橋本紡氏を中心とした、「30~35歳の世代に見られる自負・自虐気質」についての会話

9月2日の深夜に作家の橋本紡@tsumugu_hさんを中心に繰り広げられたお話をまとめました。 時系列は少しいじってあり、あまり話の内容と関係のなさそうなものはカットしました。 抜けてる部分もあると思うので、見つけた方は編集お願いします。 タイトルちょっと変更しました。
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橋本紡 @tsumugu_h

ああ、五時に近いですね。書き込みは終わらせましょう。ひとつひとつ返事を書いて、終わった時点で、僕もまた寝ます。

2010-09-02 04:51:15
takohati 新音源配信中 @takohati_zombie

@tsumugu_h 上の世代が自負も自虐も少ないのは、高度経済成長期で米欧に追いつけ追い越せで、何をすればいいかが明瞭であったから。一方で、経済成長が終わり、目標が個人個人で変わってきた、その結果、自分が何をすべきかがわからなくなったのが今の30代。と考えました。

2010-09-02 03:48:31
橋本紡 @tsumugu_h

@takohati_zombie 認識はきわめて近いです。ただ、ここで結論を出せないのは、そう仮定するならば、彼らがあまりにかわいそうだ。・・・と書く僕の態度は傲慢でもある。

2010-09-02 05:05:02
たぬき @YamatoYutaka

@tsumugu_h イタズラが過ぎて先生に本気で怒られた事あります。しかし、自分の親から本気で怒られたのは小学生前半頃までです。それからはどちらかというと諭されるような感じか、親が一人でイライラしてることが多かったように思います。

2010-09-02 03:49:39
たぬき @YamatoYutaka

@tsumugu_h 親、ということで思ったのですが、両親が共働きで昼間家にいないこととかが関係あるのではないでしょうか? 親が家にいないと好き勝手できますから。勿論代わりにやらないといけないこともありますが。 

2010-09-02 03:53:56
橋本紡 @tsumugu_h

@torikai_chiaki 僕たちは親との関係を一生、引きずっていくんだよね。それをすばらしいことと思うか。悲しいことと思うか。

2010-09-02 05:07:45
むるぅ @mayushiki

@tsumugu_h 「なぜ」ですか…。私が大言壮語してしまうときは⇒負けたくない現実に対しての挑戦状であり、未来に描く理想像であることが多いです。また、他者に対しての優越感を得ることができてしまう場合があるからです。続く。

2010-09-02 03:54:07
むるぅ @mayushiki

@tsumugu_h 対して、自虐するときは⇒大言壮語してしまった自分を見つめ、可能性があまり見出だせなかったときに、現実と衝突し心的に不安定になり、“やっぱり無理なのかなぁ…”と絶望してしまう場合です。続く。

2010-09-02 03:54:47
むるぅ @mayushiki

@tsumugu_h 30年35年と人生を経てきた方々はそのインターバルが極端に短くなりそのような傾向になったのでは?続く。

2010-09-02 03:55:19
むるぅ @mayushiki

@tsumugu_h 40以降は人生や自らの能力・希望・可能性に見切りをつけてしまい、自負と自虐が繰り返される前に決断をだしてしまうんじゃないですかね。…憶測ですが

2010-09-02 03:56:05
橋本紡 @tsumugu_h

@mayushiki 人ははいた言葉に縛られる。それが自虐だとか、自尊だとか、相手は忖度してくれない。なぜならビジネスだから。小説でさえもね。冷たいと文句は言うまい。なぜなら現実が等しく冷たい以上、小説の世界だけが暖かいわけがないのだから。

2010-09-02 05:19:13
野良猫 @nora0946

@tsumugu_h 先程は間違ってしまってすみませんでした。部数の会話の例をみさせて頂いてなんだか優劣をつける事で自分を保つという処世術の様なものなのかなと感じました。最近では、優劣を付ける事が自分のアイデンティティーを確立する一要素として大きなウエイトを占いる気がします。

2010-09-02 03:55:52
橋本紡 @tsumugu_h

@nora0946 部数というのは、読者の数なんです。書いている以上、読まれたい。届けたい。僕たち書き手にとって、部数とは、営業の数字競争とは違う。どれだけの読者がいて、読まれているか。届いているか。・・・僕たちは決してきれいな人間ではないけれど、案外と純粋なところもあります。

2010-09-02 05:31:56
なぎさん/nagisan @not_nagisan

@tsumugu_h あまり一般化するのも微妙なんですが、結局の所「お手本」になる存在を見いだせないんですよね、自分たちの世代。親、先生、先輩、上司…どこかしら尊敬できなくて、で、自分しかないモデルの貧弱さに焦りを覚えたり共同体依存で凌いだりしてる。

2010-09-02 04:05:26
なぎさん/nagisan @not_nagisan

@tsumugu_h 下の世代がその辺をクリアしてるのは、携帯やネットなどの新しい繋がりでなんとか凌いでるんですが、自分らの世代はごく一部を除きそういう助け船が無かった感がありますね。で、年取って硬直化したメンタリティが余計に焦りを生む、と。とにかく根源的に「貧弱」に敏感すぎる。

2010-09-02 04:09:27
橋本紡 @tsumugu_h

@not_nagisan 助け舟がなかったというのはわかりますね。社会構造の変化の中、いきなり荒海に投げ出された。楽しいことではないですね。

2010-09-02 05:35:29
@80_angel

@tsumugu_h 幼少期に過保護に育てられたので大袈裟に喋りながらも、社会によってプライドを折られた経験から、急に弱気になっるのかもしれません。次に続く。

2010-09-02 03:43:07
@80_angel

@tsumugu_h また、バブル崩壊を一番に目の当たりにしている世代ですので、上の世代、または、社会に対して不信感を抱いているのではないでしょうか??その観点から考えると、ちょっとした人間不信になり、社会に適合できずコミュニケーションが取れず、心が弱くなってるのかも。次に続く

2010-09-02 03:50:33
@80_angel

@tsumugu_h Cool=ワルという考えがあるのかもしれません。最近でもちょいワルが流行ったんですから。ワルがCoolとなったのは映画の影響かと思われます。例えば「ビーバップハイスクール」など。

2010-09-02 04:09:46
橋本紡 @tsumugu_h

@80_angel 考えは近いでしょう。構造としては、そうなのだと思う。ただ、当事者たちはそこまで考えておらず、自己を客観視してない。なのに客観視できているつもりでいる。まあ、これは世代にかかわらず、誰しもがそうなのですが。

2010-09-02 05:40:41
心梅 @kokoroba

@tsumugu_h 作家とか詩人なんてのはね 概ね泣き虫なんですよ 風に木の葉がひとつ揺れただけで 嬉しいとか悲しいとか感じていないと生きていけない 僕たちサラリーマンはね逆なんです そんなことで泣いたり笑ったりしたら生きていけない 鈍化させないといけないんです 自分を

2010-09-02 04:10:24
心梅 @kokoroba

@tsumugu_h 先ほどの発言は 60代のサラリーマンの言葉です その子供世代の我々30前後の人間は 鈍化せざるを得ない自分を否定できないながらも 個性だとか感性だとかに固執して いくつものジレンマを抱くのではないでしょうか

2010-09-02 04:12:17
心梅 @kokoroba

@tsumugu_h  特別でありたいんです 誰かより勝っていたいし 10年後の自分は凄い奴だと信じたいんです  でも 20代の頃よりも自分という人間と世の中とかが解ってしまっている分 自分が特別にはなれないっていうことも 身に染みちゃっているのではないのかなぁ

2010-09-02 04:14:03
橋本紡 @tsumugu_h

@kokoroba ならば、なぜ、大言壮語するのだろう。自分が信じてない、偉大なる自分を、大げさに語るのだろう。そしてなぜ、それをかっこいいと思えるのだろう。・・・僕はみっともないだけだと思う。

2010-09-02 05:45:05
依澄 司 @LAGNAFIA

@tsumugu_h はい。大人になるのが怖い、先のことを考えられない。そんな子供な私も、嫌でも大人になる日が近づいていて…。でも、そうなってもきっとまた、それこそ子供の時のように、光を探すんだと思います。

2010-09-02 04:18:38
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