第57回岸田戯曲賞選考委員 岡田利規の全ツイート

記録です。
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@okada_toshiki

戯曲にリアリティがないことが上演としての意義をかえってたかめることがある(昨夜の僕に起こったことのように)のだとしたら、戯曲にリアリティがあることを、リアリティがないことよりも高く評価するのっていったいどれほどのものなんだろう?? 、、、なんてことを昨夜は思ったのでした。

2013-01-30 10:54:50
@okada_toshiki

言い換えると、昔だったらこの戯曲に「リアリティ」を感じただろうけど、今はそうでもないということです。興味深いのは、観劇体験としては昨夜のほうが意義深かったということです。なぜ意義深かったかというと、そこにリアリティを感じることができなくなっている自分を発見したから。

2013-01-30 10:49:34
@okada_toshiki

でも、僕は今頭がわりと戯曲賞選考委員モードだから、この『地下室』がもしも候補作だったら、みたいな想像をおのずとする。で思ったのは、2006年時だったら(というか2011年以前だったら)僕はこの戯曲を好意的に評価しただろうけど、今だったらそれほどでもないだろう、ということです。

2013-01-30 10:45:48
@okada_toshiki

僕も今食べ物の産地とか気にしているから、この芝居を見ながら「あ、俺もこの人たちみたいになっちゃってるのかなあ」とか「いやいや、こいつらとは違う、俺はこいつらみたいな変態じゃないし」とか、まあとにかく、2006年に見たときよりもよっぽどざわざわさせられた。だから本当に見て良かった。

2013-01-30 10:19:20
@okada_toshiki

『地下室』は初演も見てる(2006年)。僕は昨夜の観劇のほうがおもしろかった。なぜなら初演時は作中人物(自然食品を売ったり体にいい水を作ったりしてるうさんくさいやつら)のことを簡単に突き放して「いるよねこういう人たち」みたいに見ることができたけど、昨夜はそうじゃなかったから。

2013-01-30 10:13:55
@okada_toshiki

きのうはこまばアゴラ劇場で松井周さんの芝居『地下室』を見ました。観劇前に近くの喫茶店で『一丁目ぞめき』を読みました。

2013-01-30 10:04:32
@okada_toshiki

きょうは赤堀雅秋氏の『一丁目ぞめき』を読もうと思います。

2013-01-29 10:08:44
@okada_toshiki

この際だから歌舞伎の台本とかも読んでみようかな。『無差別』には天神様が出てきたから(って短絡的な連想だけど)『菅原伝授手習鑑』とか。僕は歌舞伎を見たことはあまりないし、台本を読んだことにいたってはほとんどありません。

2013-01-29 10:07:00
@okada_toshiki

『アテルイ』を読みたいと思ったのは(今げんに読んでるのは『SHIROH』ですが)、『無差別』という戯曲に対する自分の立場を決めるための補助線がほしかったから。『アテルイ』が受賞した回の選評(http://t.co/NHWkKWGK)と併せて読むのがその役に立つような気がして。

2013-01-28 10:15:55
@okada_toshiki

第47回岸田賞受賞作の中島かずき氏『アテルイ』を読みたくなり、図書館に行くも在庫がなく、かわりに同じく中島さんの『SHIROH』を借りてみました。

2013-01-26 13:34:12
@okada_toshiki

そんなことを思ったのも、『無差別』という戯曲が、差別の描写(犬の屠殺を生業とする作中人物たちが受ける差別)からはじまり、無差別な暴力(原子爆弾)で終わるという構造になっていたからなんですけれども。

2013-01-26 01:04:13
@okada_toshiki

中屋敷法仁氏の『無差別』を読みました。「差別」はよくないことなのに、「無差別」もまたよくないことを指す言葉であるというのは奇妙なものだ、、なんてことを思ったりしました。

2013-01-26 00:58:27
@okada_toshiki

僕、大臣じゃありません(参与とかでもありません)。@Bokutou_House

2013-01-25 22:33:17
@okada_toshiki

お時間あるときに読んでいただけたら、嬉しいです。ケラさんがどういう感想もたれるか、とても興味あります。。@kerasand

2013-01-25 22:22:33
@okada_toshiki

ちょっと悩みましたが、言うことにします。僕、食材の産地を気にしてます。高級でなくてもいいので、産地が分かるものであることが希望です。@Bokutou_House @kerasand

2013-01-25 18:21:36
@okada_toshiki

「演じること=演劇をしていること」じたいが扱われている戯曲というのも、ときどきありますので(たとえばきのう読んだ『りんご』にもそういう面が)、それもあって、まあ、そんなことを考えましたよ。

2013-01-25 16:18:32
@okada_toshiki

演劇においては、「演じる」という言葉の意味は、「他人になる」ということよりもずっと「演劇をしている」ということのほうに近いものになる。

2013-01-25 16:14:44
@okada_toshiki

演劇やってる人間としては、『ホーリー・モーターズ』は演じることについての映画なので、めっちゃ興味深かった。映画においては「自分とは別の人物になる」という意味で「演じる」ことが可能だ。でも演劇ではそれはかなり難しい(というか、たぶん不可能)。

2013-01-25 16:07:32
@okada_toshiki

戯曲賞とは直接関係ないけど、今朝、レオス・カラックスの新作『ホーリー・モーターズ』を見ました(27日にこの映画の試写会終了後のトークに出る関係でDVD送ってもらったんです)。

2013-01-25 16:03:26
@okada_toshiki

食べないのがいちばんいいと思いますが。。どちらかを選ぶとしたらサンドイッチのほうが、お箸でがっついたりしないで済むぶん、いいんじゃないですかね。。@Bokutou_House

2013-01-24 18:05:54
@okada_toshiki

いや、24分の5ってところじゃないですかね。3回は読まないと選考会で太刀打ちできませんから。。。@Bokutou_House もはや8分の5ですね! RT @okada_toshiki: 今日は北川陽子氏の『りんご』読みました。

2013-01-24 17:52:06
@okada_toshiki

今日は北川陽子氏の『りんご』読みました。

2013-01-24 17:29:14
@okada_toshiki

候補作だけ読むのではなく、あいだに他の戯曲を読むことを挟んだほうがいいと考える。きのう読んだのは普通に『ガラスの動物園』とかですけどw

2013-01-24 09:57:51
@okada_toshiki

ちなみに『エレノア』を読んだあと、どうしてこの作品のタイトルが『エレノア』なのか、不思議に思いました。やがてそれが分かって、ちょっとすっきり。

2013-01-23 18:07:01
@okada_toshiki

ちなみに私は今のところ、以下の四作を読みました。岩井秀人氏『ある女』、畑澤聖悟氏『翔べ!原子力ロボむつ』、早船聡氏『エレノア』、水沼健氏『ニューヘアスタイルイズグッド』。あとの四作もはやいうちに読む予定です。むろん候補作すべて、何度も読む予定です。

2013-01-23 14:57:38
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