で、どうするんだ、日本。

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松浦晋也 @ShinyaMatsuura

ざざっとNASA予算サマリーを読んだ。第一印象は「まともだ」。2004年時点のブッシュ新宇宙政策よりはるかにまとも。これをきちんとやれば、2010年代後半、アメリカの宇宙開発はぐっと伸びるかも。

2010-02-02 10:50:04
松浦晋也 @ShinyaMatsuura

予算総額は結構手厚い。今後5年の総額は1000億ドルを突破。年平均200億ドル超は初めてではないか。

2010-02-02 10:53:11
松浦晋也 @ShinyaMatsuura

その一方でコンステレーションをキャンセル、シャトル引退。これでかなりの財政余裕ができる。

2010-02-02 10:54:39
let's orbit! @letsorbit

今回のCCDev選定結果はここが詳しい感じ / Biggest CCDev Award Goes to Sierra Nevada | SpaceNews.com http://bit.ly/aQIZs8

2010-02-02 10:55:20
松浦晋也 @ShinyaMatsuura

できた余裕を突っ込む先は、基礎技術開発(特に宇宙輸送システム、ロケットエンジン)、宇宙科学、そして地球環境…というよりも太陽も含む地球近傍空間の環境変動観測。古くなったNASA施設の更新も行う。

2010-02-02 10:56:53
松浦晋也 @ShinyaMatsuura

軌道上推進剤保存・補給、推進剤、材料科学、燃焼過程の解明、といった項目が予算サマリーに出てくるレベルで組み込まれたのは特筆もの。基礎の基礎からがっちりやるぜ、ということだ。

2010-02-02 11:01:02
松浦晋也 @ShinyaMatsuura

太陽系探査は、有人に先行して無人先行探査を実施。でもって…

2010-02-02 11:03:24
松浦晋也 @ShinyaMatsuura

identify hazards and resources for human visitation and habitation. とあるのは、小惑星をやると読めるのだが…hazardsというのは小惑星衝突だろうし。

2010-02-02 11:04:23
しかのつかさ @sikano_tu

これはいいはなし( ・∀・ )v RT @ShinyaMatsuura 軌道上推進剤保存・補給、推進剤、材料科学、燃焼過程の解明、といった項目が予算サマリーに出てくるレベルで組み込まれたのは特筆もの。基礎の基礎からがっちりやるぜ、ということだ。

2010-02-02 11:04:50
大貫剛 @ohnuki_tsuyoshi

@ShinyaMatsuura NASAがキャッチーな目標を捨て、足腰を固める開発に取り組むというのはライバルから見れば悪夢なのでは?20年かけて月や火星を探査しても、その頃にはNASAが低軌道までの超高効率なインフラを構築していたら簡単に抜き返されてしまう。

2010-02-02 11:05:36
林 譲治 @J_kaliy

恐い。アメリカは将来を考えてる。 RT @ShinyaMatsuura 基礎の基礎からがっちりやるぜ、ということだ。

2010-02-02 11:06:14
林 譲治 @J_kaliy

まぁ、怖がることもないんだけどね

2010-02-02 11:06:41
松浦晋也 @ShinyaMatsuura

@ohnuki_tsuyoshi NASAがぐだぐだ計画で世界を巻き込むよりずっとましではなかと思うのですが、どうでしょうね。

2010-02-02 11:06:41
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

@ShinyaMatsuura これは、NEOの観測と探査を含め、両方のイニシアチブをとるということではないでしょうか。探査の方はそういう意味では怖いことになるかも。

2010-02-02 11:08:11
松浦晋也 @ShinyaMatsuura

探査関連ではFlagship demonstration programをやるとしている。軌道上推進剤保存・補給、インフレータブル構造の開発と実証、(完全)自動ランデブー・ドッキング、軌道上閉鎖ライフサポートシステム実証などなど。

2010-02-02 11:09:02
大貫剛 @ohnuki_tsuyoshi

@ShinyaMatsuura もちろんです。本当の宇宙時代がやってくる予感がします。しかし、同時にそれは「ボーイングの空」が宇宙にまで広がることを意味するかもしれない。その中で日本がどうすればいいか、まだイメージが整理できません。

2010-02-02 11:09:34
松浦晋也 @ShinyaMatsuura

1億ドル以下の小型技術実証ミッションも(おそらくは多数)実施する。行った先の資源を利用するデモンストレーター、や次世代宇宙推進系(イオンエンジンやソーラーセイルか??)。

2010-02-02 11:11:32
林 譲治 @J_kaliy

@ShinyaMatsuura 宇宙開発の基礎研究による産業へのリターンも大きいとすれば、NASAが世界に先駆け基礎科学天国を用意すれば、日本を含め世界中から人材を集めることも可能か(今も似たようなものだけど)。人類全体ではいい話。近未来日本にはなかなか厳しくなるかも。

2010-02-02 11:11:47
大貫剛 @ohnuki_tsuyoshi

実は、アメリカがアレスVなんかでグダグダやっている間に日本は小さくてもRLVを開発したりしていたら面白いな、とか思っていた。でも、アメリカが本気でRLVを開発、それもX-33みたいな拙速な計画ではなく基礎開発からやられたら、日本が参加する余地はあるのだろうか?

2010-02-02 11:11:58
松浦晋也 @ShinyaMatsuura

燃焼から推進剤選定に至るまでの推進系基礎研究がどんと柱に入った。しかもヘビーリフターに向けて第1段推進系をやると明記(New approaches to first-stage launch propulsion)

2010-02-02 11:13:52
林 譲治 @J_kaliy

人間が世界中に自由に動ける時代に、大胆な基礎研究投資ができる国や社会は、長い目で見れば莫大なリターンを期待できる。博打も基礎研究も長い目で見れば、仕切ってる連中の勝ち。

2010-02-02 11:14:20
松浦晋也 @ShinyaMatsuura

アメリカが本腰入れて液体ロケットエンジン開発に復帰するということ。狙うは、ロシア並み、あるいはそれを超える超高圧燃焼と、高比推力ノズル…かな(これは私の想像)。なんにせよ基礎からやると言っている。

2010-02-02 11:15:36
maz @dynamicsoar

NASA予算、may include だけど "Landing on the Moon with a robot" あれあれ・・・どっかで聞いたような・・・?w

2010-02-02 11:16:19
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

とにかく基礎から全てやり直すということでしょう。いままでが継ぎ足し継ぎ足しの計画で、その上にコンステレーションという巨大な覆いがついてしまった。これを取り除いて、もう一度基礎からやり直すという考え。だとすると、その先はすごいことになるかも。

2010-02-02 11:17:06
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

ただ問題は、10年待てない人たちというのも多いこと。とにかく走っている計画を走りながら変えることになるので、その折り合いをどうつけていくか。

2010-02-02 11:17:33
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