強制収容所に送るなどの方法で社会から排除する、「恐怖」の政治を行った。

2013-03-02 23:38:34
わいぽん @Y0PON

~独裁者スターリンと大量の死者~ レーニンの死後、スターリンが独裁者を立場を引き継いだ。 スターリンは何よりも立場を奪われることが嫌であったため、まずは身近にいて自分の立場を奪いかねない、有能な側近を皆殺しにする。

2013-03-02 23:38:51
わいぽん @Y0PON

また、スターリンは農業の効率をあげるために農業の集団化を行ったが、社会主義の「どんなに頑張っても稼ぎは平等」という特徴によって、むしろ農民は「別に俺がやんなくても誰かがやってくれるだろ」とやる気を失ってしまった。

2013-03-02 23:39:17
わいぽん @Y0PON

それによって農業の生産が大幅に減り、飢饉が発生し、大量の人が死んだ。 この側近の皆殺しと餓死によって数千万人もの人が亡くなった。

2013-03-02 23:39:29
わいぽん @Y0PON

・戦争抑止と孤立主義 1919年、ヴェルサイユ条約が組まれたが、第一次世界大戦は総力戦であったため、各国の被害がとてつもなく大きかった。 そのため、戦争参加国は「戦争を抑止しよう!」と国際連盟を1919年、スイスのジュネーヴを本拠地として設立する。

2013-03-02 23:39:50
わいぽん @Y0PON

しかし、第一次世界大戦での被害が一番小さく、それによって世界一の強さを誇るアメリカが孤立主義に戻ったために不参加。 それによって結局国際連盟は戦争抑止力を持たなくなってしまう。

2013-03-02 23:40:05
わいぽん @Y0PON

・賠償金とナショナリズム ヴェルサイユ条約では、戦勝国であるイギリスやフランスは敗戦国であるドイツから多額の賠償金と植民地を奪った。 それは、イギリス・フランスが総力戦をしたドイツに対して、ナショナリズムによって強い怒り、恨みをもっているからだ。

2013-03-02 23:40:22
わいぽん @Y0PON

・ブロック経済 イギリスは、自国の所持する植民地はイギリスとしか貿易させないという「ブロック経済」を形成する。 これも、自国さえ貿易できればいいやというナショナリズムの表れである。 しかし、これによって世界経済の流れを阻害することとなってしまう。

2013-03-02 23:40:40
わいぽん @Y0PON

・大恐慌 1929年、ニューヨークの株価が大暴落する事件が起き、それによって世界経済に大ダメージが発生した。 植民地を持つ国はブロック経済によってこの恐慌に対抗することができたが、植民地を持っていないドイツは大きなダメージを負った。 ドイツ政府は経済を立て直そうとするも失敗。

2013-03-02 23:41:04
わいぽん @Y0PON

国民の政府に対する信頼が失われてしまう。

2013-03-02 23:41:15
わいぽん @Y0PON

~独裁者ヒトラー~ この恐慌による混乱の中、アドルフ・ヒトラーが台頭する。 ドイツは、第一次世界大戦に敗北し大恐慌にも襲われ、国民達はドイツ人としての自信を失っていた。

2013-03-02 23:41:32
わいぽん @Y0PON

その中でヒトラーは「ドイツ人は世界で一番優秀である!第一次世界大戦で負けたのはユダヤ人のせいである!」といったような、「反ユダヤ主義」などの過激なナショナリズムを展開した。

2013-03-02 23:41:45
わいぽん @Y0PON

~民主主義による独裁~ ヒトラーは独裁者であったが、独裁者のなり方が特徴的であった。 それは成人ならば全員参加の選挙を行い、それに選ばれるという方法で、これによってヒトラーは民主主義的な方法で独裁者となった。

2013-03-02 23:42:03
わいぽん @Y0PON

しかし、これはあくまで理論上の話で、実際はヒトラーの意志=全ドイツ人の意志とはならず、反ヒトラー派などのヒトラーに票を入れていない人達が独裁者となるのを防ぐはずだった。 しかし、ヒトラーは本当にヒトラーと全ドイツ人の意志を合致させてしまう。

2013-03-02 23:42:25
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